福山  

福山



標高 302m    難易度 ☆     登り31分  猿田神社等周遊43分 下山17分     岡山県
倉敷からの距離   8Km        登頂日 2022/03/25   ガイドブック F写真 動画

駐駐車場(下横道南)6:55−7:01分岐(直登コース)−7:15交差(上の横道)−7:26福山山頂−7:32猿田彦神社−7:34分岐−7:42分岐幸福山の道ー7:45八畳岩7:50−8:04妙見展望台−8:12分岐(西郡コース)−8:14福山山頂ー8:19交差(上の横道)−8:25分岐(直登コース)−8:31駐車場

登山
 今日は福山(ふくやま 標高302m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 駐車場の出口(登山口へ向かう方)に幸福の小径と書いた遊歩道マップと福山を歩こうと書いた案内地図が設置されている その近くにユキヤナギが白い花を咲かせていた
 
 県道を横断して下の横道南コースを行く 横断した路端にタネツケバナが小さい花をつけていた 平坦なルートを数分行くと東屋ならびに福山山頂へと書いた分岐がある そのまま直進する 右手に峠古墳群と書いた標識があり、すぐに直登コースの分岐に出る 歴史広場から登ってくるルートを数歩過ぎて直登コースへ入る 丸太の階段が続いている
 
 最初はなだらかな登り 次第に斜度がきつくなる ペースを整えながら登って行く 数歩登っては足を揃える 足を揃えるタイミングでスピードを整える 調子の良い時は5,6歩続くがそれを続けると息があがるので下げ調整する 後方から規則正しい足音が聞こえてくる 私のように足を揃える事なくコツコツと同じ調子だ すぐに追いつかれ、あっと言う間に抜かれた 上の横道コースと交差する 交差する位置に850の表示 あと380段程だ それから少し登ると1000段 少し先に大きな岩があり目印になる

 山頂に出る 登山記録を見ると今回の所要時間は25分 前回記録26分と似たようなものだ 東屋にある温度計を確かめる 6℃を示していた 景観はぼんやり 後程妙見展望所でお会いした方から黄砂の影響だと伺った 黄砂の微粒を核に水が吸着したものだろうか 山頂広場にはサザンカ ヤブツバキが咲いている ヤブツバキの木が数本見られ その足元にポトリと落ちた花が囲んでいる
 
 南側の斜面に向かい 猿田彦神社へ向かう 斜面を少し下がったところのベンチには今日は誰も居られなかった 集う曜日が違っているのだろう 割と急な下り、慎重に降りて行く 境内にも急な石段 ここも慎重に降りて行く 神社にお参りして 狛犬ならぬ狛猿を確認して神社を後にする
 
 今度は八畳岩を目指す 先月登った時撮った写真に大岩の上に何か構築物があるのがわかった これまで3回同じルートを降りてきているが、気付いていない 他にアプローチが無いか 違った角度から確認したいと考え 妙見展望台以外からのアプローチを探った そこで分岐をそのまま直進する 案内図に西郡コースとあり主要ルートの一つ 分岐の近くに三十三番の石仏があり、次々と続いている 石の鳥居まである 
 
 八畳岩へ向かうアプローチが無いか注意しながら降りて行くものの、それらしいルートは見つけられず幸福山の道の出口を過ぎて少し下りた位置の左手奥に八畳岩広場ならびに休憩舎が見えるのでそこから入って行く 広場には一番から六番の石仏がある 一番は八畳岩に浮彫されている 今日はここで記念写真を撮る
 
 麦茶で喉を潤し 八畳岩の広場から登り返す これまで3回ここを降りてきたので岩の並び等、大分頭に入った 八畳岩の大岩の側面を左に見ながら登って行くと 八畳岩の上の平らな面が見えてくる 先日この上で記念写真を撮った そこから右に折れると前面に岩が重なりあったトンネルが見える これまでと随分違った感じに見える 近づいて上を見ると落ちてきそうな岩も見られる トンネルを抜けたところにヒサカキが咲き出迎えてくれた そして右に折れ ロープを使って登る 短い距離ではあるが使わないと登れない急な斜面である ここまでくると 目標としていた大きな岩が重なっているのが見えてくる
 
 この岩の上だ ルートを登ってゆく チラリと何かがあるのが見えてきた どうやら前回写真を撮った位置のようだ ルートは左に巻くようにしている 岩の上が見えるか気にしながら登って行くと 石で出来た三重の塔が設置されていた なんだ これまで歩いてきたルートから見えていたのだ 何故か不思議な感じがする 足元に注意しながら降りていた為だろう でもその前に何故気づかなかったのだろう 少し登ってから振り返り写真に収める なるほど丁度樹木の枝が構築物を遮っており ぱっと見では気づくのが困難だった
 
 そしてそのまま急なルートを登る コウヤボウキの綿毛を見つけて妙見展望台に出る そこに男性の方が休んでおられ きつかったでしょうと声をかけて戴く 景観がぼんやりしているのは黄砂の影響と伺う 挨拶をしてすぐに先へ進む
 
 折角登り返したのだから福山山頂に戻り 直登ルートを降りてみよう ソヨゴが実を残しているのを確認しルートを行くとすぐに分岐がある 今まで気付かなかった 逆向きに歩くとこうした戸惑いがある 木の枝に23と書いた板が設置されている いい機会だどこに出るか追ってみよう 途中分岐があったが山頂を目指していると思われるルートを選んで登って行く 突然幅広のルートに出る 出たところに竹で作ったベンチがあり 出口の木の枝に19と書いた板があった どうやら西郡コースのようだ
 
 少し行くと福山山頂広場に出た 東屋ならびに山頂広場にはどなたもおられなかった 直登コースを降りる とんとんとテンポ良く降りて行く 今日は途中すれ違って登って来られる方と出会わず降りた 登山記録を見ると11分要していた そして下の横道を行き駐車場へ 県道に出る直前にヤツデ*(*は実を意味する)に出会った 子供の頃遊んだ空気鉄砲が思い出された 駐車場は相変わらず多い 車載温度は8℃だった
 


アプローチ
 朝食を終え倉敷を出発 日の出時刻は6時頃と早くなり随分と明るくなってきた 車載温度6℃ 429に向けて走る 浜ノ茶屋北の交差点で429にのりすぐ次の交差点で県道469へ左折する 前方に見えてくる山が福山 安養寺を示す案内表示を見送り ピークを超える 左手に駐車場があるのでそこに入る 平日にもかかわらず、多くの車が駐車していた 車載温度5℃