朝鍋鷲ヶ山 



朝鍋鷲ヶ山 1078m   難易度 ☆  登り64分 下り49分(穴ケ乢) その他14分 林道54分  岡山県
倉敷からの距離   117Km        登頂日 2025/09/01   ガイドブック  写真  動画

朝鍋鷲ヶ山登山口7:32−8:28尾根分岐8:30−8:38朝鍋鷲ヶ山山頂=8:45電波塔8:54=9:01朝鍋鷲ヶ山山頂−9:06分岐−9:50穴ケ乢−9:56穴ケ乢登山口−10:50登山口駐車場所

登山
 今日は朝鍋鷲ヶ山(あさなべわしがせん1078m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 登山口に何か設置されている 近づいて確認すると”登山道モニタリング実施中”と表示がありカウンターやカメラ等の計器類が設置されていた どの位の方々が利用されているのだろうか、興味がある
 
 壁のような急傾斜の階段を登り樹林に入って行く しばらく耐えると緩斜面になり一息入れられる このルートで一番急なのは最初の登りである ルートは緩急を繰り返す 中間点あたりと思われるところで少し下るところがある その辺りはイワカガミの群生地でイワカガミの葉がルート脇にびっしりと顔を見せている 花や実は少ない 中間点を過ぎ丸太の階段を登り始めて間もなくやっとツルリンドウ一輪を見つける ユキザサはどうしたのだろう? 不思議と出会えなかった 階段の登りを終え縦走路へ向かう途中でタンナサワフタギ*(*は実を意味する)を見つけるにとどまった
 
 尾根分岐に出る 分岐を左にとり朝鍋鷲ケ山山頂へ向かう ここのルートは花や実が期待される キンミズヒキ クロモジ* サワフタギ* ツルシキミ* サワオトギリ ミヤマタニソバをみつけながら山頂に出る
 
 山頂広場には展望台があるが立ち入り禁止になっている 広場にシュロソウ ワレモコウ リョウブ*が顔をみせてくれた 展望台からの展望が得られないので電波塔まで少し足を伸ばした
 
 毛無山7kmと案内のある縦走路を行く タニウツギ* ガマズミ* サワフタギ*を見つけながらルートを行く 丁度日影が得られないところで太陽が顔を出し、陽射しの強さを味わされた ルートはカーブして樹林の中(日影)に入って行く 心地よい風も吹いてきて実に気持ちが良い 緩やかな下りを行き電波塔に出る 登山記録を見ると山頂からここまで7分であった
 
 電波塔の周辺は笹原 笹原の中のルートを行くと大山や烏ケ山が伺えるスポットに出る 大山の山頂付近にはガスがかかっていた ガスが動き少し山容が見えてきたのでチャンス 記念写真を撮る 麦茶で喉を潤し下山にかかる
 
 下山は穴ケ乢経由で林道に降り あとは林道の花や実を楽しみながら登山口に戻る計画 登ってきたルートを尾根分岐まで戻り そのまま直進し穴ケ乢を目指す
 
 ルートは緩やかな下り 心地よい風も吹いてきてルンルン気分 樹林の中のルートであり花や実は少ない ガマズミ*に出会ったがそれだけで終わった ブナ樹林が多くブナを楽しめる イワカガミが咲くところがありそこにはイワカガミの葉が顔を出していた 尾根分岐から30分程降りた辺りから傾斜がきつくなり 足を滑らさないよう一歩一歩集中して降りて行く ここの下りの一番厳しいところだ ここを過ぎ傾斜が緩やかになると穴ケ乢は近い
 
 穴ケ乢の分岐を右にとり登山口へ降りて行く ここは三平山に登る時、登ってくるルート 逆に下るとルートの感覚の捉え方が少し違ったりして面白い ここでも花や実に出会えず登山口に出る ここにも登山道調査の為の器機類が設置されていた そうそう先ほど歩いてきた縦走路の途中にも器機類が設置されていた
 
 あとは林道を行く 林道では花や実などを楽しむ ゲンノショウコ ヌルデ アキノノゲシ クマシデ* マツヨイグサ ブタナ マルバハギ オトギリソウ ヨメナ ヤマジノホトトギス ヒヨドリバナ キダチコンギク タニウツギ* ウツギ* ヒカゲノカズラ オトコヨシ ヤマアジサイ* キクバヤマボクチ#(#は花芽を意味する) コアジサイ* アカソ イヌトウバナ ツルリンドウ オオバアサガラ ミズキ* リョウブ* ツルニンジン# ムラサキシキブ# ツユクサ ヨモギ イワガラミ* ミズナラ* エゴノキ* ウリハダカエデ* ヤマハギ イタドリ ボタンヅル オオイヌタデ ネムノキ* ツルアジアサイ* ツリフネソウ キブシ* クロモジ* クズなど多くの花や実に出会えた 
 
 車載温度は28℃を示していた
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*1)絶対にさわらないで! 猛毒
 毒性の強いきのこ「カエンタケ」が登山道付近で発生しています。
◆さわるだけでも皮膚に炎症を起こし、大変危険です。
◆写真のように赤いきのこを見つけた場合は、絶対にさわらないよう注意してください。
◆コナラやミズナラの根元ちかくで発生しています。
カエンタケの特徴
色:赤やオレンジ(古いのは薄い色をしている)
形:細い筒状や棒状(土から指が生えたようなかたち)
真庭市


アプローチ
 まだ暗い時間に倉敷を出発車載温度28℃ 429吉備路を行く 県道271を経由し足守市街地手前で再度429に乗る 足守 吉備中央町 加茂川と抜ける 加茂川の温度23℃ 小森温泉の前を抜け旭川ダムに ダムは定常水位を保っている 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走り落合へ 落合入口27(車載温度24)℃ 落合で313に乗り 久世 勝山と市街地を走る 勝山で313と別れ181へ直進 美甘 新庄と走る 勝山25℃ 美甘23℃ 新庄22℃ 新庄道の駅を過ぎてすぐのT字路を右折し県道58に乗り蒜山へ向かう 野土呂トンネルを抜けてすぐのT字路を左に曲がる トンネルを抜けた途端に大山から蒜山に繋がる山並が飛び込んでくる T字路を曲がって100m程走り 林道川上2号線へ右折する 林道左手にある朝鍋山登山口に注意しながら車を走らす 登山口の斜め前に車一台置ける空地がありそこに車を置かせて戴く 車載温度23℃