雨乞山



標高 889m    難易度 ☆    登り*82分(Aコース大岩まで) 下り*49分(大岩から) その他12分  岡山県
倉敷からの距離   97Km        登頂日 2025/04/07   ガイドブック  F写真 動画

駐車場所7:12−7:17神社−8:06鉄塔上尾根−8:06岩イワウチワ−8:19標柱_本郷49−8:39大きな岩の上8:48−9:02標柱_本郷49−9:20鉄塔−9:37神社−9:44駐車場所

登山 
 今日は雨乞山(あまごいせん 標高889m)を訪ねる 今年もイワウチワを狙って 

 登山支度をして出発する しばらくは蒜山方向へ国道を歩く 雨乞山は右手だ 沿道沿いを行く 昨年2024年は4/2に訪ねたが今年は桜の開花が遅かったこともあり少し遅らせた 一昨年2023年の4/3に訪ねた時はタムシバが咲いていたが今年は昨年と同様蕾 イワウチワが咲いているか心配になる 他に出会う花や実もなくゆばらの宿米屋のところに出る その道路向かいに神社があり、そこから登って行く
 
 神社への取り付け道路を行く タネツケバナが寂しく咲いていたがヒメオドリコソウはまだ咲いていない今年は草花には春は遅いようだ そして湯本神社の境内に入って行く サクラが咲いているのを見て、石段を登り神社の境内を行く 登ったところで左へ進み 神社の外壁にあたるルートらしきルートへ入って行く 相変わらず倒木が幾つも見られる もう、ルートは読めない テープナビがあるので追って行く 昨年はすぐ見失ったが今年は追えるので追って行く 前回はこの辺りから鉄塔を目指したなと思いながら追って行く ハシリドコロの葉が頭を出しているが花はまだ 昨年より幾らか膨らんでいる
 
 ルートは結構傾斜がきつい 四つん這いになるような形で掴めるものを掴み身体を持ち上げる 掴んだ枝から土が跳ね、左眼の中に 顔が地面に近いからこのような事が起きる しばらくごろごろしていたがどうやら取れたようだ そんなトラブルに耐え登ってゆく キブシが花芽をつけているのをなんとかカメラに収める 急斜面であり身体を支えながら被写体を狙うのは難しい ダメもとで3枚撮ったものの1枚がなんとか見られる写真だった 今度はハシリドコロ 葉に囲まれて花が見える こんなところにもハシリドコロが顔を出すのか
 
 ルートから鉄塔の方を見ると もうそれより上に出ている 果たしてイワウチワのところに行けるのか心配になる どこかで左に向かう必要がある そう思いながら急な斜面を登って行く 左にトラバースするようなところに出る テープははっきり確認出来ないがそれらしいルートが読める されどこれまでの斜面よりきつい傾斜をトラバースする形 足を一歩踏み出したものの足を滑らした時には対応出来そうもないのでそこを行くのは見合わせ 戻って別の斜面から行く事にする
 
 急な斜面は降りるのも難しい なんとか降りて左に取り付ける斜面を探す これなら良さそうとルートを行くと そこにもテープナビがあった 登って行くと先ほど避けたトラバース斜面の先に出た 左方向にルートを登ってゆくとどうやら鉄塔を過ぎた上のルートに出た
 
 なんとなく見覚えのあるルート そこを登るとすぐにイワウチワが顔を見せてくれた ああここだ と たどり着けた事を喜び また、花が出迎えてくれた事も嬉しい 斜面に葉はびっしり覆っているものの花はポツポツと咲いており密集度が低い 蕾を膨らませているものも見られた ルートを登りながらルート脇に咲いている花を楽しむ アセビも花を咲かせていた
 
 本郷49と書いた標柱のところに出る 左に巻くルートのようなものが見られるがそちらでは無さそうなので真っすぐ登ってゆく ここからの登りも結構きつい こんなに急だったかな? ルートを間違えたかな?と心配になる ここまでで結構疲れが溜まってきており、とても山頂までは難しい せめて大岩の上まで行き 大山が伺えないか見ておきたいと今後の計画を変更し且つ 大岩まではと目標を変えて、厳しく感じるルートを登って行く
 
 大岩に向かうルートに出てきた これで良かったとルートを行く ここにもイワウチワが顔を見せてくれるのだがまだ蕾も見られなかった 大岩を右に見てここも急な斜面を登り 大岩の上に出る
 
 なんとかここまで登れた 大山は?と岩の先に眼をやる ガスが出ていてはっきりしないが、時折ガスが薄くなり白い山容らしきものが伺える ズームで狙ったが手前の枝が邪魔をしうまく狙えない まあそれらしきものが見えたから良しとしよう ここで記念写真を撮り下山する事に
 
 もう一度イワウチワを愛でながら登ってきたルートを戻る ルート飛び出したところから戻るのは避けて鉄塔まで降りる 鉄塔のある広場にはタムシバが咲いていた ここからは鉄塔の右手に見えるルートを降りて行く 昔からある登山ルートではあるが下から来ると目印となる鉄塔が見えないのでルート判別が難しい 鉄塔を見ながら登ることでなんとかアクセス出来たので 最近は鉄塔を目指すルートを選んでいる 昔のルートはどうなっているかを確かめたかった
 
 ルートはなんとなく読める だがはっきりしない ジグザグに降りてゆくと次第にルートは読めなくなる でもヤブはなく左手方向(神社の方角)に向かい降りて行く そう急な斜面は無く歩きやすい 沿道の建屋などが見えてくる 左へ左へとほぼ水平に歩いて行く やがて神社が見えてきて無事下山 今度はこちらのルートを狙ってみるか でも目印の鉄塔が見えないのが不安ではあるが
 
 あとは自動車道を行き 車のところに 車載温度は11℃だった
 
 帰路三休公園の桜を楽しむ 旭町役場の駐車場に車を置いて山頂往復(標高は260mとの事)コバノミツバツツジも咲いていた イチリンソウ ホトケノザ カラスノエンドウ ウシハコベ ヒメオドリコソウ オオイヌノフグリ スズナ ヒメウズ ミツバツチグリ フキノトウ シロバナタンポポなど春の草花に出会えた 約1時間の散策だった 花見の車が次々と訪ねていた



アプローチ
 まだ薄暗い中倉敷を出発 車載温度6℃ いつものように吉備路429を行く、空が次第に明るくなってきて山並が見えくる 180を横断し県道271を行く 足守の手前で再度429に合流する 足守市街を抜け 吉備中央町 加茂川と走って行く 429を走るのは久し振りだ 加茂川道の駅1℃ 結構冷えている 小森温泉 旭川ダムと走る ダムの水位は随分と高い 旭川沿いの桜が咲いている 旭町で県道30へ左折 桜を楽しみながら旭川に沿って走る 落合入口の温度表示5(車載温度3)℃を見て313に乗り 久世 勝山 湯原と走ってゆく 久世も桜が見事だった 湯原3℃ 湯原温泉に向かう信号機を過ぎ 国道脇のいつもの空地に車を停めさせて戴く 車載温度2℃