駐車位置7:59−8:36擬宝珠山山頂8:37−8:54第2リフト−9:13コル−9:44象山山頂9:51−10:12分岐−10:27湿原登山口=湿原周遊=10:49駐車位置
今日は鏡ヶ成から擬宝珠山(ぎぼしやま1110m)・象山(ぞうやま1085m)を訪ねる登山支度をして出発する 駐車場に車が見られないという事は国民休暇村に宿泊者がいないのだろうか? ちょっと不思議な感じ オフシーズンと言う事かも知れない サンカヨウの群生地はどのように変化しているかをまず確かめよう
道路を越えて芝草に入る 入った途端足元はムラサキサギゴケが顔を見せる セイヨウタンポポ タニウツギも咲いていた サンカヨウの群生地は結構草が茂ってきているがサンカヨウを見て回った後がルートのようにして通じているので適当にルートに入って行く 足元にクルマバソウ アマドコロがぽつぽつと咲いているのを見つける イタドリが群生している 私の背より高く伸びている サンカヨウも見られるがイタドリに囲まれている イタドリが群生しているところは一部分でその先に サンカヨウが実をつけて固まっているところがありカメラに収める 周辺の草がどんどん伸び サンカヨウは伸びた草に覆われてしまうのだろう サンカヨウの実を見てルートを追いながら登山道へ向かう 鏡ケ成の先には烏ケ山がそしてその右には象山が青空を背にくっきりとした姿を見せてくれた
登山道に合流しルートを登って行く すぐに樹林のルートに入りジグザグに登って行く ルート脇にアマドコロ クルマバソウ ギンリョウソウが顔を見せ楽しませてくれる フキノトウの綿毛も写真写りがいい 小鳥の声も賑やかだ ニワトコ*(*は実を意味する) ユキザサ マムシグサ ヤマアジサイ#(#は花芽を意味する) エンレイソウなども顔を見せてくれ その都度かがんでパチリ 結構いい運動だ ルートは最初小刻みにジグザグに折れるが次第に折れる距離が伸び傾斜も緩くなり歩きやすくなる 先月、樹間に烏ケ山が見えた 今月はどうかなと思ったが見えるところはあった 写真を比べると周囲の樹木の様子が違うので違う場所だろう ルートに陽が射し明るくなり そして尾根縦走路に出る 縦走路に出てから1分も要せずに擬宝珠山山頂に出る 合流点ではサワフタギ タニウツギが出迎えてくれた 尾根ではヤマアジサイ# ハナニガナが顔を見せてくれた
山頂にはどなたもいない 陽射しを受けているものの気温がまだあがっていないのか爽やか 皆ケ山や三平山の方角の景観を楽しむ(烏ケ山は見えない) 山頂ではニワトコ*を見つけた すぐに縦走路へ向かう
先ほど飛び出してきた縦走路の分岐に戻る そのすぐ先に緑のロープが もうカタクリは姿を留めていない その先にもロープの道が続く あれほどびっしりと咲いていたのだから何か名残はと見るがなかなか見つからない 最後の方になってカタクリ特徴ある実を見つける事が出来た ルートには灌木樹が花を咲かせ楽しませてくれる カマツカ ミヤマガマズミ サワフタギ オオカメノキ* タニウツギ ハウチワカエデ コミネカエデなど見つける事が出来た サワフタギとタンナサワフタギの違いがわからない 葉が幾分細長いのでサワフタギとした 果たしてどちらだろう 実になればはっきりするグリーンのロープが終わり 樹林の中へ降りて行く 第二リフトの空間から烏ケ山を確認しルートを降りて行く タニギキョウ ニワトコ*を見て降りてゆくと視界が開け 烏ケ山 その右にこれから登る象山が見えてくる 烏ケ山の背にほんの少し大山が頭を見せていた タニウツギ ミツバツチグリ チゴユリ サワフタギ そしてナナカマドが見事な花を咲かせ出迎えてくれた ルートに落花の白いつぶつぶが一杯 ここにくるまでにもこの落花を何回か見たが 何の花だろうかと思っていた所ナナカマドだった 丁度眼が届くところに花を咲かせていてくれたので助かる 近くにサンカヨウ*も顔を見せてくれた そしてすぐに、コルに出る
コルは分岐になっており休暇村の方にも行けるが直進し象山へ向かう コルからはなだらかな丸太の階段を登って行く 丸太の階段から石段になり また丸太となり石段となる事を何回か繰り返しながら高度を上げてゆく 振り返ると擬宝珠山の山容の変化が伺える コルから1分も行かないところでキンランに出会う 喜んでカメラに収める キンランにはその後何回も出会う事が出来 その都度カメラに収める だが不思議な事にどれもピントが甘い ちょっと残念だった キンランの他にヤマボウシ レンゲツツジ ハナニガナ ウマノアシガタ ウツギ# アカモノ セイヨウタンポポ ガマズミ* アキグミ イワカガミ* ショウジョウバカマ* ヒメハギと次々と顔を見せてくれしゃがんではパチリと撮りながら登って行く そして山頂への分岐を右にとり山頂に出る
山頂にはどなたもおられない 三角点と山頂標識がある 山頂から皆ケ山 擬宝珠山 国民休暇村 三平山や毛無山に連なる山並み 烏ケ山と景観が広がる タニウツギ ヤマヤナギ*が顔を見せてくれた 擬宝珠山を背景に記念写真を撮り下山する先ほどの分岐に戻り 今度は新小屋峠の方角に降りて行く 正面に烏ケ山が見える 分岐にヤマボウシが咲いていた 咲き始めなのかまだ白くなっていない ルート脇にキョロキョロ眼をやり花を楽しみながら降りて行く アカモノ レンゲツツジ タニウツギ ヤマツツジ ハナニガナ ショウジョウバカマ* など顔を見せてくれる アカモノが随所で顔を見せてくれる イワナシを見つけられないか留意していたが見つけられなかった
象山展望台に出るが特に花は見られない そのままルートを降りて行く イワナシに出会ったところにはアカモノが咲いていた イワナシは残念ながら葉も実もみつけられなかった
そして樹林帯に入り 分岐を国民休暇村の方向へ左に折れてルートを行く ユキザサが咲いているのを見て ブナの樹林のルートを行く 先月にはしっかり残っていたルート右手の谷筋の雪はもう見られなかった そして湿原に出る
緑に覆われた草原が広がる 先月の野焼きの焼けた跡はどこにも見られない ルートと湿原の草原とは区別がつくのでルートを行く ミツバツチグリ ノアザミが咲いているのを見て 分岐に出る
分岐から湿原の木道へ向かう ミツバツチグリをところどころで見つけるものの花らしいものはまだのようだ サワフタギが花芽を沢山つけているのを見て木道に出る 木道の脇にはバイケイソウが背を伸ばし花芽を見せていた 木道に沿って群生していた 今度はコマユミ ヤブデマリ#に出会う コマユミは目立たない花だし ヤブデマリもこれからだ 木道を降りた位置でナルコユリを見つけた 花芽を膨らませた状態と言うのだろう
湿原の巡回ルートをとおり 湿原の案内図を見て自動車道を横断 鏡ケ成広場の湿原へ向かう しゃれた橋を渡る 芝草の広場にはムラサキサギゴケが一面に咲いて見事 花を避けて歩けるようなところは見つからないので遠慮なく歩かせて頂く 湿原はロープに囲われているが花はまだのようだ 灌木があるところにはサワフタギ コマユミが顔を見せてくれた 足元にミツバツチグリが黄色い固まりを見せてくれたがフェンスの中には花は見つけられなかった 先月咲き誇っていたラッパスイセンはすっかり姿を消してしまっていた
近くに公衆トイレがあるのだがシャッターが下りて利用出来ない状況だった 先月は使えたのに不思議な管理方法だ 駐車場には数台車が増えていた 車載温度は22℃を示していたが 鏡ケ成の温度表示は21℃だった
明るくなり始めた頃、倉敷を出発する車載温度16℃ 酒津から高梁川沿いを走り 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 豪渓泰橋入口12℃を確認し、信号を左へ曲がり180号を北上する 井倉10℃ 新見12℃ 新見市街地を抜け 更に北上する 小原トンネル 阿福トンネルと2つのトンネルを抜ける 千屋14℃を確認 明地トンネルへ向かう トンネル出口は15℃ 高尾で181と合流そのまま181を日野川沿いに走る 江府で右に折れ482に乗る 下蚊屋ダムまで走り 案内にしたがい右下に降り広域農道を行き鏡ケ成へ向かう 広域農道に出ると左前面に大山と烏ケ山が見える 今日も車を停めパチリ この先に行くと大山は烏ケ山の背になり見えなくなる そして、大山蒜山スカイランであった県道45に合流 鏡ケ成に 温度表示は15℃ いつものように擬宝珠山登山口に近い駐車場に 車載温度は16℃だった 今日は不思議とどの駐車場も車が見えない