駐車位置=7:43登山口_2.2Km−7:59_1.4Km−8:14_1Km−8:16_0.9Km−8:29_0.5Km−8:35_0.4Km=ロープ−8:52山頂9:05−9:18_0.5Km−9:25_1Km−9:41登山口_2.2Km=駐車位置
今日は三ヶ上(さんかじょう1062m)を訪ねる登山支度をする すぐ近くにナガバノモミジイチゴが顔を見せる 三ヶ上(さんかじょう)標高1,062mと書いた案内板*1)を見るとクロモジが顔を見せる 幸先良い出迎えを喜び、草芝のルートを登って行く 記録を見ると三ケ上登山は今日で29回目になるが4月に訪ねるのは初めて 山頂付近のイワカガミはまだとは思うがどうだろうか
ルート脇にはタニウツギ*(*は実を意味する)が特徴のある実を残したまま新しい芽を出している 樹林帯にかかる所にキブシ クロモジ ヤマザクラが顔を見せる クロモジは陽射しを受け輝いている 足元にはキンシベボタンネコノメソウ コチャルメルソウが顔を見せてくれる 横を見たり 上を見たり そして下を見たり忙しい
樹林帯に入って行く 小鳥の鳴き声が止むことなしに聞こえてくる 小鳥達もこの季節を喜んでいるようだ おや! 山頂まで1.4kmと書いた標識が設置されている 振り返って見ると登山口まで0.5kmと記載がある その後0.5km間隔で新しい標識が設置されていた 水場を示す標識のところに出る 相変わらずルート脇にある そこでルートは左にカーブする 足元にはネコノメソウが幾つも固まって顔を見せてくれた そして樹林の中のルートを登って行く もう一度大きく左にカーブする ここではオオカメノキが白い花を咲かせていた
樹林帯を抜けるとまた草芝のルートになる その変わり目が丁度山頂から1km地点 見慣れた朽ちた標識がルート脇にある 少し先に行ったところに山頂まで0.9kmの標識がある 何故わざわざ違った場所に標識を設置したのだろう? 何か不自然なものを感じる 個人的には旧標識が無くなると記録の整理に不便を感じる
再度樹林帯に入る 今までより傾斜がきつくなる 足場を選び登って行く ユキザサが花芽をつけているのを見つける 傾斜が緩くなり息を整える事が出来る そして500m地点に出る ここの標識も朽ちて地面に置かれている
500m地点から、少し下って登り返す ブナ樹林帯の中のルート ブナ樹林を楽しめる 山を左に巻くようにしてルートを行く そして、ロープが設置されているところに近づく ロープにかかる直前に山頂まで0.4kmの新しい標識が設置されていた 標識を見てロープのところを登る ロープを使わなくても登ってゆけるが、ロープを使えば楽に身体を引き上げる事が出来る
ロープを過ぎると 緩やかな樹林の中のルート 足元にタムシバの白い花弁が落ちているのを見つける まだ白さを保っている 周辺を見回してみたがタムシバの花を見つけられなかった 樹林帯を抜けると草原の中のルートとなりルート幅は狭くなる ショウジョウバカマがぽつぽつとが顔を見せてくれる イワカガミの葉があちらこちらに認められるが花芽はまだのようだ ツルシキミが固まって花を咲かせていた
山頂に向けて草原の中のルートを登って行く ここにもショウジョウバカマが顔を見せる イワカガミの葉も多く認められ やがて山頂標識(三ケ上役行者石像と書いた標柱)が見えてきて 山頂に出る そこには役行者座像がある山頂周辺はイワカガミを楽しめるスポット あちらこちら探す まだ早かったのだろうなと諦め 改めて周辺の景観を楽しむ
青空が広がり山頂からは360度の展望を楽しむ事が出来た また 斜面に幾つも大きな岩があり斜面に見える岩の景観も良い 展望スポットの位置を変えて いろいろな角度から山頂付近の景観を楽しむ またすぐ近くに三角点ピークがある 三角点ピークの方角に少し降りて不動明王立像を見て 周辺の岩を背景に記念写真を撮る 写真を撮って山頂ピークに戻っている時にイワカガミの花芽を見つける 小さな事ではあるが見つける事が出来て嬉しい
麦茶で喉を潤し下山する 下山は登ってきたルートを戻る 足場の良いところでは下りのテンポを楽しむ 5名の男性グループとすれ違い挨拶を交わす 登山口にはそのグループの車と思われる車が一台 なんと倉敷ナンバーだった 車載温度は16℃を示していた
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*1)三ヶ上(さんかじょう)標高1,062m
上齋原と下齋原の堺に位置する三ヶ上は地域のシンボルの山で良く知られている。
山頂には、役行者(えんのぎょうしゃ)坐像と不動明王(ふどうみょうおう)立像の
2体の石仏がある。役行者坐像は(天正元年1573年)不動明王立像は(天正4年1576年)
に造立されたもので安土桃山時代から三ヶ上は山岳信仰の対象であったとされる。
登山道は毎年草刈りがされており整備は万全で歩きやすい。
頂上は岩峰で上齋原集落が一望でき、中国山地の山並みや大山まで望むことができる。
四季を通して楽しめる。
上齋原地区地域づくり協議会
明るくなりだした頃倉敷を出発 車載温度15℃ 429吉備路 県道271と走って行き 足守の手前で再度429に乗る 足守 吉備中央町 加茂川と走る 昨日の雨の影響かガスが出てぼんやりとした景観 小森温泉 旭川ダム 旭町と抜けてゆく 旭川ダムは今日も水位を上げ水没している木々が伺える 休み乢トンネルを抜ける ここを抜けるのは久しぶりだ 前方に広がる景観を楽しみながら坂を下り 最初の信号で左折 県道159を経由して久米に 久米で181に乗り院庄へ 院庄で179へ左折し北上する 雲井山トンネル出口温度12℃ 少し走った奥津役場前12℃を確認 奥津道の駅を左に見て走り抜け トンネルを3つ抜けた最初の点滅信号機の所を右折する 墓地を左に見て、吉井川を渡る 三ヶ上の案内に従い林道を登って行く 対向車もなく無事登山口に 三ケ上の大きな案内板*1)が設置されている広場に駐車 車載温度11℃