岩屋駐車場9:32−9:45岩屋寺−9:46鬼の差上岩−9:52分岐−10:04分岐−10:07鬼の酒盛り岩分岐−10:12鬼の酒盛り岩−10:16実僧坊山−10:28分岐−10:30重田池分岐−10:32堰堤10:40−10:56標識−11:23タムシバの森11:25−11:31鉄塔#30−11:39せせらぎの十字路−11:52岩屋大桜−12:09岩屋駐車場
今日は実僧坊山(じっそうぼうざん461m)を経由して重田池(じゅうたいけ)タムシバの森を訪ねる登山支度をして出発する いつものように案内板の左手へ向かい トイレ裏の舗装道路を登って行く セイヨウタンポポ ハナニガナが顔を見せる 舗装道路はすぐに途切れる 民家の脇の畦道を行き、スモモがあおい実をつけているのを見つける スモモの木である事を知っていたので、近づいて見つける事が出来た ヤマフジ ナルコユリが花を咲かせているのを見て岩屋寺手前の第1番地蔵のところに出る
正面に石垣と石段があり 緑に覆われた雰囲気がある 曇り空であるのが残念だ 石段を登ると岩屋を説明した案内があり 平安時代山上仏教の中心地として栄えたという学説があったり 温羅退治の伝説の地と記されている 観音堂と表記された建屋があるが相当朽ちている鬼の差し上げ岩に向かう 足元にタケノコが顔を出しているのを見て 雰囲気のある石段を登る 登った正面に岩屋寺があり、寺の境内の右手方向に鬼の差し上げ岩がある 2015年に訪ねた時にあった危険防止のロープは撤去され、岩に近づく事も可能な状態だった
今度は鬼の昼寝岩の案内標識に従ってルートを行く 数分で鬼の昼寝岩の分岐に出るが、岩には寄らず、分岐を直進し重田池方面へ向かう 緑が深く空気が美味しい 小鳥の鳴き声に混じってカエルの鳴き声が聞こえてくる コツクバネウツギが一輪咲いていた このルートにはコツクバネウツギが多くあちらこちらで咲いていた 花の形はツクバネウツギと似ているががく片や葉に相違があるようである 今度はコガクウツギが顔を見せる 装飾花が目立つ 分岐を鬼の酒盛り岩へ向けて進む コツクバネウツギの花芽を幾つも見つける ヤマツツジも顔を見せる
鬼の酒盛り岩に出る 岩の周りにヤマツツジ ヤマハゼが咲いてた 鬼の酒盛り岩を抜けて実僧坊山へ向かう 緩やかな登りを数分行くと三角点のある実僧坊山山頂に出る 国土地理院の地図では登龍山と表記されているが、地元の案内板には実僧坊山と記載されている 眺望は得られない 三角点の周りにヤマツツジ コツクバネウツギが咲いていた
山頂を後に重田池を目指す 遊歩道を利用せずとも行ける事が分ったので 今日も以前見つけたルートを追う 所々にテープナビがあるので目印になる 藪で遮られる事無くルートに自由度があるので時にはルートを失うこともあるが テープナビを見つけ安心する やがて重田池が樹間に見えてきて 遊歩道に飛び出す ルートを行くとすぐに池畔の分岐がある 途中ニガイチゴの花を見つける
分岐を右にとり 池を左に見ながらルートを行き 堰堤に出る 堰堤には湖畔のツツジの小径 と書いた案内板が設置されており コバノミツバツツジ シロバナウンゼンツツジ ベニドウダン ヤマツツジ ゲンカイツツジが絵入りで説明されていた 堰堤に出て 池の景観を楽しみ 池を背景にして記念写真をとる 堰堤でハナニガナ ヤマツツジを見つけたが花は少なかった
池の畔を戻り 分岐をタムシバの森へ向かう 今度は池を右手に見ながら行く 池の畔に接する所があり、池の眺望を楽しめる、好きなルートである ヤブツバキが咲いていた 白い小さな花 案内板にあったシロバナウンゼンツツジらしい もう勢いが無い 佐伯天神山で出会ったシロバナコバノミツバツツジとは違うようだ
短い木の橋を過ぎると湖畔から離れ 池を囲む山の中のルートを行く 視界がきかず似たようなアップダウンのルート 花や実を探しながら進む ゼンマイ コガクウツギ オオバヤシャブシ* ヒメヤシャブシ* ヤマツツジ コツクバネウツギ ミヤマガマズミ* サルトリイバラ*を見つけ タムシバの森 と書いた案内板のあるところに出る
ベンチがあって 少し池の方へ進むと見晴らしが得られる場所がある そこに出て景観を見る タムシバのシーズンは白い花が山肌に咲いているのを伺う事が出来たが 今は新緑のシーズン 視界も山肌の木々で狭まれている感じがする 陽射しが得られれば新緑は映えただろうとイメージする ここでもコツクバネウツギの出迎えを受けた
案内板のところに戻り せせらぎの十字路へ向かう やや下り気味 テンポ良く降りて行く せせらぎの十字路を示す標識に従い90度右に折れてルートを行き鉄塔#30を潜る 鉄塔を過ぎてすぐにタカノツメの花を見つける タカノツメはウコギ科の植物 食用にするナス科のとうがらし属とは違う ウコギ科と言うとキヅタやトチバニンジンと同じ仲間とわかる 花の形が似ている
鉄塔を過ぎてルートを行く タムシバのシーズンにはタムシバを楽しめたと思い出しながらルートを行く 突然切り開けたところに出る 樹木を切り倒して広場を構築したようだ 何か出来るのだろうか? この様子ではタムシバの木も大分切られたのだろう そこから丸太の階段が続き せせらぎの十字路に出るせせらぎの十字路を渡り岩屋の大桜へ向かう 緩やかな登りが続く 分岐があるが直進し岩屋の大桜を目指す 6月に訪ねた時にシライトソウに出会った事を思い出したがそれらしいものはわからなかった
岩屋の大桜のところに出る 桜の木の手前にシロバナヤマフジが白い花を咲かせていた 大桜に寄ろうか迷っていたが予想していない花に出会えた またスモモが実をつけているのも見つける事が出来た大桜を後に駐車場へ向かう 民家があり野辺の花が顔を見せる ヒメウズ ヘビイチゴ ウマノアシガタ ウシハコベ クサイチゴ キツネノボタン ジシバリ ハナニガナ オニタビラコ カタバミ オニノゲシ アメリカフウロ イヌガラシ ギシギシ カキドオシ とわずかの距離に幾種類もの花と出会った カマツカも花を咲かせていた
今日の天気予報は曇り 降水確率は0−10% 雨雲の動きをネットで見ると山陰 四国方面は雨雲の到来があるが岡山県南部は大丈夫のようだ 車載温度は18℃ 曇り空の中吉備路429を走る 180号を横断し県道271に進む JRの踏み切りを通り 道なりに右にカーブ 次の交差点の砂川公園の案内を確認して左折 そのまま山に向かって走って行き、砂川公園を抜けた三叉路で車を停められる ミキササー車が降りてくるので待機して欲しいとの事 10分ほど待たされる しかし、先行車について走って行けば良く 対向車を心配せず安心だった 鬼ノ城駐車場を右に見て道なりに進み、岩屋駐車場に 前を走っていた車は岩屋の方だろうか駐車場を過ぎて走ってゆかれた 車載温度16℃