駐車場7:16−7:22からまつ園地−7:42かえで園地−7:48おたからこう湿原−7:58もみじ滝_1200m8:00−8:18分岐_700m−8:23分岐_480m−8:40千軒平8:41−9:01もみじ平9:07−9:23県境分岐_480m−9:38園地分岐−9:45かえで園地−9:55まゆみ園地−10:00管理棟10:04−10:06駐車場
今日は森林公園に いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)を訪ねる登山支度をして出発する まずは駐車場周辺の花や実を探す イタドリの花芽 ウツボグサ オカトラノオ ナナカマド*(*は実を表す) 結構風がある 風に揺られピンボケの写真が多い
園地入口に森林公園を訪ねる方へ*1)と書いた案内板がある 右手奥に森林公園と記した石碑がある これらを一瞥して遊歩道を行く ヤマボウシ ツルアジサイがまだ花の形をとどめていた ムラサキシキブも花芽をつけていた 園地に入って行く 管理棟の右手手前はフェンスが設置され保護されていた フェンス越しに花が咲いていないか探したが見つからなかった
管理棟の前にはナツツバキ 蕾を幾つも膨らませていた 足元に幾つも花が落ちている 咲いている花も見つけたが数は少ない 花として咲いている時間は短いのだろうか? この先でもナツツバキに出会った 白い花を幾つも落としているので分かりやすい そこでも沢山の蕾をつけていたが咲いている花は少なかった ナツツバキについてネットで調べてみた ”朝に開花し、夕方には落花する一日花”との事 なるほど 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す とした平家物語が浮かんでくる
管理棟前の道を少し入ったところにツリバナの木がある 実を幾つかつけていた 風に揺れなかなか撮れない
管理棟を右に見てカラマツ園地へ向かう 花は見られない ルート脇の溝にバイケイソウが大きく花茎を伸ばし実をつけている カラマツ園地を右に見ながらルートを行くと、ミズバショウの群生場所に出る ここもフェンスで囲まれ木道は一部外されていた 群生地を過ぎたところは湿原でそこにアケボノソウが咲いていた アケボノソウに出会うのは久しぶりだ
ルート左手は灌木樹で実をつけている木々が結構見られる 湿原の花も気になる ちょっと見には花見つからないがミヤコグサ キツネノボタンを見つけた 実の方はタニウツギ* タンナサワフタギ* ウツギ* カマツカ* ヤマボウシ*など ナツツバキもあり蕾を膨らませていた 花を見つけて撮ったが勢いが無い 散りそこなった花のようだ
いぼた園地に出る手前にバイケイソウが群生しているところがある ここも花茎を伸ばしている ここでは花の姿を留めていた ツルアジサイ ミヤマガマズミ* ツリバナ*などを見つけ いぼた園地に出る ここでも湿原と灌木樹と右へ行ったり左へ行ったりしてルートを行く 湿原ではミズチドリを見つけたかったが残念ながら見つけられなかった ルートから少し離れたところに白い花が見えるのでズームで撮る チダケサシとヌマトラノオだった(撮った写真を見て確認) ドクダミ ホソバノヨツバムグラも見つけた 灌木樹の方はミヤマイボタ シナノキ カマツカ* ミヤマガマズミ* エゴノキ* クマシデ*など ミヤマイボタ シナノキは木に名前を書いた札が設置されていた ここにはカマツカが多く見られる そしてかえで園地に出る
分岐を直進し もみじ滝へ向かう 樹林の中のルート リョウブの花芽 タニウツギ* ウツギ*に出会うが花や実は少ない セミしぐれの中ブナ樹林の中のウオークを楽しむ 左手におたからこう湿原が見えてくる この周辺はピンクのテープで囲われていた 花は見られなかった もみじ滝へ向かう 花や実を見つける事なく、もみじ滝に向かうルートを登って行く ルートの両脇にヤグルマソウが群生するスポットがありここもピンクのテープで囲われていた
分岐を左に少し入って もみじ滝を見る 足元を見るとヤマジノホトトギス ヤマトウバナが顔を見せてくれた
もみじ滝を見て千軒平を目指す ここから登りがはじまる ジグザグに高度をあげて行く ブナの木などを見ながら登って行く 花や実を見つけることなく登って行き、尾根縦走路に出る
尾根縦走路は森林公園を取り巻く山並みの尾根を縦走出来るルート きたけ峰ー千軒平ーもみじ平ー県境三叉路ーすずのこ平と繋がり岡山県と鳥取県の県境となっている 管理センターをホームベースとしてレフトにきたけ峰 センターもみじ平 ライトすずのこ平と言うような感じ いろいろなルートを楽しめる 千軒平が一番見晴らしが良いので、千軒平を含めるルートを選ぶ事が殆どである
大きなブナ樹林のルート ブナを楽しみながらルートを行く 下って登り返したところに分岐があり管理センターへも降りられる 分岐を千軒平へ向かう 少し下ってから登りにかかる ルートの中央部は固く滑りやすい 腐葉土の斜面を選びながら登って行く 急斜面の途中で ヤマツツジが咲いているのを見つけ、近づきカメラに収める 急な登りを過ぎると傾斜は緩くなり一息入れる事が出来る そして樹林を抜ける 樹林を抜けてからのダラダラ登りが結構続く 草芝のルートに出ると山頂標識が見える 山頂付近は花が期待される だがこの時期はウツボグサを見つけるにとどまった
山頂に出る 大山は雲に覆われ見えない すごい風 これではとても記念写真は撮れない 景観を一瞥して縦走路へ向かう 尾根筋に少し入れば風の影響は少ない
下山は縦走路をもみじ平を経由し県境三叉路で管理センターへ降りる 縦走路のブナがいい オオカメノキ*を見つける 写真を撮って足元を見たらLightBlueの色をした蝶が葉に止まっている カメラを近づけても飛んで行かなかった 撮った写真をGooglLensで検索すると オオミドリシジミとか こんな事までわかるのかと改めてびっくりする
千軒平では風が強くて記念写真を撮れなかった 今日はもみじ平付で撮る もみじ平では周辺の景観が得られないのが残念 記念写真を撮り 麦茶で喉を潤しルートを行く コナスビ ウリハダカエデ ハウチワカエデ* ガマズミ* タンナサワフタギ*を見つけ 県境分岐に出る 今日もここから園地に降りる
花や実を見つける事なく園地に降りる 降りたところの近くにキカラスウリが良く顔を見せてくれたが、今日はそれらしいものを見つけられなかった 園地も春先は多くの花の出迎えを受けるのだが特記するものは無かった かえで園地で左に折れ カマツカなどのが顔を見せるところにキカラスウリが花を咲かせているのを見つけた
いつもだとすぐにまゆみ園地へ向かう渓流沿いのルートに入って行くのだが いぼた園地でミズチドリを見落としていないか再度チェックしながら来たルートを戻り いぼた園地を過ぎたところからまゆみ園地へ向かう
まゆみ園地に入った途端 バイケイソウが所狭しと茂り実をつけている まゆみ園地の広場を埋めつくす程 マユミは沢山実をつけていたが コマユミは実を見つけられなかった 名木百選 森林公園のマユミ*2)を見てケヤマウコギのところに行ったが特筆するものは見られなかった トチノキ* ウバユリの花芽を見てまゆみ園地を出る
管理棟に寄り今見られる花*3)の一覧をカメラに収める 駐車場は6,7台増えていたが駐車スペースはまだまだ空いていた 車載温度は24℃だった------------------------------------------------------------------------
*1)森林公園を訪ねる方へ
森林公園は県民のみなさんの貴重な財産です。このかけがえのない美しい自然を守り、後世に伝えるため森林公園では次のことを守りましょう。
1、植物採集、昆虫採集、魚つりをしないこと
2、鳥獣などを傷つけたり、とらないこと
3、キャンプをしないこと
4、たき火、花火などの火氣を使用しないこと
5、公園の施設をこわしたり、傷つけたりしないこと
6、物品の販売やこれに類する行為をしないこと
7、危険なことや他人の迷惑になる行為をしないこと
8、タバコの吸いがら、ごみ、缶、ビンなどは指定された場所に捨てるか、自分で持ち帰ること
9、その他、公園の利用や管理に支障になる行為をしないこと
以上のような注意事項に違反する時は 岡山県立森林公園条例により退園していただくことがあります。
なお、管理センターは、展示室、休憩室も兼ねておりますので、入園される方は気軽にお立ち寄りください。
岡山県
*2)名木百選 森林公園のマユミ
マユミ(ニシキギ科)
苫田郡奥津町羽出
推定樹齢270年
岡山県森林公園は、「明治百年記念事業」として昭和50年7月に開園された。
本樹は、毎年秋には見事な赤い実をたわわにつける。
この実はかなり遅くまで残り初雪の頃でも赤い実がよく目立つ。
昔、この材で弓を作ったことから「真弓」の名がある。*3)今見られる花や実
ヌマトラノオ バイケイソウ サンカヨウの実 ドクダミ ヤマホトトギス ハンショウヅル ネジキ キカラスウリ チダケサシ ナツツバキ キツネノボタン ミズタビラコ ノイバラ ミズチドリ ミヤマハハソ ヤマツツジ ノアザミ ヤマボウシ ミヤコグサ ウツボグサ ミゾホオズキ オカトラノオ ツルアリドウシ ヤマアジサイ シナノキ エゴノキ ミヤマイボタ ウツギ
薄明るくなる頃倉敷を出発 車載温度25℃ 曇りの予報 ガスが出ており吉備路の山並が墨絵のよう 吉備路429 県道271と走り 足守の手前で再度429に乗り足守 吉備中央町 加茂川と走って行く 道の駅で小休止車載温度23℃ ガスが出ている日は倉敷との温度差が少ない 小森温泉 旭川ダム 旭町と抜けてゆく 旭川ダムは相変わらず水位が高い 旭町を抜け 休み乢トンネルを行く トンネルを抜けるがあまり代り映えがせず 山並は伺えない 最初の信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で右折し181を行き院庄へ 院庄で左折し179を北上する 雲井山トンネル出口22℃ 奥津役場前24℃を確認 甘木トンネルを出てすぐ、森林公園の案内標識に従って左折する あとは羽出川に沿って登って行く 民宿などがあるところを過ぎ 森林公園2kmの標識を見て 園地に入って行く 一番奥の駐車場に駐車させて頂く すでに1台駐車 そのお隣に駐車 車載温度21℃