神ノ上山から竜王山周遊コース



神ノ上山 標高 370m   竜王山 標高 223m
難易度 ☆☆     登り72分 縦走46分(涸沢峰) 下り38分(涸沢峰から)   岡山県
倉敷からの距離   58Km        登頂日 2019/02/02  ガイドブック   F  写真 動画

由加神社7:35−7:45和気中学−7:49柵−7:51柵−7:59広場−8:20写真8:31−8:37鷲の巣岩分岐−分岐A−8:50分岐B−8:52分岐C−8:58神ノ上山山頂9:00−分岐C−9:05分岐B−9:24奥の峰−9:25靴ひも9:27−9:32ジャンダルム−9:48涸沢峰−10:04竜王山−10:23柵−10:26由加神社

登山
 今日は神ノ上山(こうのうえやま370m)から竜王山(りゅうおうやま223m)を周遊するコースを訪ねる

 登山支度をする -3℃は流石冷たい ウインドウブレーカは着たままリュックを背負う 由加神社の境内を出て県道96を横断し、金剛川に沿って歩く 吉井川にかかっていた川霧はこちらでは観測出来ない 吉井川は南北に金剛川東西に流れているので空気の流れや温度が違うのかも知れない 左手に安養寺が見えてくる 県道を横断し、安養寺に沿った小道へ入る 左手安養寺の背景に竜王山が見える 次のかどを右に折れる そして小道を山の方向に向けてルートを進む 道脇の草花は霜のようなものに覆われ花として確認出来ない 和気中学校が見えてくる グラウンドでは朝練をしている生徒の掛け声が聞こえてくる 和気中日本一のための三ケ条 と書いた大きな垂れ幕 響かせろ!我らの歌声日本一 を確認する
 
 道路脇にナンテン*(*は実を意味する)ロウバイを見つけ、中学校を回り込むようにして、裏手の道を進む 左手に民家があり、その庭に 登山口と書いた標識があるのに気付いた これまで何回もここを訪ねていたが気付かなかった 庭の景観に同化して違和感を感じさせなかった為ではないかと思う 舗装道路から土の道となり、左にカーブし山へ向かう  ルートを行くとすぐにフェンスがあり開閉して抜けて行く お墓の中のルートを行き、再度、フェンスがあり、こちらも同様にして抜けて行く 樹林の中の幅広のルート 倒木が目立つ、またルートも荒れている感じがする 花や実は見つけられないまま分岐に出る 直進気味に右へ進むと鷲の巣岩に行くようだ 私は左へ折れる
 
 山の学校の校門らしいものがあり そこを抜けると案内板がある 登山ルートの案内が記載されている その中のAコースのルートを計画している 案内板を過ぎてすぐにヤブツバキの大きな木がある まだ蕾だった ここから道幅は狭くなる
 
 登山道を入ってすぐに分岐らしきものが出来ている 斜面はかなり荒れている 7月豪雨の為かもしれない くさり場 練習場と書いた小さな案内板が取り付けてあった そちらは遠慮してルートを行く ヒサカキが花芽をつけていた
 
 ルートは左にカーブして七曲と書いたところに出る ここから登りがきつくなる ジグザグにルートを登って行く コシダ自生群落地と書いた標識もあり ルート脇にコシダが多い コシダの多いルートを抜けると 花崗岩の岩肌の尾根となり 左手には竜王山をはじめこれから縦走する尾根が 右手には鷲ノ巣岩が見えてくる 気温もあがってきたこともあり汗がにじむ リュックを降ろし ウインドウブレーカを脱ぐ その機会に記念写真を撮る 鷲ノ巣岩を背景に入れたつもりだが、三脚からのアングルでは上手く撮れなかった
 
 尾根を登って行く 右手に鷲ノ巣岩をチラチラ伺う事が出来る さらに登って行くと、鷲ノ巣岩への分岐がある 展望所と書いた案内板が設置されている そちらには寄らず、ルートをそのまま登って行く コシダのルートから樹林の中のルートとなり勾配は緩やかになる
 
 樹林の中のルートを行く 椿谷と書いた場所がある ヤブツバキが群生している場所だ 咲いている花をやっと見つける ルートに幾つか分岐がある 分岐点には標識が設置されている 分岐を神ノ上山にとり進んで行く 平坦なルートで登っている感じがしないものの最後は緩やかに登り山頂に出る ヒメヤシャブシ* ヒサカキが出迎えてくれた
 
 山頂からは県北の景観が広がる 薄雲で県北の山並みは判別出来ない 良く見ると雪山がチラット見えた また、南側は金剛川と薄っすらと靄がかかる山並みを展望する事が出来た
 
 景観を一瞥して縦走路へ向かう 登ってきたルートを縦走路への分岐まで戻り ルートを行く 緩やかな下りが続き足は軽い ルートには幾つか分岐がある 縦走路と書いてあるのはそれに従う 三叉路のような所は左へ向かった 何回か訪ねているので、大体頭に入っているものの 正しいルートか心配になる事もある 温泉に降りる分岐もあるがそちらへは降りず左へ向かう ヤブツバキ サルトリイバラ*を見つける 何のサナギだろうか?枝にぶるさがっていた 調べてみたがわからなかった
 
 ジャンダルムに出る ここから涸沢峰にかけてのルートが良い ルート脇に白骨樹を楽しめる ネズ* サルトリイバラ* ソヨゴ*が顔を見せる ルートは降りてから登り返す 結構急勾配 振り返ると降りてきたルートを追う事が出来る 急傾斜なので足場を踏ん張って 振り返って見る 何度か振り返りながら登り 涸沢峰に出る
 
 涸沢峰からジャンダルムの方角を眺めると尾根ルートを概観できる 反対側のルート先に穂高山があり尾根左方向に竜王山・小竜王山のピークを伺う事が出来る 景観を楽しみ 竜王山へ向かう
 
 竜王山は涸沢峰の南に見える二つのピークの一つ 峰からの降り口は傾斜がきついので足を滑らさないよう注意しながら降りる 身体の弾力性が損なわれてきたのだろうか、これまでそう気にならなかった斜面も足元が気になるようになってきた 尾根の谷に相当する場所からピークを見ると また違った感じがする 登り返しも結構急 登り返して 振り返って見る 涸沢峰から穂高山に繋がる尾根の景観、更に縦走してきたルートも伺う事が出来る ちょっと高いピークは神ノ上山だろう
 
 ルートを行くと小竜王山の分岐があるがそちらには行かず 竜王山へ 竜王山には三角点と祠がある

 竜王山からそのまま下山する 花崗岩の山肌の尾根を降りて行く 左手には登ってきたルートや鷲ノ巣岩・和気中学校など伺う事が出来る 花崗岩のルートからコシダのルートとなりフェンスに出る フェンスを開閉して出ると舗装道路に 案内標識に従い由加神社へ向かう
 
 車載温度は6℃だった


アプローチ
夜明け前に倉敷を出発する車載温度-1℃ マイナスの記号表示があるのに最初気付かず、信号待ちで再度見て確認した 2号線に乗り岡山へ向かう 土曜日であることもあり流れは順調 岡山バイパスを抜ける その辺りから空の色が認められるようになる 太陽が顔を出すにに従って変化する微妙な色合いを楽しみながら車を走らす 吉井川を渡り、熊山を左手に見ながら国道を行く JR伊部駅を右に見て、次の伊部東の交差点を左折して374へ入る 和気インターチェンジを過ぎると和気の市街地に 吉井川に沿って川霧が発生していた 金剛川を渡りすぐに左折して県道96へ進む 374の下を潜って金剛川沿いを走る 左手に由加神社が見えてくる 神社境内に駐車させて戴く 車載温度-3℃