神ノ上山から竜王山周遊コース



神ノ上山 標高 370m   竜王山 標高 223m
難易度 ☆☆     登り75分 縦走51分(涸沢峰) 下り37分(涸沢峰から)   岡山県
倉敷からの距離   57Km        登頂日 2024/03/03   ガイドブック   F  写真 動画

由加神社7:26−7:37和気中学−7:41柵−7:43柵−7:51広場−8:14馬の背−8:21鷲の巣岩分岐−8:28椿谷−8:41神ノ上山山頂8:51−8:54分岐−8:58分岐(縦走路へ)−9:17奥の峰−9:25ジャンダルム−9:42涸沢峰9:44−9:58竜王山−10:16柵−10:21由加神社

登山
 今日は神ノ上山(こうのうえやま370m)から竜王山(りゅうおうやま223m)を周遊するコースを訪ねる

 登山支度をして出発する 由加神社境内がすっきりし、後ろに竜王山が伺える 帰路竜王山から降りてくる予定 由加神社の境内を出て県道96を横断し、金剛川に沿って歩く 左手に安養寺が見えてくる 県道を横断し、安養寺に沿った小道へ入る ここからも、安養寺の背景に竜王山が見える 次のかどを右に折れる そして小道を山の方向に向けて進む 道脇には霜を着飾った?ホトケノザ ナズナが顔を見せてくれる 数分で和気中学校に出る いつも注目している 和気中日本一のための三ケ条 を確認
 
 中学校を回り込むようにして、裏手の道を進む 左手の民家に登山口と書いた標識を確認しルートを行く 舗装道路から土の道となり、左にカーブし山へ向かう 曲がり角でヤブツバキが出迎えてくれた ルートを行くとすぐにフェンスがある フェンスを開閉してルートを行く フェンスの左手にソーラパネルが沢山設置されており、その先に鷲の巣岩が良く見える 再度、フェンスがあり、こちらも同様にして抜けて行く 
 
 ルートを行く 樹林の中の幅広のルート ソヨゴ*(*は実を意味する)を見つけ 分岐に出る ここを左へ進む 直進気味に右へ行くと鷲の巣岩へ行くようだ
 
 山の学校の校門らしいものがあり そこを抜けると案内板がある これは朽ちて倒れていた(2019/2/2に訪ねた時は立っていた) 案内板を過ぎると道幅は狭くなる
 
 登山道を行く ヒサカキの花芽 ソヨゴ*を見つけながらルートを行く 七曲と書いたところを登って行く ここから登りがきつくなる ジグザグにルートを登って行く ルート脇にコシダが多い コシダの多いルートを抜けると 花崗岩の岩肌の尾根となり 左手には竜王山をはじめこれから縦走する尾根が 右手には鷲ノ巣岩が見えてくる 馬の背と呼ばれる花崗岩が凸凹したところに出る
 
 右手に鷲ノ巣岩を見ながら尾根を登って行く 数分登ったところに鷲ノ巣岩への分岐がある 分岐に案内表示があったが朽ちたのであろう無くなっていた そちらには寄らず、ルートをそのまま登って行く ネズ*を見つけ、樹林の中のルートへ入って行く 樹林帯に入ると勾配は緩やかになり足が軽くなる
 
 ルートを行くと分岐があるがそのまま道なりに進む 右手に椿谷と書いた標識がある ヤブツバキが群生している場所だ ヤブツバキをやっと一輪見つける そこを過ぎるとすぐに分岐があり左へのルートは倒木が塞ぐようにしているのでわかりにくい ロープが設置されており 自然と右に向かう またすぐに分岐があり左のルートを行く(右に行くと東平尾根というところへ出るらしい) ルートにはテープナビがあったり ところどころロープが設置されている 7,8分行くと岩のところに出る 階段状にステップを選び登ってゆける そこを過ぎたら鯉のぼりが見えてきて 神ノ上山の山頂に出る 
 
 神ノ上山山頂から景観を楽しむ 好天気ではあるものの春霞か遠望はきかず県北の冠雪した山並は伺えなかった 標識のところで記念写真を撮る 広場にはヤブツバキ ヒメヤシャブシ* ソヨゴ*を見つけた
 
 山頂を後に縦走路へ向かう 登ってきたルートとは違うルートを降りる 最初の分岐を左へ行き 縦走路を示すT字路で右に折れ、下って行く 緩やかな下りが続き足は軽い ところどころにヤブツバキが花を咲かせている ルートには幾つか分岐がある 縦走路と書いてあるのはそれに従う 三叉路のような所は左へ向かった 奥の峰274mと書いた標識があり、そのすぐ先に分岐がある 右は温泉と書いてあるのでそちらへは降りず左へ下って行く そして登り返すとジャンダルムに出る ジャンダルムに出る手前でコウヤボウキの綿毛に出会った
 
 ジャンダルムから少し降りたところから涸沢峰ならびに竜王山・小竜王山を俯瞰出来る なかなかの景観である 縦走路を行く 白骨樹があり楽しめる ルート中央の岩に隠れるようにして沢山実をつけているサルトリイバラを見つけた このようなところに顔を見せるのは珍しい ルートは降りてから登り返す 登りは結構急勾配である そして涸沢峰に出る
 
 涸沢峰にも涸沢峰215mと書いた新しい標識があった ここから穂高山も伺える お二人連れの方からルートを問われた 縦走路を行く予定を竜王山の方に行ってしまった 変だと思って戻ってきた 伺えて安心したと急こう配を降りて行かれた ここに来るまでにも何名かすれ違い挨拶を交わした
 
 竜王山へは急な斜面を降り 尾根伝いを行き登り返す 足を滑らさないようこわごわと降りて行く そして登り返す 登り返しも結構急なルート 人声が聞こえてきて団体さんがやってきた ルートを開けゆずる 30名の団体とか 手を振ったが気がついたかと問われた 私が涸沢峰にいた時竜王の方から手を振ったようだ 残念ながら気づかなかった 私も登り返したところで振り返り ヤーホーと大声を出し 大きく帽子を振ったが 気がついた様子は見られなかった ズームで写真を撮ったものを見たが 最後の急登にかかっており こちらを見る余裕は無さそうだった
 
 ここからの景観が好きで 涸沢峰から登ってきた尾根 穂高山から涸沢峰に繋がる山肌、更に縦走してきたルート等楽しめる 右奥に神ノ上山のピークが伺える
 
 ルートを行くと小竜王山の分岐があるがそちらへは行かず、竜王山へ 竜王山には三角点と祠がある 祠の前に竜王山223.2mと書いた新しい標識があった ここにも5,6名の団体グループが休んでおられた 30名のグループとすれ違ったと話したら 神社にマイクロバスがあったと伺う

 竜王山から下山する 花崗岩の山肌の尾根を降りて行く ここも結構急 左手には登ってきたルートや鷲ノ巣岩・和気中学校など伺う事が出来る 花崗岩のルートからコシダのルートとなりフェンスに出る フェンスを開閉して出ると舗装道路に 案内標識に従い由加神社へ向かう ツバキ サクラ ホトケノザが咲いていた 由加神社の境内には沢山の車 マイクロバスは島根ナンバーだった 車載温度は7℃ 神社では結婚式が執り行われるようで新郎新婦の写真撮影がなされていた


アプローチ
 薄っすらと明るくなってきた頃、倉敷を出発 車載温度0℃ 倉敷川沿いを行く 河津桜が咲き出してきた 2号線に乗り岡山へ向かう 岡山バイパスの流れは順調 バイパスを抜け、一般道を行き 吉井川を渡る 熊山がはっきりと見える JR伊部駅を過ぎ、次の伊部東の交差点を左折して374を行く 和気インターチェンジを過ぎ和気市街地へ 金剛川を渡りすぐに左折して県道96へ進む 374の下を潜って金剛川沿いを走る 左手に由加神社が見えてくる 神社境内に駐車させて戴く 車載温度-3℃ 広い駐車場にはまだ1台も無い