朝鍋鷲ヶ山登山口7:04−7:54尾根分岐−8:04朝鍋鷲ヶ山山頂8:06−8:13電波塔−8:56金ヶ谷山山頂−電波塔−朝鍋鷲ヶ山山頂−分岐−10:14*登山口駐車場所
今日は朝鍋鷲ヶ山(あさなべわしがせん1078m)から金ヶ谷山(かねがたにさん1164m)へ縦走する登山支度をして出発する 車の周辺にミズヒキ ヤマハギが咲いていた自動車道を横断し、登山口の標識のところからとりかかる ルートは丸太の階段となっておりいきなりの急登 階段の半分程が土砂で覆われている、まだ残っている部分があるので足場にして登ってゆけるが 覆われてしまったらこの斜面を登るのは容易ではないな と心配しながら登って行く
樹林の中のルートは花や実はあまり期待できない ルートは緩急を繰り返す 傾斜が緩くなると階段は無くなる 登山口から数えて4回 階段が現れると、少し下りになる そして、長い階段が続く この階段を登れば尾根分岐は近い
先日登った三ケ上もそうだったがセミの鳴声が聞こえない 遠くの方から小鳥の声が時々聞こえてくる 花や実も見つからない 少し下がって登り返す辺りはイワカガミの群生地 葉が広がっているのを伺う事が出来る また 階段の終わりごろにはユキザサがいつも顔を見せてくれたのだが、今日は見つけられなかった
ルートは緩やかに左にカーブして丸太の階段は終わる 傾斜が緩くなり 足も軽くなる やっとオトコヨウゾメ*(*は実を意味する)を見つけ、尾根分岐に出る 分岐を左にとり朝鍋鷲ケ山へ向かう
分岐から朝鍋鷲ケ山山頂までのルートは花や実が期待されるルート ミズヒキ ミヤマガマズミ* ミヤマタニソバ キンミズヒキ クロモジ* アキノタムラソウ サワフタギ* タンナサワフタギ*などを見つけて 山頂広場に出る
山頂広場には感動の碑と書いた石碑があり 広場が形成されている 周辺にはダイコンソウが咲いていた サワフタギ* タニウツギ*も顔を見せてくれた ここには展望台が設置されているが老朽化の為か登り口にロープで入れないようにしている
麦茶で喉を潤し、金ケ谷山へ向かう 広場を登ってきたルートとは反対側の幅広のルートを行く すぐに分岐があり 毛無山・金ケ谷と書いた標識がある 標識に従い右へ入って行く ルートは左にカーブして草原に出る ここではマルバタケブキに期待したが出会う事なくルートを行く 短い距離だが陽射しを遮るものが無く、暑かった そしてルートは右にカーブし樹林の中へ入りほっとする コバノフユイチゴが赤い実をつけていた
ルートを少し降りた右手に電波塔がある そこから大山が伺えるのだが、霞がかかったような状態でなんとか山容がわかる程度
朝鍋鷲ヶ山の標高は1078mで金ヶ谷山は1164mなので80m少々の登りとなる 電波塔から少し降りた所から登り返す 傾斜はゆるやか 少し傾斜があるところには丸太の階段がある(下りに斜面に1ケ所 登り斜面に1ケ所)がそうきつくない ペースを維持しながら登って行く ブナ樹林帯の中のルートで、ブナ林は味わいがある ツユクサ ヤマジノホトトギス ツリガネニンジン オトギリソウ ヤマハッカ ミゾソバなど見つける事が出来た そして金ヶ谷山山頂に出る
山頂での眺望は得られない 山頂標識のところで記念写真を撮る 周辺を見てみるとサワフタギ* オトギリソウを見つけた 麦茶で喉を潤し下山する
下山は登ってきたルートを戻る 朝鍋鷲ケ山の登山口までどなたとも出会わなかった 車載温度は25℃だった
帰宅して撮った写真をパソコンに移動させているときにトラブル発生 移動時にエラーが出てSDカードを読み込めなくなり20枚近くの写真が失われた 登山記録にはデジカメで撮った写真の時刻データを使っている さあ困った どの写真が失われたかを見ると 金ケ谷山山頂到着までの写真はOKで記念写真から下山時の下山時刻データに該当する部分が失われてしまった 登頂までのデータが残っていた事で良しとしよう データの移動には注意が必要だ
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度26℃ 吉備路429を行き 県道271を経由し足守市街地手前で再度429に乗る 足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 吉備中央町に入った途端ガス 加茂川道の駅で23℃を確認 小森温泉の前を抜け旭川ダムへ向かう 相変わらず、429全面通行止めで、大師山トンネルへ迂回させられる トンネルを抜けてすぐ右折 江与味橋で429に合流する 薄っすらと明るくなり、ダムの水位は定常状態となんとか判定 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走り落合へ 落合入口29(車載温度24)℃ 落合で313に乗り 久世 勝山と市街地を走る 勝山で313と別れ181へ直進 美甘 新庄と走る 勝山25℃ 美甘23℃ 新庄22℃ 新庄道の駅を過ぎてすぐのT字路を右折し県道58に乗り蒜山へ向かう 野土呂トンネルを抜けてすぐ左に曲がり 100m程走り 林道川上2号線へ右折する ここでは大山ならびに大山に連なる山並を車窓から見えるのだが、今日は霞がかかった状態で薄っすらと山並が見える程度 林道左手に朝鍋山登山口がある 見逃さないよう注意しながら車を走らす 登山口の斜め前方に車一台置ける空地がありそこに車を置かせて戴く 車載温度20℃