三ヶ上  

三ヶ上



標高 1062m    難易度 ☆☆    登り64分(登山口から) 下り35分(登山口まで)  岡山県
倉敷からの距離   106Km        登頂日 2019/06/24  ガイドブック  F写真 動画

駐車位置=6:59登山口_2.2Km−7:27_1Km−7:41_0.5Km−7:48ロープ−8:03山頂8:09−8:20_0.5Km−8:28_1Km−8:44登山口_2.2Km=駐車位置

登山
 今日は三ヶ上(さんかじょう1062m)を訪ねる 

 登山支度をする ツルアジサイが三ケ上の案内板のすぐ近くの木にからみ花を咲かせていた 案内板の記載は下記

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 三ヶ上(さんかじょう)標高1,062m
 上齋原と下齋原の堺に位置する三ヶ上は地域のシンボルの山で良く知られている。
 山頂には、役行者(えんのぎょうしゃ)坐像と不動明王(ふどうみょうおう)立像の
 2体の石仏がある。役行者坐像は(天正元年1573年)不動明王立像は(天正4年1576年)
 に造立されたもので安土桃山時代から三ヶ上は山岳信仰の対象であったとされる。
 登山道は毎年草刈りがされており整備は万全で歩きやすい。
 頂上は岩峰で上齋原集落が一望でき、中国山地の山並みや大山まで望むことができる。
 四季を通して楽しめる。
  上齋原地区地域づくり協議会
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 幅広の草芝のルートを登って行く スイカズラが特徴のある花を咲かせ あちらこちらに顔を見せる 白い花が咲いている近づいてみるとドクダミだった 草芝のルートが終え 樹林帯のルートに入って行く 入口付近にヤマアジサイ コガクウツギが顔を見せる ヤマアジサイはこれから咲こうというところ コガクウツギは花は終わり 装飾花がまだ残っていた
 
 樹林帯に入る 水場を示す標識がルート脇にあった どなたか分かり易い位置に置いてくれたのだろう ルートは左にカーブする 木々が茂っており外の景観は伺えない 木漏れ陽が射し込んできた 雨の心配は無さそうだ もう一度大きく左に折れるようにカーブする 足元にエゴノキの白い花が落ちているので周辺を見ると エゴノキの花が幾つか残っているのを確認出来た その後も何か所かエゴノキの落花があったが 見上げても花が咲いているところはわからなかった
 
 樹林帯を抜けるとまた草芝のルートになる その変わり目が丁度山頂から1km地点 見慣れた朽ちた標識がルート脇にあるのを見つけ、登山時刻を記録する為 カメラに収める タニウツギ*(*は実を示す)はもう実になっていた ウツギも見つけたが花から実へとの移行タイミングでくたびれた花は気の毒でカメラに収めるのは見送った ソヨゴ*も見つけた 丁度目の高さに実を認める事が出来判別出来た 葉と同じような色なので判別しにくい
 
 再度樹林帯に入る 夏に登った時、セミがうるさいほど鳴いていた事を思い出した 今までより傾斜がきつくなる 足を滑らさないよう留意しながら登って行く そう長い登りではない すぐに傾斜は緩くなる ルート右手にエゴノキの落花が地面に一杯 そして少し登ると500m地点に出る
 
 500m地点から、少し下って登り返す ブナ樹林帯の中のルート ブナ樹林を楽しめる 山を左にして巻くようにしてルートを行く ギンリョウソウが一輪淋しそうに咲いていた そして、ロープが設置しているところに出る このルート唯一のロープ設置場所
 
 ロープのところを登って行く ロープを使わなくても登ってゆける 木の根や枝を掴み身体を引き上げる 段差があるところがあり、足腰のバネでは対応出来なくなってきた
 
 ロープを過ぎると 緩やかな樹林の中のルート ルートは整備され、伸びた笹は切り払われていた ルートに霧がかかり雰囲気を醸し出してくれる 樹林帯を抜け草原の中のルートとなるもガスで視界はあまり得られない ヤマツツジ ツゲ アカモノなどが顔を見せてくれる 草原の斜面にところどころオレンジ色の固まりが見られる 次第に山頂ピークが見えるようになり そして山頂に出る
 
 今日も前回同様ガスの山頂 三ケ上の三角点ピークすら見えない 石像のところを先に進み、ガスの岩峰を背景に記念写真を撮る 足元にヤマツツジ ミツバツチグリが花を咲かせていた

 あれ? ポタリと顔にかかる 雨のようだ すぐに下山する 下山は登ってきたルートを戻る 樹林の中では葉に落ちる雨音が聞こえていたが 樹林に守られ降りて行けた 足場の良いところではとんとんとんと下りのテンポを楽しむ 幅広の草芝ルートを降り車のところに 雨はあがったようだ 車載温度は18℃だった


アプローチ
 今日も5時前に倉敷を出発 車載温度20℃ 雲が出ており青空が伺えなかった 429吉備路 県道271と走って行くと北の方角の空が明るくなってきて、時折陽射しが得られるようになってきた 足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川道の駅のところで車載温度14℃を確認 そのまま小森温泉 旭川ダム 旭町 休み乢トンネルと抜ける 山並みがくっきりと見える 山頂付近にはガスがかかっている 県道159を経由して久米に 久米で181に乗り院庄へ 院庄で179へ左折し北上する 泉山の山頂付近はガスで覆われているものの青空が広がり、心配していた天候もまずは一安心 雲井山トンネル出口温度16℃ 少し走った奥津役場前17℃を確認 大釣りトンネルを抜けたところでフロントガラスに雨滴 あれ!? 雨が降るとは 霧雨の状態だったのでそのまま車を走らす ワイパーを動かす状態にもなったが次第に止んできた トンネルを3つ抜け、最初の点滅信号機の所を右折する 墓地を左に見て、吉井川を渡る 三ヶ上の案内に従い林道を登って行く 対向車もなく無事登山口に 三ケ上と書いた案内板の近くに駐車させて頂く 車載温度15℃