駐車場6:59−7:05からまつ園地ミズバショウ−7:15かえで園地−7:20おたからこう湿原−7:28もみじ滝_1200m7:30−7:46分岐_700m−7:51分岐_480m−8:08千軒平8:16−8:33もみじ平−8:46県境分岐_480m−9:06園地=9:12熊押し滝=9:18園地−9:26かえで園地−9:34まゆみ園地−管理棟−9:43駐車場
今日は森林公園を訪ねる いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)を訪ねる登山支度をする 今日は日中20℃を越えるとの予報 ウインドウブレーカはリュックに入れて出発する 駐車場のナナカマドの木の下に白い花の固まり ミヤマカタバミがまだお休み中かと思って取り敢えずカメラに収める 帰宅してみると キクザキイチゲの集団だった わかっていれば 山から降りてきた時にもう一度確認したのに
駐車場の周辺にまだ雪が残っている 雪の季節に訪ねた事が思い出される ここに雪が残っていると、山にはまだあるかも知れない 園地に入ろうとすると閉園中 園内は残雪が多く大変危険なので安全確認が出来るまで入らないで下さい とある 折角訪ねてきたのだし、雪の時の経験もある 雪の装備は持ってきていないので、状況によれば引き返して来ようと判断させて頂き ルートを行く
管理棟を右に見てからまつ園地へ向かう 園地とルートの境界部分は水路となっていてミズバショウが顔を見せる 生育環境を次第と拡大しているようだ フキノトウも顔を見せてくれた ミズバショウがまとまって咲いているところに出る 木道が設置されているがテープを巡らして進入を禁止している 仕方がないズームでカメラに収める
木道のすぐそばにリュウキンカが顔を見せてくれるところがある リュウキンカは数が少なかったが幾つか花を咲かせ ミズバショウも咲いていたので 近くからも花を楽しむ事が出来た
ミズバショウと並んで楽しみなのがザゼンソウ まだ時期が早いのかなかなか見つからない やっといぼた園地で見つける まだ小さい ザゼンソウはミズバショウより生育環境を問わないのかあちらこちらで見る事が出来るのだが 今日はまだ早かったようだ その後、まゆみ園地に出るまで出会えなかった
ルート沿いの花もまだ タニウツギ*(*は実を意味する)やウツギ*を確認し かえで園地を過ぎる かえで園地にはほたぎだろうか1m少々の長さに切った木が幾つも積み重ねてビニールシートをかけて置かれていた 椎茸栽培でもしているのだろうか?
かえで園地を後にオタカラコウ湿原へ向かう 日陰部分に残雪を認められるがルート周辺には見られない 樹林は落葉樹林帯であり陽射しが射し込む 小鳥の鳴き声も嬉しそうだ オタカラコウ湿原に出る 雪は無いものの青さもまだだ 湿原の周りにタムシバの木があり 白い花を沢山咲かせていた これは良い 森林公園にはタムシバが多い 楽しみだ
おたからこう湿原を後に もみじ滝へ向かう 花は見られない 雪解け水だろうか渓流の流れは多い もみじ滝を示す分岐を少し左に折れて滝をカメラに収める
滝を後に登山道に入って行く ここから山道となり傾斜もついてくる ジグザグに登って行く タムシバを期待していたが見られなかった イワナシが顔を見せてくれるスポットがある 立ち止まって探す 葉はいくつも確認出来るが花はなかなか見つからない やっと開きかかった花を見つける 出会えて嬉しい イワナシを見て少し行くと尾根分岐に出る
森林公園を取り巻く山々の縦走路となっている いつものように分岐を右にとり千軒平へ向かう 尾根縦走路はブナ樹林が多く ブナ特有の樹皮を楽しむ事が出来る 下って登り返すと分岐がありここも左にとり千軒平へ向かう 雪の事に触れなかったがここまでルート上に雪は無く 危ないと思うようなところは無かった ここにきて初めてルートに雪が ほんの数メートル コルの平な部分に残っており じゃりじゃりと踏んで行く 水たまりがあるよなもので何ら支障なく抜けて行く その後山頂まで雪は無かった
千軒平に出る 冠雪した大山を見る事が出来たが櫃ケ山で見る事が出来た鮮明さは無い 春霞がかかったような景観 反対側の泉山などの山並みの方が逆光という事もあろうが くっきりとしたシルエットのような山容を見る事が出来た 山頂周辺にはまだ花は見られない 記念写真を撮り縦走路へ向かう
下山もいつものコース もみじ平 県境分岐から中央園地に降りる 尾根も雪は無く気持ち良く足を伸ばし 尾根歩きを楽しむ ブナの樹林 根曲がり竹に囲まれたルートの景観などを楽しむ 花や実は見つからなかった
県境分岐から中央園地に降りる イワウチワが咲くスポットがある ルートを下りながらスポットに眼をやる キラキラと輝いているものが見える イワウチワの花ではないかと頭の中で勝手に映像をつくる そして その場所につく あれ? 花は? どうやらイワウチワの葉の反射光のようで花は見つからない だが幾つか花芽を見つける 少し早かったようだ
イワウチワのスポットを過ぎると 今度はタムシバが期待される 花が咲いていないか 足元に留意して降りつつ樹上が気になる 咲いていました 青空を背景に幾つもの花を見る事が出来た 咲いてまだ間が無さそうだ 蕾が多いいし 真っ白の花ばかりだ 勿論落花も無い 結構高い木の枝先に咲いている ズームで狙う 手が届くようなところで咲いているのとは違い フレーミングが上手く出来ない 適当にパチパチと撮る 青空と真っ白な花 実にいい
タムシバを後にルートを降り 熊押し滝を訪ねる 日陰に雪が残っていたが支障無く滝を楽しむ
ルートを戻り 中央園地に向かう サンインシロカネソウが顔を見せるところがあるが、まだだった コチャルメルソウ ボタンネコノメソウが顔を見せてくれた また キクザキイチゲがぽつぽつと顔を見せてくれた かえで園地に出て登りのルートと合流する 朝閉じていたキクザキイチゲは花を広げて歓迎してくれた
いぼた園地のところからまゆみ園地に向かう 渓流に沿ったルートを行く お! ここで雪 まだルートに残っていた 足跡もありしっかりしている 数メートル雪の上を歩く ザゼンソウが顔を出していないかキョロキョロしながら行くもののなかなか見つからないまま まゆみ園地に出る
まゆみ園地は平らなひろっぱ バイケイソウがあちらこちらで頭を出している ザゼンソウを探すがなかなか見つからない やっと見つけてカメラに収める キクザキイチゲもところどころに顔を見せてくれた キンキエンゴサクもまだ見られなかった
まゆみ園地を一巡して駐車場に戻る 管理棟はまだだ利用出来る状況では無かった 駐車場には随分車が増えていた 車載温度は15℃だった
追記:森林公園の開園日を調べると、翌日だった
東の空が薄っすらと明るくなってきた頃倉敷を出発 倉敷の温度は10℃ 429吉備路を行く 周辺が明るくなってきて山際がはっきりと見える
県道271を経由して再度429に乗り足守 加茂川と走って行く 加茂川道の駅の温度4℃を確認し小森温泉 旭川ダムと抜けて行く 旭川沿いの桜はもう散っていた 旭町をとおり、休み乢トンネルと抜ける 休み乢トンネルを下り 最初の信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で右折し181を行き院庄へ 院庄で左折し179を北上する 雲井山トンネル出口6℃ 奥津役場前6℃を確認 甘木トンネルを出てすぐに森林公園の案内標識に従って左折する あとは標識に従い駐車場に 車載温度は3℃ 駐車している車は無かった