象山〜擬宝珠山



象山 1085m  擬宝珠山 1110m  難易度 ☆     登り36分 縦走48分 下り18分 その他16分   鳥取県
倉敷からの距離   140Km        登頂日 2024/11/04   ガイドブック   動画

駐車位置7:45=湿原=8:01象山登山道入口−8:16分岐−8:37象山山頂8:38−8:53コル−9:09展望spot9:16−9:33擬宝珠山山頂9:39−9:57駐車位置

登山
 今日は鏡ヶ成から象山(ぞうやま1085m)・擬宝珠山(ぎぼしやま1110m)を訪ねる

 登山支度をする 駐車場の周辺にまだマツムシソウが花の姿を留めていた 数は少なくなっていた 今日も湿原を周回し、象山 擬宝珠山を訪ねる予定
 
 まずは草芝の中の湿原へ向かう もう花は見られない 湿原を右に見て芝草の上を行く 湿原にももう実らしいものも見つけられなかった 芝草は先日来の雨の影響か水が出ており靴は大部濡れた 橋を渡って案内板のある湿原入口へ向かう 川沿に咲き誇っていたゴマナはもう終わっていた
 
 案内板のところに出る 足元にはまだ背の低いマツムシソウが数本花の姿を留めていた ルートはススキの原の中につけられている リフトを運転する小屋をつっきて直進する ルートには何か重機が通っていた轍がある 土は緩く埋もれるような所があり留意して足元を選ぶ 花や実は見つからない
 
 湿原入口の標識を見て左に折れる その方向にも重機の轍が見られる 木道にかかるところに立ち入り禁止の標識 その先に小型のショベルカーがあった 木道を行く 左手は確かノリウツギが咲いていた場所だがすっかり平にならされている 木道を行くと ならされた場所が随所に見られる スキー場の準備の為なのだろうか? 湿原のメンテナンスなのだろうか? 花や実を見つけられず木道を過ぎる 木道を降り象山の登山口へ向かう 途中キセルアザミ アキノキリンソウを見つける
 
 標識に象山1,350mと記載されているのを見てルートを行く すぐにブナ樹林帯の中のルートに入る 頭上注意 枝が落下する危険木がある との表示を確認 ブナ樹林には陽が射し込み秋色を楽しませてくれる 緩やかな登り 丸太の階段だ 15分程行くと分岐がありそこを右に折れる 
 
 ここから少し傾斜のある丸太の階段となり、ジグザグに登って行く 分岐から4,5分登ると樹林を抜け 振り返ると烏ケ山を伺える 更に数分登ると擬宝珠山の全容を伺える 樹林を抜けたあたりからリンドウが顔を出す アキノキリンソウは一輪残っていた おや? アカモノが白い花を咲かせている 気温が高い日があったので咲く時期を間違えたのだろうか 急に冷えびっくりするだろう
 
 丸太の階段が終わるとなだらかな土の道となりここでもまだマツムシソウが花の姿を留めていた 象山展望広場を抜ける 滑りやすい所があるので足元に留意して行き、山頂への分岐に出る 分岐を左に折れ丸太の階段を登り象山山頂に出る
 
 早速センブリが咲いていたところに行くがもう痕跡は見られない 烏ケ山ならびに逆光の擬宝珠山をカメラに収め擬宝珠山へ向かう
 
 先ほどの分岐に戻り 今度は烏ケ山を背に 休暇村奥大山と案内されている方角に降りて行く 石の階段 丸太の階段と交互に続く 右手下方に湿原が伺える 整備されたところがくっきりとわかる 残っている区画があるがこれも整備されるのかも知れない ウツギ*(*は実を意味する) タニウツギ*を見つけ トントンとテンポ良く降りて行く コルに近づいてくると 前面にこれから登る擬宝珠山の斜面がぐんぐんと近づいてくる 降りて行くに従い秋の色が濃くなってゆく
 
 コルに出て 分岐を直進気味に左方向を行く コルから擬宝珠山に登る人が少ないのかルートは狭くなる 山影になり色が消える サンインヒキオコシの残骸がまだ残っている 少し登ると右手が開け 烏ケ山や象山を見る事が出来る
 
 そして樹林を通り烏ケ山の展望が得られるスポットに出る 右にカーブする位置でカーブせずに直進すると前方が開け 烏ケ山の山容を伺う事が出来る 右肩に大山がチラリ 三鈷峰や矢筈ケ山などの外輪山を伺う事が出来る
 
 ルートに戻り登って行く 2分程でリフトの終点がある位置に出る 前回見逃したので今回は留意していたのでわかった ルート脇の笹が育ち視界を遮っていた それでも注意していればリフトがわかる リフトケーブルが通る空間から丁度烏ケ山を伺う事が出来る 額縁に山の景観をはめ込んだ感じだ 手前の様子を写真に撮ると烏ケ山はホワイトアウト 山を撮ると手前の様子はブラックアウト そうだこれをパノラマ編集してみよう うんうん両方見える 面白い事を見つけた
 
 ルートを行く ルート両側にグリーンのロープが張られているところが続く カタクリだろうかヤマユリだろうかと思いを馳せる ここを過ぎると 展望が得られるスポットに出 ルート先に山頂標識が見えてくる ルートを行くここでもマツムシソウが一輪咲いていた そして、擬宝珠山山頂に出る

 山頂にはどなたもおられない 山頂からの景観を楽しむ 景観は春霞状態でぼんやりした景観 ここからは烏ケ山は伺えない、樹間に見つけ写真に撮ったが説明しないとわからない 山頂標識の所で記念写真を撮り下山する
 
 登ってきたルートを戻るとすぐ分岐があり 分岐を左にとりブナ樹林の中を降りて行く ジグザグに程よい傾斜のルートでテンポ良く降りてゆける 山影になり秋色は輝きがなく残念だがそれなりの色を出していた
 
 樹林を抜けると視野が広がり 駐車場も見えてくる 随分と車が増えている おや ススキの原が刈られている ススキに遮られることなく鏡ケ成の景観をカメラに収められる 烏ケ山と象山 まだ緑が伺える芝草 そして青空 足元にはシロヨメナが幾つか咲いていた
 
 ルートを降りたところに自然保護憲章発祥の地と書いた石碑が建立されていた セイヨウタンポポが咲いていた 車載温度は19℃を示していた 
 
 帰路鬼女台に立ち寄った、対向車が次々とやってき、駐車場に入る車が並んでいた 手前の空地に車を置き歩いて展望台に 山肌の秋色は伺えなかった 大山はガスをかぶっていた


アプローチ
 まだ暗い時間に倉敷を出発する車載温度11℃ 酒津から高梁川沿いを走り 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 豪渓泰橋入口10℃を確認し、信号を左へ曲がり180号を北上する 井倉10℃ 井倉トンネルを過ぎた辺りから幾らか明るくなってくる 新見10℃ 新見市街地を抜け 更に北上する 山際はすっぽり霧に包まれている 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜ける 千屋6℃を確認 明地トンネルへ向かう 明地トンネルを抜け、今日も駐車場に入り景観を見る 今日は雲海は無く 朝日を受けた大山が伺えた その少し先にも展望所がありそこにも数台の車が駐車し景観を楽しんでいるようだった
 
 景観を一瞥し180を行く 高尾で181と合流そのまま181を日野川沿いに走る 江府で482に右折すし、急坂を登って行く 急坂を過ぎれば走りやすい道 左手に大山を伺う事が出来る 482を下蚊屋ダムまで走る 鏡ケ成に向かう案内にしたがい右下に降り 旧道に出 そこから広域農道を行く 前方が開けここからも大山が伺える 山頂には早くもガスが出て隠れてしまった その右手に烏ケ山がくっきりと見える 進むに従い大山は見えなくなり烏ケ山が近づく 大山蒜山スカイランであった県道45に合流 鏡ケ成の駐車場に 湿原の近くの駐車場に駐車 すでに3台駐車 鏡ケ成の温度は10℃だった