駐車位置7:44=7:59登山口−8:29擬宝珠山山頂8:40−8:54第2リフト−9:17コル−9:32象山山頂9:37−9:55分岐−10:13レストハウス前湿原10:16=10:19駐車位置
今日は鏡ヶ成から擬宝珠山(ぎぼしやま1110m)・象山(ぞうやま1085m)を訪ねるここを訪ねるのは久しぶり 雪のないシーズンで見ると2008年以来 また8月に訪ねるのは初めてである 駐車場の周辺は芝が整備されており、こんなにきれいだったのかと感興を新たにする 駐車場にある案内板を見て 想定していた登山ルートを確認する 擬宝珠山を登り象山へ縦走 象山から広場に降りる周遊コースとする
芝の上を歩いて良いのか気になったが、通路らしいところも見えるので芝の感触を楽しみながら擬宝珠山へ向かう 広場右手に建物がみられトイレが設置されていた 左手には湿原なのだろうか橙色の花が見えた 帰路に確認する事としてそのまま山へ向かう ここにも駐車場があり1台だけ駐車していた レストハウスの前である こちらに駐車すれば良かったのだと思い出す
登山道であるが斜めに山に登って行くルートだったように思うがそれとは別にちょっとした台地を真っすぐ登って行くルートがある その斜面を見ると花がいろいろと見られる 急な登りではあるが、花を楽しみながら回ってゆけるのではと推測し 急な登りのルートを行く ヒヨドリバナ サワオトギリ シシウド ウド オオバギボウシなどが顔を見せる 草原の中にもそれれらの花が咲き乱れている 5分も要せず小高いところに出 左に折れて山へ向かう
だが、ルートは途中まで 草を漕いでゆけば登山ルートに出られそうだ 腰の辺りまで草が伸びているルート 露がまだ残っており このまま進んでいったらびしょ濡れになってしまう オミナエシが咲いているのをカメラに収め ルートを戻る事に ルートを戻るとオオバギボウシが咲く草原の先に烏ケ山が見え なかなかの景観 右手には象山の全容を見る事が出来る
登山道の入口とおぼしきところに戻り 改めてルートを行く ウド ヒヨドリバナ アカショウマ ノアザミ トウバナ シシウドなど見ながら草原を行き樹林帯に入る ブナの樹林帯をジグザグに登って行く 鏡ケ成が標高930mとの事なので山頂1110mまでは標高差180m ヤマジノホトトギスが時々顔を見せる 雪の時はその斜面を降りたのだったかなと山肌の雰囲気を感じるものの下草が茂り ルート以外踏み込む事は難しそうだ 20分少々登ってゆくと明るくなり縦走路と合流する その近くでツルニンジンの蕾を見つけた ハナニガナも陽射しを受け咲いていた
合流してからすぐに山頂標識が見えて山頂に出る 山頂には若い女性お二人がおられた 気持ちがいいですねと声をかける 倉敷から来られたと伺った 少しお話をし、お先にと降りて行かれた 私の記憶によるとここの山頂標識は斜めになっており、雪の中に頭が少し出ていた だが 斜めだった山頂標識は見られず まっすぐになったものが設置されていた また山頂周辺は笹や灌木が伸び冬山とは大部様相を違えていたが皆ケ山や三平山の方角は景観を楽しむ事が出来た(烏ケ山は見えない) 標識が変わっていたが、標識のところで記念写真を撮る 山頂周辺でリョウブ ナナカマド*(*は実を意味する)を見つけ山頂を後に象山へ向かう尾根ルートをゆく 緩やかなアップダウンを繰り返しながら降りて行く 烏ケ山の方角は樹林で伺う事が出来なかったが皆ケ山の方角は1ケ所開けている所があった ルートではイタドリ ミヤマガマズミ* ガマズミ* タニウツギ* タンナサワフタギ* ホツツジなどを見つけた クヌギの葉に虫こぶが出来ているのも見つけた GooglLensですぐクヌギハマルタマフシと教えてくれた それからルート両脇にロープが張られていた かなり長い距離 何か珍しい花でも顔を見せてくれるのだろうか? やがて第二リフトのところに出る
リフトを見ると床には穴が見えるし リフトも錆が見える 周辺の木々が伸びてきて架台に触れているように見える もう使われていないのかも知れない そのリフトケーブルの空間から 烏ケ山が見え その肩に大山がチラッと顔を見せてくれた
リフトを過ぎるとコルに向けて下ってゆく 途中烏ケ山と大山を伺えるスポットがある 大山と言ってもほとんど烏ケ山に隠れてしまい わずか頭を覗かせるにすぎないが・・・ 降りて行く前面には象山のピークが迫ってくる そしてコルに出る
コルは分岐になっており休暇村の方にも行けるが直進し象山へ向かう コルからはなだらかな丸太の階段を登って行く 丸太の階段から石段になり また丸太となり石段となる事を何回か繰り返しながら高度を上げてゆく 振り返ると擬宝珠山の山容の変化が伺え 時々左手の展望が得られ広場や擬宝珠山を伺う事が出来る ルートではオオバギボウシ オトギリソウ ブタナ ヤマボウシ* アカモノなどを見つけ 山頂まで250mの標識に出る まだまだ階段は続き 傾斜も急になる キンミズヒキ ガマズミ* ヒヨドリバナ オオバギボウシ タンナサワフタギ* ノアザミ ウツギ*などを見つけながら登って行くと分岐に出る 分岐を右に折れ山頂へ向かう 分岐から数分で山頂に出る
山頂にはどなたもおられない 三角点と山頂標識がある 烏ケ山や大山の景観が得られるかと思ったが樹木に阻まれ伺えない 山頂の先にルートがあるので少しルートを追ってみたが下ってゆき 景観は得られそうもない 擬宝珠山山頂でお会いしたお二人に”象山も登られたら 大山などの景観が得られますよ”と紹介したが全く様子が違っていた お二人は象山に登らず駐車場に向かわれている様子を伺う事が出来ほっとした 尚、擬宝珠山や国民休暇村の方は何の遮るものもなく全体を俯瞰する事が出来るすぐに下山する 先ほどの分岐に戻り 今度は新小屋峠の方角に降りて行く 正面に烏ケ山が見える 大山も少し顔を見せるが樹木が邪魔をし烏ケ山と大山が揃った写真が撮れない 足元の花にも留意し、景観の良いところがないかとキョロキョロしながらルートを行く ヤマツツジやノギランを見つけてルートを行くと象山展望広場に出る ここから烏ケ山や大山が伺えるようだが ここでも、周辺の樹木が伸び一部遮られてしまった
ルートを降りてゆく おや!橙色の花! 近づくとコオニユリ 喜んでカメラに収める レストハウスの前の湿原で見た橙色の花はコオニユリかも知れない 期待を膨らませながら丸太の階段を降りて行く 正面に烏ヶ山が見えてきたのでカメラに収める 大山もわずかだが顔を覗かせていた そして樹林帯に入るこの樹林帯を降りて行くと分岐に出る 分岐を左にとり芝広場・宿舎方面に降りて行く 広場まですぐかと思ったが10分以上かかった 草原でオオバギボウシ ヒヨドリバナ ノリウツギなどを見て 自動車道を横断 レストハウス前の湿原へ向かう
早速チダケサシが顔を見せ 幾つも咲いていた 周囲にはヌマトラノオが一面を覆っている 今度はコバギボウシにオオバギボウシが群生していた 一帯はロープで囲まれておりロープに沿って歩く 橙色の花のところに出る コオニユリが幾つも咲いていた 湿原の中にも橙色の花が頭をだしていた 思いがけない花に出会え喜んでカメラに収める そし草芝の上を歩いて車のところに 車載温度は33℃を示していたが 走行中に27℃まで下がっていた
明るくなり始めた頃、倉敷を出発する車載温度28℃ 酒津から高梁川沿いを走り 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 豪渓泰橋入口24℃を確認し、信号を左へ曲がり180号を北上する 井倉24℃ 新見25℃ 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜ける 千屋20℃を確認 明地トンネルへ向かう 千屋までは花見山登山で来ているがそれから先は久しぶり 2014年に大山を訪ねて以来かも知れない 懐かしいカーブの連続 走ってゆくと次々に思い出す 高尾で181と合流そのまま181を日野川沿いに走る 江府で482に向かう 丁度大型トラックに続く形で急坂を登って行く 急坂を過ぎれば走りやすい道 482を下蚊屋ダムまで走る ダム回りの道路は様変わり 鏡ケ成に向かう案内にしたがい右下に降り 旧道に出 そこから広域農道というルート 幸い支障なく分岐を行く 正面に烏ケ山の山容と言いたい所だが ガスで山容は見えず そうだったなとイメージを描きながら車を走らす 大山蒜山スカイランであった県道45に合流 鏡ケ成の駐車場に どこに駐車しようか迷ったが、休暇村近くの駐車場に結構な数の車が駐車しており それにならって駐車する 車載温度は23℃だった