雨乞山



標高 889m    難易度 ☆    登り90分(Eコース) 下り48分(Eコース) その他26分  岡山県
倉敷からの距離   97Km        登頂日 2022/09/12  ガイドブック  F写真 動画

駐車場所6:42−6:59登山口−7:11尾根取付き7:12−7:43反射板ピーク(おおうね頂上702m)7:46−8:06展望台(かみがしら山頂789m)8:08−8:35山頂8:42−8:56展望台−9:08反射板−9:23尾根終点−9:30登山口−9:39駐車場所

登山 
 今日は雨乞山(あまごいせん 標高889m)を訪ねる  

 登山支度をして出発する 国道を横断し雨乞山登山道入口と書いた標識のある林道を登って行く 林道は両脇から草がせり出し、車に接触する状態 置いておいて良かった 林道脇には花や実が顔を見せてくれるので、それを楽しみに、林道を歩く事にしている アカソ クズ ツユクサ イヌホウズキ ヒヨドリバナ キンミズヒキ ヌスビトハギ ヨウシュヤマゴボウ ゲンノショウコ ナガミノツルケマン ミズヒキ ヒカゲミツバ ヤブマメ ダンドロボロギク イタドリ ツルフネソウ ワルナスビと幾つもの花が顔を見せてくれる 名前がすぐ出てこないものがあったり、確認すると新たな事がわかったりする これも山歩きの一つの楽しみと言えよう やがて、林道左手に雨乞山と書いた標識のところに出る 標識のすぐ下に登山道と書いた標識がある ここが登山道入り口だ その少し先に駐車スペースがあるので車で近くまで来る事も出来る
 
 登山道に入って行く 薄暗い樹林の中のルートを登る 杉の小枝が積りいいクッションになっている 右にカーブするところにマツカゼソウがお出迎え いくつか固まって咲いている 今度は桧に沿ったルートを登る 雨乞山山頂はこちらです という標識に従い右にカーブする 植樹された桧のルートが続く フユイチゴの花芽 アケビ*(*は実を意味する)を見つける そうしてまた雨乞山 雨乞山山頂はこちらですと書いた標識がありそこから尾根ルートとなる 雨乞山と書いた新しい標識も設置されていた

 尾根を行く 尾根にかかった所から道幅は狭くなる ジグザグにルートを追って行く 花や実を見つける事なく、ルートを行く ルート前方が見えるようになり、樹林の中のルートに入って行く かなり傾斜がきついが耐えながら登って行く ルートはどこでも歩ける感じ、ところどころに標識がある 樹林を抜けると芝草のルート そして反射板が見えてくる 反射板への登りも結構きつい ススキが背丈程茂っており ルート部分は刈られ支障なく登れる
 
 反射板のあるピークから右手櫃ケ山方面を見る ガスから頭を出す櫃ケ山ならびにそれに繋がる山々が伺える 雰囲気がある 麦茶で水分補給し先へ進む

 反射板を左手に見てススキに囲まれたルートを進む クリ*が実っているのを見て 標識に従い、桧の樹林の中へ降りてゆく 桧の樹林を抜けると灌木樹林のルート ここにもきつい登りがある ところどころにテープナビがあり目印になる それを超えると展望台ピークが見えてくる 展望台ピークに近づくと傾斜は更にきつくなる 反射板ピーク同様ススキが茂っている ここは整備されていない ススキを掻き分けながら登って行く 傾斜がきついので茎を掴んだりする 痛い! 葉で指を切ってしまった 掴む時は注意が必要 そして展望台ピークに出る

 展望台ピークはこの山で一番展望を楽しめる場所 山頂左手に大山に繋がる山並が見える 大山の山頂付近にはガスがかかっていた 櫃ケ山は反射板ピークの左手に見える 眼を左に移してゆくと三坂山 大空山 霰ケ山 そして山頂と360度の展望を楽しめる 雨乞山展望台と書いた大きな標識も見事 ここでも麦茶で水分補給し山頂を目指す
 
 ルートを90度左に折れるようにして山頂へ向かう 平坦な尾根ルートだがススキが茂っており掻き分けて進む必要がある 足元が見えないのですり足で探りながら進む ススキが茂っていないところもありそこにはネコハギ キンミズヒキ カシワ* ミヤマガマズミ*が顔を見せてくれる そしてまたススキを掻き分けて進み樹林帯に入る ここまで来るともうススキの心配はない
 
 ここでススキについて書いておこう ススキを掻き分けて進む事はこれまでそう無かったように思う 笹よりは柔らかいのでルートを選びやすい だがススキの花粉にはまいった 全身に降りかかる 汗に濡れた首筋にもつく 手で拭うがなかなか取れない 眼もかゆくなる どうしても手が行く 襟首にタオルを巻くなど対策が必要だ 早速リュックにタオルを入れておく
 
 ルートは左にカーブして少し下って登り返す 樹林の中のルートで山頂まで登りが続く 所々倒木があるが迂回したり跨いだりして登って行く 花や実を見つける事なく登ってゆく カシワの樹林帯に出ると傾斜は少し緩やかになる この辺りはクロモジが群生していたところだが実は見つけられなかった そして桧の樹林帯の境界を抜け山頂に出る

 山頂には三角点がある 雨乞山頂上と書いた木の標識が設置されている クリ* カシワ*を見つけるに留まる 記念写真を撮り下山する

 下山は登ってきたルートを戻る 下りのテンポを楽しみながら登山口に降りる あとは林道の下りを楽しむ 車載温度は25℃だった 今日はどなたともお会いしなかった



アプローチ
 まだ暗い時間に倉敷を出発する 車載温度25℃ 吉備路429 県道271そして足守市街地手前で再度429に乗り足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 道の駅加茂川で車載温度23℃を確認 この辺りから周辺が明るくなってくる 小森温泉 旭川ダムと走る 水位は相変わらず低い 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って走る 落合入口27℃を見て、313に合流 街の上空全体をガスが覆う 今日もガスの中の登山となりそう 落合&久世市街地を抜け、しばらく181と合流 勝山市街地で181と別れ313を北上する 勝山の温度22℃ 湯原22℃ 湯原温泉に向かう三叉路を過ぎてすぐの国道脇の空地に駐めさせて戴く 車載温度22℃