由加神社7:06−7:17和気中学−7:21柵7:22−7:24柵−7:32広場−8:02鷲の巣岩分岐−8:08椿谷−8:09分岐A−8:20神ノ上山山頂8:27−8:31分岐C−8:33分岐B(縦走路へ)−奥の峰−8:59ジャンダルム−9:16涸沢峰−9:30竜王山−9:48柵−9:52由加神社
今日は神ノ上山(こうのうえやま370m)から竜王山(りゅうおうやま223m)を周遊するコースを訪ねる登山支度をして出発する 由加神社の境内を出て県道96を横断し、金剛川に沿って歩く ヌルデ*(*は実を意味する)を見つける 左手に安養寺が見えてくる 県道を横断し、安養寺に沿った小道へ入る 左手前方、安養寺の背景に竜王山が見える 次のかどを右に折れる そして小道を山の方向に向けてルートを進む 道脇にはホトケノザ スズナ イヌタデ ノゲシ ナンテン* イヌホウズキが顔を見せてくれる 和気中学校が見えてくる 和気中日本一のための三ケ条 と書いた大きな垂れ幕 響かせろ!我らの歌声日本一 を確認する
中学校を回り込むようにして、裏手の道を進む カキ*が見事に稔っていた ヘクソカズラ* ナンテン*も顔を見せてくれた 左手の民家に登山口と書いた標識を確認しルートを行く 舗装道路から土の道となり、左にカーブし山へ向かう ルートを行くとすぐにフェンスがあり開閉して抜けて行く お墓の中のルートを行く 前方に鷲の巣岩が見える 再度、フェンスがあり、こちらも同様にして抜けて行く フェンスを抜けてすぐに赤い実 カマツカ*のようだ 樹林の中の幅広のルート お彼岸から11/15日まで入山禁止(松茸山の為)との事で登山者はほとんどいなかったのだろう 落ち葉がルート全面を埋めている 分岐に出る 直進気味に右へ進むと鷲の巣岩に行くようだが、左へ折れる
山の学校の校門らしいものがあり そこを抜けると案内板があるが仰向けに倒れていた(2019/2/2に訪ねた時は立っていた) 案内板を過ぎると道幅は狭くなる
登山道を行く ヒサカキ*を見つけながらルートを行く 七曲と書いたところを登って行く ここから登りがきつくなる ジグザグにルートを登って行く コシダ自生群落地と書いた標識もあり ルート脇にコシダが多い コシダの多いルートを抜けると 花崗岩の岩肌の尾根となり 左手には竜王山をはじめこれから縦走する尾根が 右手には鷲ノ巣岩が見えてくる 振り返ると薄霧がかかった山並みを伺う事が出来る 朝の陽射しをうけ、全体がぼやーとした感じ こうした景観も面白い
尾根を登って行く 右手に鷲ノ巣岩をチラチラ伺う事が出来る さらに登って行くと、鷲ノ巣岩への分岐がある 白岩様(鷲ケ峰)展望所と書いた案内板が設置されている そちらには寄らず、ルートをそのまま登って行く ネズ* ソヨゴ*を見つけ、樹林の中のルートに入って行く 勾配は緩やかになり足が軽くなる
前回訪ねた時にこれまでと違った神の上山への登山ルートに迷い込んでしまった どこで間違えたのか定かでなかったので、今回はそのルートをしっかり見届けたい ルートを行くと椿谷と書いた場所がある ヤブツバキが群生している場所だ そこを過ぎると分岐があり ロープが設置されている ここを左に進のがいつものルートだが うっかっりすると分岐に気づかず右に入って行きそうだ ここに違いないと判断し右手方向へルートを行く 右へ折れてゆくルートがあったが山に登ってゆくルートを追って行く ルートにはテープナビがあったり ところどころロープが設置されている 見覚えのある岩のところに出る 階段状にステップを選び登ってゆける そこを過ぎたら鯉のぼりが見えてきて 神ノ上山の山頂に出た このルートを行けば登山ルートは一筆書きになる
神ノ上山山頂に鯉のぼりが、結構長い竹棒の先に一匹ひらめいていた 山頂から南北の景観を得る事が出来る 青空が広がっているものの山際はぼんやりした景観で県北の山並みは確認出来なかった 南側は霧で太陽の光が散乱し、こちらもぼんやりした景観 でもなんとなく雰囲気がある 山頂広場にはヤブツバキが花芽を膨らませ ソヨゴ* ヒメヤシャブシ*を見つける事が出来た ここで記念写真を撮る
山頂を後に縦走路へ向かう いつも登っているルートを降りる 最初の分岐を左へ行き 縦走路を示すT字路で右に折れ、下って行く 緩やかな下りが続き足は軽い ヤブツバキが咲いているのを見つける ソヨゴ* サルトリイバラ* ヒサカキ*などを見つけながらルートを行く 心配していた下りでの右脚の違和感 少しは感じるものの強まる事はなく 歩いてゆける この調子なら大丈夫そうだ ルートには幾つか分岐がある 縦走路と書いてあるのはそれに従う 三叉路のような所は左へ向かった 奥の峰274mと書いた小さな標識があり、そのすぐ先に木に小さな鯉のぼりをくくりつけた分岐がある 右は温泉と書いてあるのでそちらへは降りず左へ下って行く そして登り返すとジャンダルムに出る
ジャンダルムから少し降りたところから涸沢峰ならびに竜王山・小竜王山を俯瞰出来る なかなかの景観である また、縦走路も白骨樹があったりして楽しめる 赤い実を沢山実らせたソヨゴ*に出会う ネズ*もいくつか見つかる ルートは降りてから登り返す 登りは結構急勾配である そして涸沢峰に出る
涸沢峰からジャンダルムの方角を眺めると尾根ルートを概観できる 反対側のルート先に穂高山があり尾根左方向に竜王山・小竜王山のピークを伺う事が出来る 景観を楽しみ 竜王山へ向かう
足元に留意しながら下って行く そして登り返す 登り返しも結構急 登り返して 振り返ると、涸沢峰から穂高山に繋がる尾根の景観、更に縦走してきたルートを伺う事が出来る 右奥のちょっと高いピークは神ノ上山だろう
ルートを行くと小竜王山の分岐があるがそちらには行かず、竜王山へ 竜王山には三角点と祠がある竜王山からそのまま下山する 花崗岩の山肌の尾根を降りて行く 左手には登ってきたルートや鷲ノ巣岩・和気中学校など伺う事が出来る 花崗岩のルートからコシダのルートとなりフェンスに出る フェンスを開閉して出ると舗装道路に 案内標識に従い由加神社へ向かう イヌトウバナ ホトケノザが咲いていた 油加神社のカイノキがいい色に紅葉し陽射しを受け輝いていた
私の車に並ぶように一台駐車していた 倉敷ナンバーであった 車載温度は13℃だった
ここでちょっと面白いデータを紹介しよう 山登りを続けているとは言え、脚力が随分落ち 登りも下りも時間がかかるようになってきた このルートを歩くのは今回で12回目となる 時期も11月から3月と似たような気温環境と言えよう そこで過去のデータから所要時間をリストアップしてみた それは下記のとおり
登り 縦走下山(単位 分)
20020303 55 32
20080211 58 35
20090116 51 34
20101229 56 34 30
20140122 68 48 34
20150210 66 39 30
20160321 75 34 34
20170226 74 44 35
20180313 75 42 32
20190202 72 48 38
20200317 74 47 37
20211120 73 49 36
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度7℃ 2号線を岡山へ向かう 流れはスムーズ 岡山バイパスに入った辺りで空が明るくなってきた ラジオの天気予報によると霧が発生している由 ぼんやりした景観だなと思っていたが薄い霧が出ている為のようだ バイパスを順調に抜ける 吉井川を渡り、熊山を左手に見ながら国道を行く JR伊部駅を右に見て、次の伊部東の交差点を左折して374へ入る 和気インターチェンジを過ぎると和気の市街地に 金剛川を渡りすぐに左折して県道96へ進む 374の下を潜って金剛川沿いを走る 左手に由加神社が見えてくる 神社境内に駐車させて戴く 車載温度4℃