駐車場7:13−7:36丸木橋7:38−7:40標識_分岐まで90分−8:07標識_分岐まで50分−8:20渓流−8:58尾根分岐−9:21富栄山山頂9:31−9:45尾根分岐−10:19標識_50分−10:35標識_90分−10:36丸木橋−10:56駐車場
今日は富栄山(ふえいざん1206m)を訪ねる登山支度をする 先に来られた方はまだ様子見だった お先にと声をかけ出発する 登山口には岡山市市制80周年記念造林地と書いた石碑があり 右手に登山のルール*1)と書いた模造紙程度の大きさの案内があり 登山ルートや登山に関しての注意書きが記載されている 熊出没注意*2)と書いた大きな看板が設置されていた クマ避けの鈴をセットする
擬木の階段を登って行く いきなりの急登 一段落するとまたある ここだけで結構息があがる ルートには落ち葉が幾層も重なり路面を埋め尽くしている 10分程すると左に折れるようにカーブし少し下る 下ってからはなだらかな登り 大きな杉の木に沿ったルートとなる 杉の落ち葉がクッションとなり心地よい 注意と書いた標識がある その先にぬかるんでいる所があるので、足元注意の意味だろう
渓流の音が聞こえてきて、ロープガイドを備えた丸木橋の所に出る 丸木橋を渡ってルートを行く ルートを行くと分岐点まで90分の表示がある
案内に従ってルートを行く ここでは花や実に出会う事を期待していたがこの時期すっかり冬支度 それらしいものも見つけられなかった
ルートは左にカーブして樹林の中の登りとなる ここからロープが設置されている場所が続く 今日は足元がしっかりしておりロープを使わず登って行ける ロープの箇所を数えたら4ケ所あった 最後の4番目の箇所は急でロープを使って登った ここを過ぎると 分岐まで50分と書いた標識のところに出る ここから尾根分岐までふぐるみ原生林と呼ばれるブナ樹林の中のルートとなる
雰囲気が変わり ブナ等の大きな樹が顔を出す 樹齢約600年のブナ樹林と説明があるとおり見応えがある 暫くは山を巻くようにした緩やかなアップダウンのルート カエデが幾らか彩を与えてくれるが陽射しもなく艶やかさは無い 原生林に入って10分程歩いたところに細流がある ここでも花や実は見られない
そこを過ぎるとルートは登りとなりジグザグに登って行く ブナの樹林の中を登る 紅葉は終わっており色は無い 登って行くに従いガスが出て来る 途中ロープが設置された場所もあり利用させて頂く
2と4と1のジグザグの登りを終えると傾斜は緩くなり 一息入れられる ルートは左にカーブする ガスは更に濃くなり大空山は全く見えない そして尾根分岐に出る
分岐を左にとり富栄山へ向けてルートを行く これまで大空山を往復してから富栄山を目指していたが、そう見るものもないので見合わす 緩やかに登り少し下る 樹林を抜け根曲がり竹を切り開いた緩やかな登りルートを行く ルート脇にツルシキミ*の赤い実を見つける やっと出会えた 花芽も見られ 花を咲かせているものまであった
ルートは左にカーブし見応えのあるブナの大木、そこを過ぎると前方に富栄山のピークが顔を見せてくれる筈だがガスで何も見えない 緩やかな登りを行く 近づいて行くと山頂がやっと見えてくる
ルートを右へ曲がるようにして進むと右手が開けるもののガスで何も見えない 進んでゆくと山頂展望台が見えて来て 山頂に着く 周辺の景観は何も見えない 仕方がない展望台のところで記念写真を撮る
お茶の飲んだりして休んでいると ぼんやりと一部の山肌が見えるようになってきた 何も見えていなかったものから何か見えてくるという変化は面白い 展望台に上って様子を見ていたが変化は遅い ガスが晴れても見慣れた景観だからいいやと下山する下山は尾根分岐に戻る 分岐に出る途中で陽も射してきた 登りの時点では見えなかった場所で振り返って見ると山頂を伺う事が出来た 撮った写真の時刻を見ると20分の違いだった そこから尾根分岐に出て、登ってきたルートを降りて行く ジグザグの急斜面を降りている時に駐車場で出会った方が登って来られ挨拶を交わす あの時刻で出発されたのでは山頂はガスだったでしょうと見事言い当てられた ええ何も見えませんでしたと言葉を交わしすれ違った どうしてガスの状況を予測出来たのだろうかと考えたが思いつかなかった
ロープがある急なところはロープを利用し 後ろ向きで降りた 最後の3か所のロープは足場を選びおりてゆく事が出来た 丸木橋を過ぎ 最後の登りは今回もつらかった 無事登山口に下山 車載温度は11℃だった
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*1)登山のルール富栄山・大空山は白賀渓谷を取り囲む北西側の同じ稜線にあり、富栄山山頂の展望台からは条件によっては、大山・日本海・さらには四国の山の遠望が楽しめます。途中にある「ふぐるみ原生林」の紅葉は美しく、ブナ・ミズナラなどの広葉樹の大木や四季に咲く可憐な草花など楽しめる山となっています。
以下のルールを守って安全な登山を楽しみましょう。
1.このルートは健脚向きで、全ルートの走破所要時間の目安は往復で約6時間です。情報を交換し合いながら無理せず、自分のペースで登りましょう、また、自然を守るため、安全のためにも決められた登山道以外には踏み込まないでください。
2.前もって家族などにコースや行程を知らせておきましょう。
3.天気予報を聞いて入山しましょう。山の天気は変わりやすく悪天候の時は危険です。
4.トイレはありません。入山前に「のとろキャンプ場」か「のとろ温泉」で済ませておいて下さい。
5.自分の出したゴミは必ず持ち帰りましょう。
6.火の取り扱いには十分注意しましょう。たき火やたばこの投げ捨ては厳禁です。
7.ふぐるみ原生林は国有林で特別保護地域に指定されています。自然を大切にするよう心がけましょう。また、国有林内での植物・岩石等の採取は禁じられています。
8.狭い登山道ではお互いに譲り合いましょう。また、落石をしないように注意して下さい。
9.山頂まで行くと携帯電話は使えません。(山頂まで行く間に一部使えるところもあります。)
10.クマの目撃情報等はありませんが、念のため鈴やラジオ等を携行しましょう。*2)熊出没注意
●音の出るものを持ちましょう!
●朝と夕方は特に気をつけましょう!
●出会ったら・・・ 近づかない・騒がない・おどろかさない!
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度7℃ 429吉備路を行き、県道271を経由して足守の手前で再度429に乗り 足守 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川道の駅3℃を確認 小森温泉 旭川ダムと走る 旭川ダムの水位はまだ暗くて判明しない(帰路確認 これまでにない高水位) 旭町で県道30へ左折 旭川に沿って落合へ この辺りから次第に明るくなってくる 落合入口4℃(車載温度)を確認し313に乗り久世へ 久世の三叉路を右へ行く 181を左折してすぐ次の信号を右折し県道65へ進む 余川に沿って川を遡る 道なりに走って行く 分岐にはのとろキャンプ場を示す案内があるのでそれに従う 走って行くに従い紅葉が目立ってくる のとろ温泉天空の湯の大きな案内板を見て右折、急な坂を登り キャンプ場へ向かう 車の窓に雨滴 小雨が降ってきた キャンプ場を右に見て直進し登山口の駐車場へ 前に一台同じ方向に向かい駐車場に入る 私も続き駐車 登山口6℃ 小雨は相変わらず 空を見上げると青い部分もチラッと見える これならすぐ止むだろうと出発する事に