朝鍋鷲ヶ山〜金ヶ谷山 縦走



朝鍋鷲ヶ山 1078m  金ヶ谷山 1164m   難易度 ☆☆
朝鍋鷲ヶ山 登り63分 下り29分 金ケ谷山(セリバオウレンまで) 縦走*13分 帰り*21分   岡山県
倉敷からの距離   117Km        登頂日 2025/04/17  ガイドブック  写真  動画

朝鍋鷲ヶ山登山口7:32−8:28尾根分岐−8:35朝鍋鷲ヶ山山頂−8:40電波塔8:47−8:53セリバオウレン9:01−9:16電波塔−9:22朝鍋鷲ヶ山山頂−9:27分岐−9:51登山口駐車場所

登山
 今日は朝鍋鷲ヶ山(あさなべわしがせん1078m)から金ヶ谷山(かねがたにさん1164m)へ 昨年、朝鍋鷲ケ山から金ケ谷山への縦走路でセリバオウレンが咲くというブログ情報を拝見し、訪ねてみたいとこの日を楽しみにしていた 果たして、出会える事が出来るだろうか

 登山支度をして出発する 丸太の階段でいきなりの急登 この時期にここを訪ねるのは初めてだ 頭を覆うようにしていた木々は落葉して雰囲気が随分違う 時々小鳥の声が聞こえてくるので冬山の静けさとは少し違った感じである 樹林の中のルートを登ってゆく ツルシキミの花芽を見つける ルートは緩急を繰り返す 20分程登った地点にイワカガミの葉が見られるが花芽すらまだだ 丸太の階段から土のルートになり 少し下るポイントがある そこにもルートの両脇にイワカガミの葉がびっしり そしてまた階段を登ってゆく 
 
 ルート左手樹間に金ケ谷山が伺える また右手には冠雪した大山を見る事が出来る 時々カメラに収めたが大山の存在は説明しないとわからない状況 人間の眼では手前の小枝を透かして山容が見えるようだ 花は残念ながらツルシキミの花芽しか見つけられないまま尾根分岐に出る そうそう途中雪が残っているところがあり数歩雪の上を歩いた
 
 分岐を左にとり朝鍋鷲ケ山山頂へ向かう 山肌のあちらこちらに残雪が伺える 雪に押しつぶされたかのように低灌木が連なっている 山頂に近づくとルートは雪で覆われている ルートと思われる形跡が見られるのでそれを追う 久々の雪道だ いつもは何も考えずにルートを歩いたがルートが見えないと心配になる 前方に展望台が見えてきて 山頂広場に出る
 
 山頂広場には雪は消えている 老朽化した展望台の先に山頂標識と感動の碑と書いた石碑ががある 展望台での景観を楽しめないのですぐに金ケ谷山へ向かう また雪が現れてくるが幸い一部分で、その先は雪が消えていた これならセリバオウレンに出会える可能性が出てきたと足取りは軽い まずは電波塔に寄り冠雪した大山を見よう
 
 ルートを少し降りた右手に電波塔がある 山頂から5分程だった 期待通り冠雪した大山が見える 烏ケ山から蒜山三座までの山並みも伺う事が出来る 次回訪ねたいと思っている擬宝珠山は、まだ白いものが見られる 大山を背に記念写真を撮り 金ケ谷山へ向かう
 
 セリバオウレンは果たして顔を見せてくれるのだろうか? ルートにびっしり咲いていたというレポートがあるから見逃す事はないだろうな と 初めての出会いがどのような形になるか期待と心配を入り交えながらルートを行く 電波塔を出てから少しくだり そして登り返す 丸太の階段のルートになる ルートには雪は無い 階段になってからすぐに妖精の如く立っているセリバオウレンを見つける 5,6輪ダンスを楽しんでいるように咲いている 見つけた!!と喜んでカメラに撮る
 
 その先にも咲いている 花を追いながら パチパチカメラに撮りながらルートを行く 固まって咲いているところもある 記録によると8分程花を撮りながら歩いた 花が無ければ数分の距離だろう 
 
 ルートは下りの階段に出る 金ケ谷山はそこを下って登り返す 正面に山肌が伺えるが結構白いものが残っている ルートには雪があるに違いない この先にまだ花は咲いているかも知れないが充分楽しめた 山頂まで行くのは見合わせてここで帰ることにしようと 帰路も花を楽しみながら 登ってきたルートを戻る
 
 下山途中で二組のご夫婦連れとすれ違い挨拶を交わす この山で人に出会うのは珍しい 花の事をご存知なのだろう 車載温度は19℃まで上昇していた
 
 新庄の凱旋桜は駐車場が満車で寄らすに帰った 対向車がつぎつぎとやってきた、これも普段と違う みな、桜を訪ねに行くのだろうか?


アプローチ
 まだ暗い時間に倉敷を出発車載温度11℃ 429吉備路を行く 薄っすらと空が明るくなってくる 良い天気になりそうだ 県道271を経由し足守市街地手前で再度429に乗る 足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 加茂川の温度6℃ 小森温泉の前を抜け旭川ダムに 相変わらず水位は高い 川筋に霧が出るも運転には支障はない 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走り落合へ 落合入口11(車載9)℃ 落合で313に乗り 久世 勝山と市街地を走る 勝山で313と別れ181へ直進 美甘 新庄と走る 時々正面に陽が射し込みまぶしい 勝山7℃ 美甘5℃ 新庄5℃ 勝山までは桜は終わっていたが、美甘 新庄と走って行くとまだ咲いている 凱旋桜もまだ花をつけている 新庄道の駅を過ぎてすぐのT字路を右折し県道58に乗り蒜山の方角へ向かう 野土呂トンネルを抜けた途端に冠雪した大山が飛び込んでくる トンネルを抜けてすぐのT字路を左に曲がる ここからも三平山の先に冠雪した大山・烏ケ山が見える 青空を背景に実に美しい 100m程走り 林道川上2号線へ右折する 林道左手にある朝鍋山登山口に注意しながら車を走らす 登山口の斜め前に車一台置ける空地がありそこに車を置かせて戴く 車載温度8℃