駐車場7:11ー7:16からまつ園地ー7:36かえで園地ー7:43おたからこう湿原ー7:55もみじ滝ー8:15分岐ー8:21分岐ー8:42千軒平_1090mH8:53ー9:13もみじ平_1059mHー9:31県境分岐ー9:47園地分岐ー9:55かえで園地ー10:04まゆみ園地ー10:06管理棟_840mH10:09ー10:12駐車場
今日は森林に いつものように千軒平(せんげんだいら1090m)を訪ねる登山支度をして出発する 駐車場のナナカマド*(*は実を意味する)の実をみつける 葉は少し色づいてきている
園地入口に森林公園を訪ねる方へ*1)と書いた案内板が 右手に森林公園と記した石碑があり岡山県立森林公園*2)と書いた説明ボードがある 園地へ入る 入口付近には出迎えてくれる花はない
管理棟に出て 前の道を入りツリバナを伺う 花芽をつけていた ルートに戻りカラマツ園地へ向かう 園地のしっとりとした雰囲気を右手に見ながらルートを行くとミズバショウの群生場所に出る 大きなミズバショウの葉を伺う事が出来る 但し、見学用木道入口は閉鎖されており、ネット越しに
右手に湿原が続くが花は見つからない エゾアブラガヤだろうか、その種類の植物が幾つも見られる 左手には灌木 次々と実が顔を出す ツノハシバミ* キハダ* シナノキ* と珍しい実を見つける GoogleLensや管理棟に掲載されている今見られる花と実から調べた
マユミ* サワフタギ* ミズキ* カマツカ* ヤマボウシ* ナナカマド* エゴノキ* ガマズミ* リョウブ* ツルアジサイ* ミズナラ* タニウツギ* ウツギ*など知っている実が次々と顔を出してくれる 反対側のいぼた園地湿原にはバイケイソウ* ミズオトギリ#(#は花芽を意味する)が顔を見せてくれる
ミズオトギリはこれまでに出会った事が無い花 花は咲いていなかったが湿原に沢山顔を見せていたので写真に撮っておいた 帰路管理室により今咲いている花に掲載されていた事からネットを調べ葉の様子からミズオトギリと判別出来たもの 写真を良くみたら蕾のようなものが写っていた
かえで園地の手前にナツツバキ*をみつける カマツカ* エゴノキ*はここでも見られ 園内あちらこちらで出会った
かえで園地を過ぎ もみじ滝へ向かう 樹林の中のルートを行く ルート脇にビニールシートで覆われたものが点在する 何か書いてあるので見ると 害虫の燻蒸作業中との事 害虫名には松くい虫 カシノナガキクイムシ クビアカツヤカミキリとの記載があった ビニールシートがかかっていないものもあった
おたからこう湿原に出る 湿原に花は見られない 湿原を囲むようにして保護フェンスが設置されていた 湿原の植物を保護するのが大変なようだ 何か生態系のバランスが崩れてきているのだろうか
湿原を後にもみじ滝へ向かう オオカメノキ* ヨシノアザミ イヌトウバナ見て もみじ滝に出る モミジガサの生息域も保護フェンスが設置されていた
もみじ滝を見て千軒平を目指す ここから登りがはじまる ジグザグに高度をあげて行く 足元に赤茶色をしたキノコが幾つも顔を見せている キノコは全くわからない 花に出会う事無く尾根縦走路に出る
尾根縦走路は森林公園を取り巻く山並みの尾根を縦走出来るルート きたけ峰ー千軒平ーもみじ平ー県境三叉路ーすずのこ平と繋がり岡山県と鳥取県の県境となっている 管理センターをホームベースとしてレフトにきたけ峰 センターもみじ平 ライトすずのこ平と言うような感じ いろいろなルートを楽しめる 千軒平が一番見晴らしが良いので、千軒平を含めるルートを選ぶ事が殆どである 今日も千軒平そして県境三叉路までの尾根歩きを楽しむ計画
大きなブナ樹林のルート ブナを楽しみながらルートを行く 少し登り返したところに分岐があり管理センターへも降りられる 分岐を千軒平へ向かう
分岐を行く 少し下ってから登りにかかる 急な登りを過ぎると傾斜は緩くなり一息入れる事が出来る ガスが出てきたようである 樹林越にガスが漂っているのが見える そして樹林を抜ける 早速オトギリソウがお出迎え ナナカマド*やリョウブ*も顔を見せてくれる 草芝のルートになり、登って行くと山頂標識が見えてきて そして千軒平の山頂に出る
ガスが出て山頂からは全く景観が得られない 近くのきたけ峰すら見えない 花を探して山頂広場を歩いたがオトギリソウに出会えただけであった 山頂標識のところで記念写真を撮り、麦茶で喉を潤し縦走路へ向かう
縦走路をもみじ平の方向へ降りてゆく もうここまでガスがやってきた 霧もムードを創り出してくれる 霧の中のブナの景観を楽しみながらルートを降りて行く
ガマズミ* サワフタギ*を見つける もみじ平を過ぎたところでツルアジサイ* リョウブ*に出会う 眺望が得られる下りのルートではいつも楽しめる景観はガスで見えない 足元にハシカグサ キンミズヒキが咲いているのを見つけ県境三叉路に出る
県境三叉路を右に折れ、下って行く 以前イワウチワが咲いていた場所と思われる場所に保護フェンスが設置されていた イワウチワが戻ってきてくれると嬉しい 足元に留意しながら園地分岐に降りる管理センターへの標識に従い園地を行く 花は見られない かえで園地のところで左に折れ いぼた園地にかかったところからまゆみ園地に向かう渓流沿いのルートに入る ここの雰囲気は気持ちがいい 土は柔らかく足が心地よい まゆみ園地のマユミは沢山実をつけていた このまま色づいてくれると良い 園地には散水装置が設置され散水されていた 暑さが厳しいのだろう 大きなトチノキは実をつけていた
最後に管理センターに入る 入った左手に今見られる花の写真が掲示されており 園地の地図上に咲いている場所を示すマークが見られた 紹介されていた花や実は下記のとおり
イヌトウバナ ダイコンソウ コバギボウシ キンミズヒキ キツネノボタン ミゾソバ ミズオトギリ ウバユリ* シロバナギボウシ クロバナヒキオコシ ゲンノショウコ アブラガヤ サワオトギリ オトギリソウ ノアザミ キセルアザミ
クマシデ ミズキ トチノキ オオカメノキ ミヤマガマズミ キハダ ツノハシバミ ヤブデマリ ハクウンボク フウリンウメモドキ タラノキ ヨグソミネバリ
管理センターを出て駐車場に朝気づかなかった オオウラジロノキ* ハクウンボク*を見つける いずれも樹に名称を書いた札が取り付けられていた 駐車場は4台増えていた 車載温度は25℃だった------------------------------------------------------------------------
*1)森林公園を訪ねる方へ
森林公園は県民のみなさんの貴重な財産です。このかけがえのない美しい自然を守り、後世に伝えるため森林公園では次のことを守りましょう。
1、植物採集、昆虫採集、魚つりをしないこと
2、鳥獣などを傷つけたり、とらないこと
3、キャンプをしないこと
4、たき火、花火などの火氣を使用しないこと
5、公園の施設をこわしたり、傷つけたりしないこと
6、物品の販売やこれに類する行為をしないこと
7、危険なことや他人の迷惑になる行為をしないこと
8、タバコの吸いがら、ごみ、缶、ビンなどは指定された場所に捨てるか、自分で持ち帰ること
9、その他、公園の利用や管理に支障になる行為をしないこと
以上のような注意事項に違反する時は 岡山県立森林公園条例により退園していただくことがあります。
なお、管理センターは、展示室、休憩室も兼ねておりますので、入園される方は気軽にお立ち寄りください。
岡山県
*2)岡山県立森林公園
Okayama PrefecturaI Forest Park
鏡野町の北部から鳥取県境にかけて広がる中国山地の森林は、標高1、000m、面積は334haで、甲子園球場約90個分の広さを誇ります。全長21kmの自然歩道が整備され、春は残雪とミズバショウやザゼンソウが観られる他、ブナやミズナラなどの落葉広葉樹やカラマツ林、真っ赤な実をつけるマユミの古木など、数百種類の花と野鳥に出会える公園です。[12月ー4月中旬は休園]
まだ暗い時間に倉敷を出発 車載温度26℃ 吉備路429を走り180を横断して県道271を経由 足守の手前で再度429に合流 足守 加茂川と抜けて行く 加茂川道の駅で車載温度23℃ ガスが出てきた 小森温泉 旭川ダムと抜けて行く ダムの水位は定常状態を保っている 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 抜けた先はガスは無く明るいが、山並みは見えない 最初の信号を左折 県道159を経由して久米へ 久米で右折し181を行き院庄へ 院庄で左折し179を北上する 泉山はガスで覆われ伺えない 雲井山トンネル出口23℃ 奥津役場前23℃を確認 甘木トンネルを出てすぐ、森林公園の案内標識に従って左折する あとは羽出川に沿って登って行く 森林公園2kmの標識を見て 園地に入って行く 一番奥の駐車場に駐車させて頂く 駐車している車は無い 車載温度21℃