駐車場7:19−7:23からまつ園地−7:35かえで園地−7:40おたからこう湿原−7:53もみじ滝7:54−8:14分岐−8:19分岐−8:37千軒平_1090mH8:43−9:01もみじ平_1059mH−9:14県境分岐−9:29園地分岐−かえで園地−9:48まゆみ園地−9:52管理棟_840mH9:56−9:58駐車場
今日は森林に いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)を訪ねる登山支度をする 支度しているあいだにも駐車場に車が 下山した時はかなり増えているだろう 駐車場には花は見られなかったが道路脇にヤマザクラが咲いていた まだ陽射しが得られず色がはっきりしない
園地入口に森林公園を訪ねる方へ*1)と書いた案内板が 右手に森林公園と記した石碑があり岡山県立森林公園*2)と書いた説明ボードがある 園地に入ってすぐにショウジョウバカマが顔を見せてくれる だがまだ数は少ない
管理棟を右に見てカラマツ園地へ向かう ルート脇の溝にミズバショウが花を咲かせている ザゼンソウも顔を見せてくれた カラマツ園地はショウジョウバカマが沢山顔を見せてくれるのだがまだ少し早いようだ バイケイソウが特徴のある葉を伸ばしている そしてミズバショウの群生場所に出る
群生場所には木道が設置されている 写真撮影されている人が見られる 私も木道に入り写真撮影を楽しむ かなり広い範囲に咲いている 少し離れたところに揃って咲いている花を狙ってカメラに収める 元気な花を撮る事が出来た(わずかだが色褪せたものもあった) 木道のある群生地の左手にもかなりの数のミズバショウが咲いていた
今度はリュウキンカと左手に眼をやる 黄色い花を見つけた ぽつんぽつんと数輪見られる もっと咲き競っている様子を見たかったが少し時期が早かったのかも知れない ルート脇の花はまだ やっとボタンネコノメソウを見つける
かえで園地に出る ここにもヤマザクラが咲いていた またキクザキイチゲとキンキエンゴサクを見つけた キクザキイチゲはまだお休み中だった
かえで園地を過ぎ もみじ滝へ向かう 樹林の中のルートを行く コブシが咲いていた 近づいてカメラに収める おたからこう湿原にもコブシが咲いていた
おたからこう湿原を後にもみじ滝へ向かう ボタンネコノメソウとカンスゲを見て もみじ滝に出る
もみじ滝を見て千軒平を目指す ここから登りがはじまる ルート脇にショウジョウバカマが頭を見せてくれた ジグザグに高度をあげて行く ブナの新芽を見ながら登って行く ここでもコブシに出会えた そして尾根縦走路に出る
尾根縦走路は森林公園を取り巻く山並みの尾根を縦走出来るルート きたけ峰ー千軒平ーもみじ平ー県境三叉路ーすずのこ平と繋がり岡山県と鳥取県の県境となっている 管理センターをホームベースとしてレフトにきたけ峰 センターもみじ平 ライトすずのこ平と言うような感じ いろいろなルートを楽しめる 千軒平が一番見晴らしが良いので、千軒平を含めるルートを選ぶ事が殆どである 今日も千軒平そして県境三叉路までの尾根歩きを楽しむ計画
大きなブナ樹林のルート ブナを楽しみながらルートを行く 少し登り返したところに分岐があり管理センターへも降りられる 分岐を千軒平へ向かう 分岐にツクバネソウが顔を見せていた
分岐を行く 少し下ってから登りにかかる 急な登りを過ぎると傾斜は緩くなり一息入れる事が出来る そこにオオカメノキが咲いていた そして樹林を抜ける 樹林を抜けてからのダラダラ登りが結構きつい なんとか耐え千軒平の山頂に出る
山頂から大山は見えるが春霞でぼんやり 山頂標識のところで記念写真を撮る 広場を回り花を探したが見つけられなかった そして下山する
下山は縦走路をもみじ平を経由し県境三叉路で管理センターへ降りる予定 ブナの新緑を楽しみながらルートを行く 雲で陽射しが遮られ色の鮮やかさが今一 ウリハダカエデが特徴ある花を咲かせている オオカメノキも顔を見せてくれた もみじ平を過ぎ 眺望が得られる下りのルートを楽しみ県境三叉路に出る
県境三叉路を右に折れ、下って行く 以前イワウチワが咲いていた場所は何の痕跡も見られない 足元に留意しながら園地分岐に降りる管理センターへの標識に従い園地を行く 多くの人と出会うかと思ったがどなたもいない 何か不思議な感じ いつものところにハシリドコロが群生し地味な花を咲かせていた かえで園地手前のルート右手にサンインシロカネソウを見つけた 喜んでカメラに収める キクザキイチゲも花を開いて歓迎してくれた
かえで園地のところで左に折れ いぼた園地にかかったところからまゆみ園地に向かう渓流沿いのルートに入る ここの雰囲気は気持ちがいい 土は柔らかく足が心地よい いつものところにバイケイソウが葉を伸ばしていた ザゼンソウもいつもの場所で出会えた 今年は雪で遅かったのかやっと顔を出した状態だった まゆみ園地入口にはコブシが咲いていた まゆみ園地にはバイケイソウが一面に葉を伸ばしていた それと見事なコブシの木 周辺のマユミの木より高い 枝先に沢山の花を咲かせ堂々たる姿を見せてくれた
最後に管理センターに入る 入った左手に今見られる花の写真が掲示されており 園地の地図上に咲いている場所を示すマークが見られた 紹介されていた花は下記のとおり
ミズバショウ ザゼンソウ バイケイソウ(葉) スミレサイシン オオヤマザクラ タムシバ キクザキイチゲ サンインシロガネソウ リュウキンカ ミヤマカタバミ ネコノメソウ バイカオウレン エンレイソウ オオカメノキ コチャルメルソウ ショウジョウバカマ ハウチワカエデ コブシ ハシリドコロ ボタンネコノメソウ タチツボスミレ ユキザサ キンキエンゴサク ヤマザクラ ブナ クロモジ ミズナラ ウリハダカエデ
管理センターを出て駐車場に 駐車場は予想通り満車状態 車載温度は15℃だった 帰路、下の方の駐車場にも何台もの車が見られ 登って来られる人と幾人も出会った また 対向車も次々と 国道に出るまでに10台は越えた それにしてもあれほどの車が来ているのに園地での出会いが少なかったのは不思議だ------------------------------------------------------------------------
*1)森林公園を訪ねる方へ
森林公園は県民のみなさんの貴重な財産です。このかけがえのない美しい自然を守り、後世に伝えるため森林公園では次のことを守りましょう。
1、植物採集、昆虫採集、魚つりをしないこと
2、鳥獣などを傷つけたり、とらないこと
3、キャンプをしないこと
4、たき火、花火などの火氣を使用しないこと
5、公園の施設をこわしたり、傷つけたりしないこと
6、物品の販売やこれに類する行為をしないこと
7、危険なことや他人の迷惑になる行為をしないこと
8、タバコの吸いがら、ごみ、缶、ビンなどは指定された場所に捨てるか、自分で持ち帰ること
9、その他、公園の利用や管理に支障になる行為をしないこと
以上のような注意事項に違反する時は 岡山県立森林公園条例により退園していただくことがあります。
なお、管理センターは、展示室、休憩室も兼ねておりますので、入園される方は気軽にお立ち寄りください。
岡山県
*2)岡山県立森林公園
Okayama PrefecturaI Forest Park
鏡野町の北部から鳥取県境にかけて広がる中国山地の森林は、標高1、000m、面積は334haで、甲子園球場約90個分の広さを誇ります。全長21kmの自然歩道が整備され、春は残雪とミズバショウやザゼンソウが観られる他、ブナやミズナラなどの落葉広葉樹やカラマツ林、真っ赤な実をつけるマユミの古木など、数百種類の花と野鳥に出会える公園です。[12月−4月中旬は休園]
薄っすらと明るくなってきた頃倉敷を出発 車載温度10℃ 吉備路429を走り180を横断して県道271を経由 足守の手前で再度429に合流 足守 加茂川と抜けて行く 加茂川道の駅で小休憩車載温度5℃ ガスが出てきた 小森温泉 旭川ダムと抜けて行く ダムは水位は相変わらず高い 水面に川霧が見える 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 抜けた先はガスは無いが春霞状態 山並みは薄っすらと見える 最初の信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で右折し181を行き院庄へ 院庄で左折し179を北上する 泉山などの山並ははっきり見える 雲井山トンネル出口5℃ 奥津役場前7℃を確認 甘木トンネルを出てすぐ、森林公園の案内標識に従って左折する あとは羽出川に沿って登って行く 森林公園2kmの標識を見て 園地に入って行く 一番奥の駐車場に駐車させて頂く すでに3台駐車 車載温度5℃