高滝山



標高 506m    難易度 ☆    登り92分 下り70分 その他19分  岡山県
倉敷からの距離   27Km        登頂日 2025/08/14     ガイドブック  F 写真 動画

駐車場6:21=6:22登山口ー6:28木野山神社ー6:46三合目−7:05ロープ坂−7:14ロープ坂終点7:18−7:36ロープー7:43分岐ー7:44ロープー7:45八合目ー7:56分岐ー7:58山頂8:01−8:03分岐ー8:06太郎岩−8:18男岩8:24ー8:25妙見トレラン神社8:26−8:28女岩−八合目ー8:47ロープー8:50ロープー五合目ー8:54ロープー三合目ー9:00ロープー9:14ロープー9:18妙見登山口=9:20妙見宮=木野登山口=9:36駐車場

登山
 高滝山(たかたきやま506m) は総社市にある山。

 登山支度をし、猪対策のベルはセットして出発する 駐車場を後に、先ほど通った登山道入口へ向かう 登山道案内図を見て、幅広のルートへ入って行く 草が生えており、踏まれた様子が伺えない この時期は登山者は少ないのだろう 結構傾斜がある アキノタムラソウ オトギリソウ テッポウユリが咲ていた 正面に簡易水道貯水池のフェンスが見えてくる フェンスを左に回り込む形でルートを行く
 
 すぐに木野山神社に出る ルートは土の道 この時期でも落ち葉が積もっている ごろごろした石や階段や段差のあるようなところも無くルートは続く 高滝山登山道を示す道標ならびにトレイルランの為と思われる紅白のリボンを垂らしたナビが随所に見られる 迷うようなところも無くマイペース マイステップで登って行ける
 
 ルートには展望が得られるところは無く 似た感じのルートが続く 登山記録に合目表示とロープが設置されていたところの時刻を記した 三合目のすぐ近くでナツハゼ*(*は実を意味する) アセビ*を見つけたが他では見つける事が出来なかった
 
 ロープ坂と書いたロープが設置されている長い登りでは記録によると9分要していた 今日はロープを使わないで登れるかやってみた 最初は楽に登れたが最後の方は4つん這いになって身体を支えなんとか登った ロープを使った方が楽だ ロープが終わったところで麦茶休憩をとり水分補給を行う
 
 ロープ坂を過ぎて数分登ったところにもロープが設置されていたが短く ロープの世話にならずに登れた そして松尾・足谷方面への分岐に出る そのまま直進し高滝山三角点を目指す この間何度かアップダウンはあったが傾斜は緩やかでありトレイルランではさぞ気持ちよく走られただろうと思われる 
 
 分岐を過ぎて登ってゆくとすぐにロープがあり それを過ぎたところに八合目の標識がある まもなく山頂かなと思っていたのにまだ八合目 まだかと登って行く 幸いそう急なところはなかったが、それでも10分少々かかって、見覚えのある分岐に出る まず左三角点へ向かう 分岐からすぐに三角点のある広場に出る 山頂標識が設置されており、周辺の木に高滝山と書いた板が括られているがここからは展望はきかない
 
 すぐに展望岩と書いた方向へ向かう 登山案内図に記載されている岩山ルートを行く 少し下り気味そして登り返す 緩やかな傾斜である これまでと違って大きな岩がルート脇やらルートに見られる ルート沿いに不動明王立像や役の行者像がある 役の行者像の背に大きな岩がある おそらく八畳岩だろう その横を登って行くと前方に太郎岩と書いた標識が見える そして太郎岩に立つ
 
 尾根の左右の展望が得られる 遠景はかすんでいてよくわからない 展望を一望しルートを行く 蛇岩と思われる細長い岩を抜けると また展望が得られる岩(次郎岩)の上に出る 
 
 今度は男岩に出る こちらから行くと横から見る角度 しめ縄が飾られ堂々としたもの 今日は男岩のところで記念写真を撮る ついでに麦茶休憩も
 
 そこを過ぎるとすぐに妙見トレラン神社に出る 赤い鳥居と小さなお社がある そこから大山が見えた(2025/3/14に訪ねた時見る事が出来た)のだが 今日はガスで遠望はきかなかった
 
 神社を後に、妙見ルートを降りて行く ロープのところを少し行くと 右手に女岩があるのを一瞥する そして 女岩を後にルートを降りて行く ゆるやかなアップダウンのルート こちらも木野山ルート同様、登山道を示す標識やトレランのナビが随所にある しっかりしたルートでナビが無くても安心して歩ける こちらも階段や段差のあるところは無く土の感触を楽しめる ロープが随所にある 登山記録にロープがあった時刻を書いておく 最初のロープが一番急だった 下りでもありロープを掴み降りて行ったがその他のロープは掴まらなくても大丈夫だった
 
 前回の記録に八合目 五合目 三合目の標識があった と記しているが今回はどれも気づかなかった 展望の得られるところは無く花や実も見つけられなかった
 
 最後のロープを過ぎるとすぐ少し幅広のルートに出る 出たところに高滝山登山道 妙見登山道と書いた標識が設置されているのを振り向いて確認する
 
 幅広の平坦なルートを緩やかに降りて行くとすぐに妙見宮と書いた大きな石の鳥居に出る 奥にはお社が見られる 草の生えた道を行く ヤブマオ ツユクサ タカサブロウ ヤブラン#(#は花芽を意味する) キツネノマゴ ヨウシュヤマゴボウ ウツギ*などを見つける そして自動車道に出る 自動車道を右に折れ、下ってゆくと高滝山駐車場を示す案内があったところに出るので そこを右に折れ駐車場に向かう
 
 登山道ではずっと木陰の中 草の道に出て陽射しを受けるが緑が優しく暑さを感じない だが自動車道に出た途端路面の照り返しがきつい 渓流沿いに顔を見せる花を確かめる気力もなく暑さに耐え 駐車場に向かう
 
 駐車場には一台車が見られた 作業着姿で農機具を持っておられた 挨拶を交わす 登って来られたのですか 暑かったでしょうとねぎらいの言葉を頂く 車載温度は33℃だった 自動車道を歩いたのは10分も無かったが、きつかった



アプローチ
 まだ薄暗い時間倉敷を出発 車載温度26℃ 夜が明けるのが遅くなってきた 今日は擬宝珠山・象山を目指して出発した 酒津から高梁川沿いを走り 総社大橋 豪渓泰橋(24℃)を順調に抜ける 信号を左折し180号を北上する 片側交互通行の箇所があったが信号のタイミングが良く抜ける 高梁市街を抜けた辺りと思うが全面通行止めと書いた案内がチラリと見えた どこか通行止めのようだ、と軽い気持ちで抜ける 高梁市街を抜け313との交差点で待機している人がいる 信号がGoなので何だろうとちょっと気にする 交差点を過ぎ コンビニを過ぎたあたりにまた全面通行止めの標識 こう度々ではどこか確認しようと速度を緩めて見ると 何と180号大雨の為新見方面全面通行止め との事 新見を抜けられないのでは目的地に着けない 313経由でも180が通行止めの被災を受けているのでは抜けられるか怪しい 仕方が無い取りやめよう でも折角山登りを楽しみ出てきたのだから そうだ 走ってきた途中の高滝山にしよう
 
 という事で車を折り返す 対向車は少なくいつも多いトラックもほとんど走っていない 流石通行止めの情報を掴んでいるようだ 美袋駅近くの槻大橋へ右折する 道なりに進み道幅が狭くなってすぐに高滝山駐車場を示す案内がある それに従って車一台がやっと走れるような狭い道路を緊張しながら走る 登山道入口を右手に見て その先の駐車場に駐車させて頂く 駐車料金100円を無人のボックスに入れる 車載温度24℃ 駐車している車は無かった 駐車場には簡易トイレが設置されている