経山 鬼城山 



標高 経山373m 鬼城山397m    難易度 ☆
登り 55分(鉄塔ルート経山) 44+34分(鬼城山縦走周遊) 下山68分 全工程201分  岡山県
倉敷からの距離    16Km        登頂日 2018/03/27   ガイドブック  F写真 動画

砂川公園9:18−9:42鉄塔#353入口−9:44鉄塔#352入口−10:04鉄塔#352−10:10鉄塔#351_10:12−10:13経山山頂−10:23分岐−10:26自動車道−10:35鬼の釜−10:47鬼城山ビジターセンター−10:55角楼−10:57鬼城山山頂−11:07北門−11:16分岐−11:31鬼城山ビジターセンター−11:44経山登山道入口−11:48分岐−12:01鉄塔#350−12:14分岐−12:22自動車道−12:39砂川公園

登山
 今日は経山(きょうやま373m)・鬼城山(きのじょうさん397m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 砂川公園に入り水路に沿って歩く ミツバツツジが咲いていた時が思い出される まだ少し早いようだ ウグイスの鳴き声が聞こえる
 
 園地から自動車道に出る サクラが咲いている 若葉も見える ヤマザクラだろうか? サクラを検索すると多くの種類があり区別がつかない 鬼ノ城駐車場まで3000mと書いた標識がある 道路を登って行く 花に出会う事無く赤坂池に出る 池の対角線に鉄塔が見られる あそこへ向かうのだ
 
 オオバヤシャブシ ヒサカキ ヌルデ ソヨゴと見て 鬼ノ城駐車場まで2000m標識を過ぎる ヒサカキは花を咲かせていた ヤブツバキが咲いているのを見てすぐに鉄塔#353巡視ルート入口に出る 今日はここを過ぎて1,2分登った位置、左手にに鉄塔#352巡視ルートがあり そこを登る ルート入口に2台車が駐車していた 備中南森林組合と書いたシールが貼られていた ルート整備をされているのだろうか? このルートは総社ふるさと自然のみち案内図には記載が無い ルート入口右手に十五番石仏があり左には鉄塔#352へのルート表示がある しっかりしたルートである
 
 コシダ シダが多いルートを登って行く ヒサカキ ネズを見つけて登って行くと 右手に白い花 タムシバが花を咲かせていた 今日の登山はタムシバに期待していた 2015年は今日と同じ3/27に訪ねたがまだだった 2016年は4/5 見事であった 2017年は4/14花は不作で時期も少し遅かった 今年は3月に入り気温が上昇 桜の開花も早まっている事から 今日、鬼城山のタムシバに期待して出かけた タムシバを見るのは経山に出てからと思っていたが 予想外の場所で見事に咲いているタムシバに出会え 実に嬉しい 青空を背景にカメラに収める
 
 タムシバを見て1,2分登ったところにヤブツバキの木がある いつもここでヤブツバキの花に出会えるので記憶に残っている 今年は花は見られなかった 蕾が膨らんでいるのを確認する事が出来た ミツバツツジもまだ咲いているのは見られなかった ルートにリュックや工具が置いてある ルートの奥の方からチェーンソーの音が聞こえてくる ルート整備では無さそうだ 何をされているのだろう?

 足場が滑りやすところがあるが、登りきって 鉄塔#352に出る ここからは山を右手にして巻いて行く 前方に#351鉄塔が見える ルートにミツバツツジが数輪 地に這うような形で花を咲かせていた ミツバツツジにはこれからしばしば出会うと思うが 今年は ♪はじめまして♪
 
 鉄塔#351に出る 山肌に白いものが見える タムシバだ ここは経山の展望スポット 倉敷市街地を一望できる しかし春霞で遠望はきかない
 
 景観を一望し、三角点のある山頂標識を経由して鬼城山へ向かう 経山の山頂では眺望が得られない 経山城跡の案内標識を見てルートを降りて行く この辺りはタムシバが多い 周辺をキョロキョロ探しながら行く 早速樹間に見つける あそこにも こちらにもと見つける事が出来る アングルを変えてカメラに収めながら降りて行く 今度はルート脇に顔を見せてくれる ルート脇とは言え枝先までは距離がある ズームで狙う まだ蕾も見られる 咲いて間がないのだろう 真っ白な花弁は実にいい 希望に溢れているように感ずる 青空へ飛びたたんとしているようだ
 
 タムシバを楽しみながらルートを降りる 分岐を右へ折れる 左へ行くと砂川公園に降りられる 帰路はそのルートを降りる その前に鬼城山でもタムシバを楽しみたい 分岐を数分降りると自動車道に出る 暫くは自動車道を行き 野辺の花を楽しむ 昨年より3週間程早い為だろうアセビ オオイヌノフグリ セイヨウタンポポ タネツケバナ スギナ ホトケノザ ムスカリに出会えたが カキドオシやクサノオウなどには出会えなかった おや! 大きな木に花を沢山つけている サクラでは無さそう アンズのようだ 花序が短く 丸い花びらから判断した  
 
 鬼の釜のところで自動車道を斜め横断し遊歩道に入る オオイヌノフグリやウシハコベは確認出来たがまだ花は少ない カキドオシの葉はいくつも顔を出しているが花はまだだった ため池の脇を抜け ビジターセンターの裏手に出る タムシバが一輪咲いていた 日陰になる為かこれからのようだ
 
 鬼城山に向けて遊歩道を登って行く 遊歩道沿いにもタムシバの木があり沢山蕾を膨らませていた 咲いているものも幾つか見られた これからだ 角楼の手前にナガバモミジイチゴがありこれも幾つか咲き出したところ 気を付けて見ないと気づかない 西門を右に見て角楼に行く ここから岩屋方面の山肌や、鬼城山山肌にタムシバを伺う事が出来る 山肌に白い固まりを確認する事が出来た ズームで撮りタムシバと確認出来た 2016年の写真と比べると 実僧坊山方面の山肌は白いものが少なく少し早かったようだ
 
 角楼のところにオオバヤシャブシの大きな木があり 芋虫のような花を沢山つけていた
 
 山頂広場に出る 桜はまだ 西門と、その先に先ほど訪ねた経山を一瞥し北門へ向かう 遊歩道から外れて岩屋方面の山並みを展望出来るルートを行く 山並みにタムシバの白いかたまりを見つける事が出来た また ルートにもタムシバの木があり花を楽しむ事が出来た
 
 北門から降りて行く このルートもタムシバを楽しめる 足元に注意して降りながら、キョロキョロと花を探す 枝先に咲いているのでアングルを狙うのが難しい 青空が背景になるよにアングルを選ぶと良い 
 
 北門を下山して分岐をビジターセンターに向け渓流沿いのルートを行く 緩やかな登り ここのタムシバはまだだった 矢張り日陰になっている所は遅い ルートは北の吉備路と書いた木道に出る 湿原として整備している いつも咲いているショウジョウバカマもまだだった
 
 ビジターセンターからは自動車道を降りる オドリコソウ カラスノエンドウが咲いていた 経山登山口から再度登山ルートへ入り 分岐を経山に向かわず直進する このルートもタムシバを楽しめる 経山の山肌に咲いているのを見たり ルートにも顔を見せてくれる ミツバツツジが咲いているのにも出会えた 鉄塔#350のところでヒメヤシャブシ ネジキを見つける 鉄塔を過ぎたところでもタムシバが咲いていた 砂川公園に向かう途中 ユキヤナギが渓流沿いに咲いていた 車載温度は21℃まで上昇



アプローチ
 青空の下倉敷を出発する 車載温度11℃ このところ気温があがり桜の開花情報が聞こえる 吉備路を走る 春霞で経山や鬼城山の山容は伺えない 180号を横断した辺りから経山が見えてくる 県道271へ進む JRの踏み切りを抜け 道なりに右にカーブ 次の交差点で砂川公園の案内を確認して左折 そのまま山に向かって走って行くと砂川公園に出る 一番奥の第7駐車場に駐車させて頂く すでに1台駐車 車載温度は12℃