雨乞山



標高 889m    難易度 ☆    登り88分(Eコース) 下り41分(Eコース) その他32分  岡山県
倉敷からの距離   96Km        登頂日 2022/05/07   ガイドブック  F写真 動画

駐車場所7:31−7:48登山口−7:58尾根取付き−8:30反射板ピーク(おおうね頂上702m)8:32−8:50展望台(かみがしら山頂789m)8:51−9:19山頂9:27−9:39展望台−9:48反射板−10:03尾根終点−10:08登山口−10:23駐車場所

登山 
 今日は雨乞山(あまごいせん 標高889m)を訪ねる  

 登山支度をする 雨は降っているのかもう止んだのか判断しにくい状況 大丈夫だろうと判断し出発する 国道を横断し雨乞山登山道入口と書いた標識のある林道を登って行く 林道脇の花や実を探しながら登る 林道は往復する予定 道の両側の花を探すのは大変 行きは左手に集中して登り 帰路は反対側としよう カキドオシ ツルカノコソウ マムシグサ ミツバツチグリ タニウツギの花芽 ヒメオドリコソウ セントウソウ ムラサキケマン ウマノアシガタと幾つもの花を見つける ツルカノコソウは結構多かった 林道左手に雨乞山と書いた標識のところに出る 標識のすぐ下に登山道と書いた標識がある ここが登山道入り口だ その少し先に駐車スペースがあるので車で近くまで来る事も出来る
 
 登山道に入って行く 薄暗い樹林の中のルートを登る 杉の小枝が積りいいクッションになっている 林道と違って花は見つけられない 黙々と登って行く 今度は桧の木に沿ったルート 2004年に風倒木があり植林されたもの 下枝の整備をされたのか前回(2020/8/25)訪ねたときよりすっきりしているように感じる 雨乞山山頂はこちらです という標識に従い右にカーブする 植樹された桧のルートが続く そうしてまた雨乞山 雨乞山山頂はこちらですと書いた標識がありそこから尾根ルートとなる 

 尾根を行く ルート左手は風倒木で全滅になり、植林された斜面 今はルート脇の木が茂り 昔の斜面の様子を伺う事は出来ない ジグザグにルートを追って行く 尾根にかかった所から道幅は狭くなる ツルシキミの花芽 オトコヨウゾメ コバノガマズミ ハコベが顔を見せてくれた 時折陽射しも伺えるようになり雨の心配は無さそうだ
 
 頂上まで1kmと書いた小さな木の札のところに出る 近づいて見ないと判読が出来ないようになってきている 樹林の中のルートを行く かなり傾斜がきついが耐えながら登って行く 久々に汗がポタリと落ちた 樹林を抜けると芝草のルート そして反射板が見えてくる 反射板への登りも結構きつい 帰路に芝草のルートでオニタビラコが咲いているのを見つけた
 
 反射板のあるピークから櫃ケ山などの山々が伺える が 斜面の樹木が成長し展望は思うに任せない 展望台ピークで楽しむ事にしよう 麦茶で早めに水分補給し先へ進む

 反射板を左手に見て進むと前面にヤマフジ なかなか見事だ Zoomで撮る その先にも咲いており こちらは近づいてマクロで撮る事が出来た 桧の樹林の中へ降りてゆく ルートは尾根に沿ったいる 桧の下枝が整備されている為だろうか 風の通り道になっているようだ 平坦なルートでもありほんのひと時ではあるが何とも言えぬ心地よさを味わう 桧の樹林を抜けると灌木樹林のルート ここにもきつい登りがある それを超えると展望台ピークが見えてくる 展望台ピークに近づくと傾斜は更にきつくなり 足元に留意しながら登る そして展望台ピークに出る

 展望台ピークはこの山で一番展望を楽しめる場所 雨乞山山頂は勿論 霰ケ山 大空山 三坂山や櫃ケ山などを一望に出来る 雨乞山展望台と書いた大きな標識の周辺の樹木が伐採されている 前回登った時の写真を比較して気づいた これなら大山も伺えるだろう 今日は雲が出ていて判別できなかった
 
 ルートを90度左に折れるようにして山頂へ向かう カシワが特徴のある花を咲かせている 足元にキランソウが顔を見せてくれた ここでもヤマフジが咲いていた
 
 ルートは左にカーブして少し下って登り返す 樹林の中のルートで山頂まで登りが続く 所々倒木があったが迂回したり跨いだりして登って行く ヤブデマリ コバノガマズミ ツルシキミに出合う カシワの樹林帯等新緑がいい ミツバツツジだ あちらこちらに咲いている 山頂と書いた標識が取り付けられていた 今度はクロモジが群生している 花を咲かせているもの 花から実へと変化しつつあるものなどが伺える クロモジの実とはどんなものかネットで調べてみた 下を向いて咲いている花が上向きになって実をつけるようだ そして桧の樹林帯の境界を抜け山頂に出る

 山頂には三角点がある 雨乞山頂上と書いた木の標識がきちんと設置されていた どなたか整備して戴けたようだ 季節柄茂った草は無く ところどころに黄色いミツバツチグリと思われる花がつぼんだ状態で見受けられた サルトリイバラの花が陽射しを受け輝いているのを見つける事が出来た 記念写真を撮り下山する

 下山は登ってきたルートを戻る 青空が広がり天候はすっかり回復 新緑が鮮やかに眼に入る 下りのテンポを楽しみながら登山口に降りる あとは林道の反対側の花を楽しみながら車のところへ シャガ ウワバミソウ クサイチゴ セントウソウ ミツバツチグリ セイヨウタンポポ フウロケマンなどを見つけた 車載温度は24℃だった



アプローチ
 早い朝食を済ませ倉敷を出発する 車載温度16℃ 晴の予報であるがいやな色の雲が出ている 天気予報を信頼しよう 吉備路429 県道271そして足守市街地手前で再度429に乗り足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 道の駅加茂川で車載温度12℃を確認 小森温泉 旭川ダムと走る 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走る あれ?フロントガラスに雨滴 心配していた雨 今日は金ケ谷山を狙っていたがそこまで行って降られたらいやだと急遽雨乞山に方針変更して車を進める すぐに雨は止み一安心 落合入口17℃を見て、313に合流 落合&久世市街地を抜ける 旭川に沿って走っている時にまた雨 今度は雨音もするし路面も濡れる ラジオの天気予報でも雨の予報は無い あがる事を期待し、方針変更した雨乞山を目指す 勝山市街地を抜け313を北上する 勝山の温度13℃ 霧雨状態とはなったもののまだ降っている 櫃ケ山はくっきり登山者用駐車場にすでに一台駐車 雨でも出発したのだろうか?それとも途中で降られているのだろうか?と他人事ながら気になる 湯原14℃ 湯原温泉に向かう三叉路を過ぎてすぐの国道脇の空地に駐めさせて戴く 車載温度14℃