駐車場10:30−10:32登山口−10:51標識_1200m−11:15ﾆｺﾆｺ岩11:27−11:39パークセンター−11:42山頂＝パークセンター11:46−12:10倉敷保養センターせとうち＝12:38駐車場
今日は新年初登山 王子ヶ岳(おうじがたけ234m)を訪ねる登山支度をする 太陽光線がまばゆいほど しかし、気温は3℃ ウインドウブレーカを脱ぐと寒さを感じる 暑くなったら脱ごうと着たまま出発 港の景観はなかなかいい 三角おにぎりの形をした大槌島をアクセントに穏やかな瀬戸内の景観が広がる 進行方向にはこれから登る王子ケ岳が青空を背景に出迎えてくれる 瀬戸内の景観を見ながら国道を少し戻る 三叉路の角が王子ヶ岳登山口になっている 案内図を見てイノシシ対策のフェンスを開閉して抜ける
丸太の階段を登って行く いつもの場所に実をつけているコマツナギを確認 近くにネジキがあるのを見つける、丸太の階段を登って行く 振り返ると瀬戸内海を見渡す事が出来る 高度を稼いでくると渋川海水浴場が見えてくる サルトリイバラが実をつけていた ヒサカキは花芽をつけていた 前回書いた登山記録と同じだ
丸太の階段の登りが終わると傾斜がゆるくなり ぐっと歩きやすくなる 瀬戸内海のおいたち１と書いた案内板と休憩舎1200m 渋川海岸700mの標識がある 休憩舎のすぐ先に王子ケ岳山頂があるので全工程約2Kmとなる
案内板の説明文は以前にも書いたが 今回もコピペしておこう
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王子が岳からは、おむすび形をした美しい大槌島を中心に、その奥に四国本土の五色台やお皿を伏せた形をした屋島、さらに西の方には瀬戸大橋がかかる塩飽諸島の島々が見えます。 では、現在のような瀬戸内海の美しい風景は、いったいどのようにしてできたのでしょうか。
説明板から６分ほど歩いたところにそのつづきがある
今から数万年前の氷河期のころは、海面が現在より100m以上もひくかったため森林におおわれた湖の点在する陸地でした。 また、そのころの日本列島は大陸と陸続きであったため、大陸からの大形の動物が瀬戸内海一帯の原野にも生息していたといわれています。ナウマンゾウなどの化石が漁師の網にかかり、海底から引きあげられることがあります。
今度は王子が岳の岩石の説明がニコニコ岩の手前にある
この地域の岩石は花崗岩といい、瀬戸内海地方の代表的岩石です。この花崗岩が長い年月の間に、風や雨などの作用により風化されこのような大小の岩が重なりあった姿になりました。 また、花崗岩には、長石、石英という白い母岩が多く含まれているので、風化し、海に堆積すると、渋川海岸のような白く美しい砂浜となるのです。
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潅木に囲まれたルート ３，４回アップダウンを繰り返す ソヨゴやメラノキシロンアカシアの花芽を見つける 瀬戸内海の生い立ち２の案内板を過ぎて間もなく、前方にニコニコ岩がちらっと見える ズームで撮る ニコニコ岩の横顔だ
サザンカが咲いていた 陽射しを受けうれしそうだった 王子が岳の岩石の説明板を過ぎルートを行くと １分もかからずにニコニコ岩の裏に出る
裏手のルートを行き岩の上に出ると、瀬戸内海の景観が突然開ける この変化はわかっていてもわくわくする 足元にも大きな岩があり、海を背景に映える 今日は瀬戸大橋も良く見える しかし、風が強い カメラの三脚を低いままにして記念写真を撮る
ルートを行く 4,5分で展望台に出る ここも景観を楽しめるスポット ニコニコ岩を見下ろす事が出来る サルトリイバラが赤い実を沢山つけていた
展望台からパークセンターへ向かう 自動車が１台駐車、ここまで入れるようだ パークセンター脇のパラグライダーの練習場はどなたもいない すぐに、山頂へ向かう ここに来るとトンビが飛んでいた様子を思い出す 今日はみつけられない 風が強いのだろうか山頂には休憩小屋がありその左手に三角点がある 右手には王子ヶ岳のゆわれと言われている”八人の王子のはなし”が掲載されている また 海の方を見ると児島の海岸線と瀬戸大橋を見る事が出来る
山頂から野外広場の方を経由して下山口へ向かう ルートにはサザンカが沢山植えられている 下山口はパークセンターから展望所に向かうルート脇にブリキ缶の灰皿があり その近くに 行者道登山道 ONWCニコニコ歩会 と書いた白いボードが木の枝に取り付けられており 少しはわかりやすくなった ここから下山する、幅は狭いがしっかりしたルートがついている 王子ヶ岳の岩峰の裏側を降りるルート 振り返ると岩峰を見上げる事が出来る
ルートに大きな岩が現れる そこから振り返った景観はなかなかなもの 今日も写真を何枚かとりパノラマ合成する 壁画のある岩や修験場がある これらを見て降りてゆく ミツバツツジが幾つか花を咲かせていた、またヒサカキが花芽を膨らませていた 御嶽山行者窟と書いた石柱の所を抜ける ヘクソカズラやサルトリイバラの実を見つけて 倉敷保養センター ホールサムインせとうちの脇に出る
国道430に沿って約2kmの海岸線ウオークを楽しみながら駐車場へ向かう ノイバラ オオバヤシャブシの実 メラノキシロアカシヤの花芽 シャリンバイの実 海岸線沿いの砂浜でタカサゴユリの実を見つける 時折背中を押される感じの風が吹いてきた 向かい風でなくて良かった
昼を過ぎているのに、車載温度はまだ4℃だった
青空が広がりまさに快晴 車載温度計を見ると0℃ 放射冷却によるのだろう良く冷えている 正面から太陽の陽射しを受けながら倉敷川沿いを走る 国道2号と立体交差し、次の三叉路を県道21へ向かう 粒江トンネルを潜り水島インター西に出る そこから２車線の道路を走り 稗田（ひえだ）の交差点を左折し県道276を行き、国道430に出る 国道を左折し渋川方面に向かう 国民宿舎王子ヶ岳を過ぎ 渋川港駐車場に駐車させて戴く 車載温度計は3℃