駐車場(下横道南)7:02−7:09分岐(直登コース→)−7:12下横道(root20↑)−7:29上の横道(root20出)−7:40分岐(幸山城跡)−7:41分岐(西郡コース)−7:44分岐(八畳岩)ー7:45八畳岩一番石仏ー7:50写真8:02−8:10妙見展望台8:11−8:12(root23↑)−8:14分岐−8:19西郡コース(root19出)−8:23福山山頂8:26−8:29(root18↓)−8:36上の横道(root18出)−8:36(root13↓)−8:46分岐(root14↓)−8:52下横道(root14出)−8:57駐車場
今日は福山(ふくやま 標高302m)を訪ねる登山支度をして出発する 駐車場の出口(登山口へ向かう方)に幸福の小径と書いた遊歩道マップと福山を歩こうと書いた案内地図が設置されている 福山には主要コース以外にもルートがあるようでこれまでにもルートを歩いている 今日は下の横道ルートからのルートを歩いてみる予定 ネットでルートマップを探したが主要ルート以外見つけられなかった ルートには主要ルートの出入口に数字を書いた標識がある 注意して探すと見つけられる
県道を横断して下の横道南コースを行く 平坦なルートを数分行くと東屋ならびに福山山頂へと書いた分岐がある そのまま直進する 右手に峠古墳群と書いた標識があり、すぐに直登コースの分岐に出る 歴史広場から登ってくるルートを数歩過ぎたところ 今日は直登コースの階段を登らず直進する
直登コースの分岐から3分程歩いたところ右手上に休憩所のような構築物が見られる 回り込んで入れるようになっており、その先にルートらしきものが見られるので入り込み確認する 20という標識を見つけたので、そのルートに入って行く しっかりしたルートがついている 所々急な斜面のところがあったが幹や枝を掴んだりしながら登ってゆく 記録によると17分登ったところで上の横道に出た 出たところを振り返って見ると先ほどと同じ20と書いた標識があった
上の横道に出たところの右手方向に行くと、そこにもルートがあり20という標識がある ここはすでに歩いた事がある ルートを戻り西郡ルートの方角へ向かう 2分もしないところに19という標識がある このルートもすでに歩いた 下の横道から登ってくるルートがないか、ルート左手に注目しながらルートを行く 標識19から2分程歩いたところにそれらしいものが見られたが落ち葉で埋もれており標識は見つけられなかった そのすぐ先左手に大きな岩があり目印になる
上の横道を行く 大きな岩のところから階段の下りが続く 左手斜面は急でルートは無さそう 幸山城跡への分岐に出る そのまま直進し西郡コースを行き、八畳岩を目指す
八畳岩は妙見展望台から降りるルートをとることが多いが、今日はその逆 八畳岩を経由し妙見展望台に出るルートを行く 幅広の西郡コースを登ってゆくと右手に八畳岩と書いた案内標識があるのでそこから入って行く 東屋が見えてきて大きな岩の前の広場に出る 石仏が並び大岩の一番奥の壁面に一番石仏がある
八畳岩の大岩を左に見ながら登って行く 八畳岩の上の平らな面が見えてきて、清音の市街地が見える そこから右に折れると前面に岩が重なりあったトンネルに出る 上を見ると落ちてきそうな岩も見られる トンネルを抜けたところにヒサカキ*(*は実を意味する)を見つけた そして右に折れ ちょっとした岩の斜面がありロープを使って登る 短い距離ではあるが使わないと登れない急な斜面である 今日はここで記念写真を撮る スペースが無いので何回かトライして自分が映った写真を撮る事ができた
その斜面を登るとトンネルを作っていた岩の上に出る 岩の上にも出る事ができ、ここからも清音の眺望が得られる 大きな岩はまだ続く 岩の左手を回り込むようにして登って行くと岩の裏手に出る そして岩の上に石の三重の塔がある事がわかる
岩を後にルートを登ってゆく ロープが設置されているところもあり結構急斜面 でもロープを使わずに登って行ける ルート脇にヤブコウジ*の赤い実 落ち葉に隠れるようにしてちらっと顔を見せる 良くみるとあそこにもここにもと赤い実を見つける事ができた そして妙見展望台に出る
展望台の温度計は1.4℃を示していた ここからも清音の市街地を展望できる
すぐにルートを行き山頂を目指す いつものところにソヨゴ*が幾つも赤い実をつけているのを確かめ23と書いた標識を行く このルートは上の横道からのRoot19と繋がっており分岐を左にとると山頂手前の西郡コースに出る コース出口には19と書いた標識がある
西郡コースを行くと山頂広場に出る 広場には湊川決戦一週間前備中福山合戦*1)と書いた説明板がある 大きなヤブツバキの木があり花芽を幾つも膨らませていた 咲いている花を一つ見つけた 少し離れたところにピンクと赤の花 サザンカだ 沢山の花が咲き 落ちた花弁が周囲を明るくしていた 東屋にある温度計を見る アナログの温度計 0.5℃だろうか1℃に届いていない 寒いですねと声がかかる 風も少しあり冷たい 反対側の東斜面へ向かう 東斜面からは倉敷方面の景観が得られる 金甲山や小豆島を伺う事が出来るのだが正面に太陽 肉眼はきつい
東屋の方に戻り 広場の外周を行く 階段のある下山口から2,3分行くと 18と書いた標識がある 下から登ってきてここに出てきたルートだ 今日はそこを降りる しっかりしたルートがついており7分で上の横道に出る 途中マンリョウ*を見つけた
上の横道に出たところの周囲を見ると 下に降りるルートがあり降り口に13の標識があっので迷う事なくそのルートを降りて行く あまり通らないようだ ルートが落ち葉で埋もれているところが多い でもなんとなくルートと判別できる 9分程降りたところに"14→"と書いたオレンジ色の標識がある これまでの標識と色が違う 左手を見ると13と書いた標識が見られた 分岐になっているようだ
14のルートを追うとテープナビが見られる ルートは落ち葉で判別出来ないが、テープナビがあれば安心だ こちらの方が面白そうと判断し14のルートへ向かう つぎつぎとテープナビが案内してくれる ナビを失う事なくルートを降りてゆく(ナビが無いとルート判別は難しい) そして下の横道に出る 出た所は峠古墳群と書いた標識のところ 出口には14と書いた標識があった 登る時には気づかなかった
下の横道を行く 13というルート出口はどこだろうと左手に注意しながらルートを行く 1分程で東屋のある分岐に出る 13の出口はこの分岐を登るルートに出るのだろう 多くの方とすれ違いの挨拶をかわしながら駐車場に 駐車場は満車状態だった 車載温度3℃−−−−−−−−−−−−−−−−以下は標識に記載してあったもの−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1)湊川決戦一週間前備中福山合戦
海抜302mのこの福山は往古 神奈備(カンナビ)山、加佐米山、百射(ヒモイ)山とか言われたが、山岳佛教が栄えた奈良平安期 報恩大師が頂上に福山寺及び十二坊を建て伽藍(ガラン)が全山に並び繁栄を極め福山と呼ばれるようになった。
後醍醐天皇念願の親政が復活したが建武中興に加わった足利尊氏が論功行賞に〇〇(フンマン)を抱き天皇支持勢力の新田義貞、楠木正成等と対立した。この結果、尊氏勢が九州へ敗走し軍勢を立て直して再び京都を目指して東上を開始した。福山合戦はその途上の延元元年五月におこった。
足利直義十六日 朝原峠より攻撃を開始したが、城兵撃退す、十七日四方より総攻撃をかけ、城兵は石火矢、岩石落し、弓矢にて二万餘の死傷者を出したが 新手入り変り立ち変り遂に乱入され火をかけられ落城となった。大井田氏経一千騎引連れ山下の直義の本陣になぐり込み奮戦したが、味方は百騎程になり山上は火の海、氏経はこれ迄と部下を集め三石の本陣に加わらんと一方切り破り逃れた 福山城落城後直義は敗走する氏経を追い板倉より辛川まで十余度交戦を続け三石城へ逃れ去った。
直義は足利勢をここで休養させ首実験をして戦功を賞した。討首千三百五十三を数えたという。
薄っすらと明るみはじめた頃倉敷を出発 車載温度1℃ 429に向けて走る 浜ノ茶屋北の交差点で429にのりすぐ次の交差点で県道469へ左折する 前方に見えてくる山が福山 安養寺を示す案内表示を見送り ピークを超える 左手に駐車場があるのでそこに入る 平日にもかかわらず、すでに10台駐車していた 車載温度1℃