渋川海水浴場駐車場7:16=渋川港駐車場7:24−7:27登山口−7:47標識_1200m−8:08ニコニコ岩8:13−8:25パークセンター−8:28山頂8:30−8:36下山口−8:58倉敷保養センターせとうち=9:20駐車場=9:26渋川海水浴場駐車場
今日は娘を誘って、王子ヶ岳(おうじがたけ234m)を訪ねる登山支度をして出発する 渋川観光駐車場を利用せざるを得なかった事かっら 渋川海水浴場の砂浜を見てから いつも利用している渋川港駐車場を経て登山口へ向かう こんなに賑わいを見せたのは初めてだ コロナ緊急事態解除の影響だろうか? この時期はいつも混雑するのだろうか? 三角おにぎりの形をした大槌島が光の中に輝いている 瀬戸大橋も良く見える
三叉路の角に設置されていた案内図が王子ケ岳 ハイキングマップと新しいものに変更されていた その右手のフェンスを開けてルートに入って行く 丸太の階段を登って行く ヤマツツジ サルトリイバラ*(*は実を示す) シャシャンボ* ヒサカキ*などを見つけながら登って行く ミツバツツジのような花を見つけたが葉が違うようだ どんぐりの実も見つけたが名称は判別出来なかった 時々振り返り瀬戸内海の景観を楽しむ
丸太の階段の登りが終わると傾斜がゆるくなり ぐっと歩きやすくなる 瀬戸内海のおいたち1と書いた案内板*1)と休憩舎1200m 渋川海岸700mの標識がある 説明板から6分ほど歩いたところにそのつづき 瀬戸内海のおいたち2と書いた案内板*2)がある その案内板から3分程歩いた地点で左前方に留意するとニコニコ岩が見える ズームで捉える アップダウンを行くと、王子が岳の岩石 と書いた案内板*3)がある そこから1分もかからずにニコニコ岩の裏に出る
ニコニコ岩の裏道を抜け 岩場に出る 眼前に瀬戸内海の景観が広がる 瀬戸大橋や四国の屋島などを伺う事が出来る 360度の景観が得られる 瀬戸内海を背景に記念写真を撮る
ニコニコ岩を後にルートを行く ルートの途中にベンチが設置されているところがある そこからは瀬戸内海の景観やこれから訪ねようとしている岩峰を側面から伺う事が出来る また 振り返るとニコニコ岩も見える 更に行くと展望所など展望の得られる場所が随所にある ヤマハギが咲いていた
景観を一望し、パークセンターへ向かう 大きな岩の間を抜けて行く 右手方向に野外広場の三角屋根を伺う事ができた ルートを行くと遊歩道に出る このすぐ左手に行者道下山口がある まずは、パークセンターへ向かう
パークセンターのテラスに沿って左方向へ進み 本四架橋連絡橋(児島・坂出ルート)と題した 橋の名前や島の名前を書いた説明板のところに行き 瀬戸大橋を展望する そして更にそのまま進むとパラグライダーの離陸地点に出る
パラグライダー練習場にはどなたもおられなかった 草芝の斜面を山頂に向け登る ブタナが黄色い花を咲かせていた 山頂には休憩小屋や三角点がある また登ってきた草芝の斜面の先に瀬戸内海と児島の街並みを伺う事が出来る 王子ケ岳と書いた大きな案内板*4)に 八人の王子のはなし と 役の行者と王子権現のはなし が日本語と英語で記載されていた
山頂を後に下山する 野外広場に向けて降りる 下山口にツユクサが咲いていた 遊歩道ではクサギ* コナラ* サルトリイバラ* ヌルデ*を見つけ パークセンターへ向かう 先ほど記載した行者道下山口に出る標識に従いルートを降りて行く 狭いながらもしっかりしたルート ジグザグに降りて行く 何か祭ってあるところを過ぎ 前方に瀬戸内海が見えるところで振り返ると岩峰を見上げる事が出来る 時々振り返り変化を楽しむ ルートに大きな岩が現れ、壁画のある岩や修験場がある これらを見て降りてゆく ランニング姿で走りながら降りて来られる方がおられた ここを走るの?と感心する 前方に瀬戸内海の景観を見ながら降りて行く なかなか気持ちが良い 途中ヤマツツジ ヤマハギ ヌルデ*を見つける 御嶽山行者窟と書いた石柱の所を抜け 倉敷保養センター ホールサムインせとうちの脇に出る
あとは国道430に沿って約2kmの海岸線を行き駐車場へ向かう キョウチクトウ イタドリ コマツヨイグサ アベリア ヤマハギなどに出会えた 海岸線にはいたるところに釣り人を見つける事が出来た 渋川海水浴場の砂浜ではボール遊びを楽しんでいる人々を伺う事が出来た 車載温度は25℃ 駐車料金300円だった
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*1)瀬戸内海のおいたち1王子が岳からは、おむすび形をした美しい大槌島を中心に、その奥に四国本土の五色台やお皿を伏せた形をした屋島、さらに西の方には瀬戸大橋がかかる塩飽諸島の島々が見えます。 では、現在のような瀬戸内海の美しい風景は、いったいどのようにしてできたのでしょうか。 環境庁・岡山県
*2)瀬戸内海のおいたち2今から数万年前の氷河期のころは、海面が現在より100m以上もひくかったため森林におおわれた湖の点在する陸地でした。 また、そのころの日本列島は大陸と陸続きであったため、大陸からの大形の動物が瀬戸内海一帯の原野にも生息していたといわれています。ナウマンゾウなどの化石が漁師の網にかかり、海底から引きあげられることがあります。 環境庁・岡山県
*3)王子が岳の岩石
この地域の岩石は花崗岩といい、瀬戸内海地方の代表的岩石です。この花崗岩が長い年月の間に、風や雨などの作用により風化されこのような大小の岩が重なりあった姿になりました。 また、花崗岩には、長石、石英という白い母岩が多く含まれているので、風化し、海に堆積すると、渋川海岸のような白く美しい砂浜となるのです。 環境省・岡山県
*4)王子ケ岳 山頂の案内板
八人の王子のはなし
むかし、ここに王子がいました。王子は百済姫の子どもであるともいわれています。紫坂の王子、坂手の王子、筈割の王子、峰の王子、日の王子、錫投げ王子、谷の王子、瓶割王子の八人です。それでここを王子ケ岳とよぶようになったのです。
役(えん)の行者と王子権現のはなし
むかし、紀州(今の和歌山県)に役の行者という大変な霊力をもった山伏がいて、熊野権現のお社で大ぜいの山伏と修業していました。
あるとき山伏たちは舟にのって瀬戸の海にやってきて、ここに王子権現のお社をたて、役の行者をおまつりして、いっしょうけんめい修業に励んだということです。
朝食を済ませ、倉敷を出発、車載温度17℃ 正面から射し込む太陽がまぶしい 倉敷川沿いを走り 国道2号と立体交差し、次の三叉路を県道21へ直進する 粒江トンネルを潜り水島インター西に出る そこから2車線の道路を走り 稗田(ひえだ)の交差点を左折し県道276を行き、国道430に出る 国道を左折し渋川方面に向かう 海岸沿いには車が多く駐車している 釣りを楽しんでいるらしい 渋川港駐車場もすでに満車 仕方がない 渋川海水浴場駐車場を利用する 有料駐車場(1時間100円)に変わっていた ネットで調べると今年の4月からだった 車載温度は20℃