朝鍋鷲ヶ山登山口7:49−8:47尾根分岐−8:54朝鍋鷲ヶ山山頂8:55=9:03電波塔9:10=9:16朝鍋鷲ヶ山山頂−9:21分岐−10:06穴が乢−10:14穴が乢登山口−10:50登山口駐車場所
今日は朝鍋鷲ヶ山(あさなべわしがせん1078m)を訪ねる登山支度をして出発する 気温11℃は自宅にいると暖房が必要だが山だと快適な気温 リュックを背負うとそれだけで暖がとれる 今日は最高気温27℃の予報 暑くならない内に登りを終えておきたい 登山道入り口に猛毒のカエンダケに関する注意が掲示*1)されているのを見て、登山道を登って行く 丸太の階段でいきなりの急登 ルートには新緑の木々が覆うようにしている 新緑のトンネルだ 振り返ると陽射しを受け緑が美しい
樹林の中のルートを登ってゆく このルートでイワカガミと思われ葉を見た記憶があり、ひょっとしたら花に出会えないかという期待がある 早速チゴユリが顔を見せてくれる ルートは緩急を繰り返す ツルシキミの青い実 ユキザサ タンナサワフタギの花芽 ツクバネソウなどを見つけながら登って行く ブナの木も多く新緑を楽しませてくれる 左手樹間に金ケ谷山が伺える
少し下るところがある あまり変化の無い登山道で合目の標識も無い そうした中で目安になるポイントである ここを過ぎた地点で期待どおりイワカガミが顔を見せてくれた もうピークは過ぎた様子 なんとか花の形を保っている 中には実をつけているものも見られた 赤いものがある ルートから少し踏み出して確認するとツルシキミの赤い実だった イワカガミは数は少ないもののぽつぽつと顔を見せてくれ中には形の整った花も見る事ができた そしてユキザサが次から次と顔を見せてくれる マムシグサも見つけた ユキザサの群落に出ると階段の登りは終わりに近い 傾斜が緩くなり 尾根分岐に出る
分岐を左にとり朝鍋鷲ケ山山頂へ向かう ここのルートも花や実が期待される チゴユリ ユキザサ ウシハコベ ヤブデマリ クロモジ ヤマヤナギをみつけながら山頂に出る
山頂広場には展望台がありそこを登れば360度の展望を楽しめるのだが 展望台の入り口にロープ 立ち入り禁止のたぐいの表示は見られないが 立ち入らないようにとの意図が伺える 展望台に立たないと周辺の木々で展望は得られない
今日は金ケ谷山まで足を延ばそうと計画をしていたが、ここまで結構きつく感じる 金ケ谷山はブナの新緑を期待していたが このルートでも楽しむ事が出来たしイワカガミにも出会えたので金ケ谷山に行くのは見合わし電波塔まで行って大山等を見てから 久しぶりに穴ケ乢に降りてみようと計画を変更する
山頂広場ではレンゲツツジならびにタニウツギが花芽を膨らませているを見て 電波塔へ向かう 電波塔は金ケ谷山への縦走路を少し入ったところにある 日当たりの良いルートではセイヨウタンポポ ミツバツチグリがぽつぽつと顔を見せていた そして樹林帯を緩やかに下ってゆく 右手に建屋と鉄塔が見えるので 鉄塔に向けて入って行く 大山に連なる山並が見えてくる 手前に三平山も伺える ここから大山を望める事は知っていたがこのような展望が得られるのかと認識を新にする 山頂の展望台のように障害物無く一望出来るのとは違って 手前の木立を避け 位置をずらしながら蒜山三座まで確認した ここで大山を背に記念写真を撮る
電波塔での景観を楽しんでから下山する 下山は三平山への縦走路を穴ケ乢まで行き そこで林道に降り 林道の花を楽しみながら登山口に戻る事とした 登山記録によるとこの縦走路を歩くのは2017年以来で5年振りとなる
登ってきたルートを山頂を経由して尾根分岐まで戻り 分岐をそのまま直進する しばらくは緩やかなくだり 懐かしく思い出しながらルートを行く ユキザサ チゴユリはちらこちらに顔を見せてくれる おや! イワカガミだこちらのルートにも咲くのだと喜ぶ イワカガミはその後も顔を見せてくれる 斜面にイワカガミの葉が覆うようにしているところも見られた その他にツクバネソウ オトコヨウゾメ ミヤマガマズミ を見つけた
このルートで記憶に残っているのは穴ケ乢から逆に登ってきて 最初の急傾斜 そこに咲いているコアジサイ 今日はそこを降りて行く コアジサイが咲いていたなと思い出しながら降りて行く まだ花芽も見られなかった イワカガミの集落はそこを過ぎたところにあったのでイワカガミを楽しむのであれば穴ケ乢から割と近い そして穴ケ乢に出る
乢の分岐を右にとりルートを降りてゆく 杉の樹林帯 足元のクッションが良い 陽射しも良く入り明るい どこへも歩けるのでこれで良かったかなと思いながら降りて行く コシアブラだろうか特徴ある5枚の葉、花芽を伸ばしている タチシオデ マムシグサを見つけ林道に出る ここにもカエンダケ注意の掲示*1)があった
林道は花や実などを楽しめる 山肌の緑もいい 青空に映える ウシハコベ タチシオデ セイヨウカラシナ コアジサイの花芽 タニウツギの花芽 ミヤマカタバミ チゴユリ オニタビラコ ムラサキサギゴケ ノブドウの花芽 キブシ ツルカノコソウ タネツケバナ マムシグサ セイヨウタンポポ イワニガナ ウマノアシガタなどに出会った 車につく直前にタニウツギが咲いているのを見つけた これからタニウツギのシーズンが始まる
車載温度は25℃とかなり上昇していた
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*1)絶対にさわらないで! 猛毒
毒性の強いきのこ「カエンタケ」が登山道付近で発生しています。
◆さわるだけでも皮膚に炎症を起こし、大変危険です。
◆写真のように赤いきのこを見つけた場合は、絶対にさわらないよう注意してください。
◆コナラやミズナラの根元ちかくで発生しています。
カエンタケの特徴
色:赤やオレンジ(古いのは薄い色をしている)
形:細い筒状や棒状(土から指が生えたようなかたち)
真庭市
少し早起きして倉敷を出発車載温度13℃ 429吉備路を行く 青空が広がり山並はくっきり見える 県道271を経由し足守市街地手前で再度429に乗る 足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 加茂川の温度8℃ 小森温泉の前を抜け旭川ダムに ダムは相変わらず水位をあげている 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走り落合へ 落合入口12℃ 落合で313に乗り 久世 勝山と市街地を走る 勝山で313と別れ181へ直進 美甘 新庄と走る 沿道の新緑が美しい 勝山10℃ 美甘8℃ 新庄12℃ 新庄道の駅を過ぎてすぐのT字路を右折し県道58に乗り蒜山へ向かう 野土呂トンネルを抜けてすぐのT字路を左に曲がる トンネルを抜けた途端に大山から蒜山に繋がる山並が飛び込んでくる T字路を曲がって100m程走り 林道川上2号線へ右折する 林道左手にある朝鍋山登山口に注意しながら車を走らす 登山口の斜め前に車一台置ける空地がありそこに車を置かせて戴く 車載温度11℃