実僧坊山



標高 実僧坊山461    難易度 ☆     登り 42分 全工程178分  岡山県
倉敷からの距離    22Km        登頂日 2026/08/18   ガイドブック  写真 動画

岩屋駐車場5:44−5:54岩屋寺−5:58鬼の差上岩−6:01分岐−6:06分岐−6:10顔覆い6:12−6:22鬼の酒盛り岩分岐−6:25鬼の酒盛り岩6:36−6:39実僧坊山−6:54分岐−6:55重田池分岐−6:58堰堤7:04−7:09重田池分岐−8:04タムシバの森8:11−8:19鉄塔#30−8:34せせらぎの十字路−8:44鉄塔#31−8:53岩屋大桜分岐8:55−9:10岩屋駐車場

登山
 今日は実僧坊山(じっそうぼうざん461m)を経由して重田池(じゅうたいけ)タムシバの森を訪ねる

 まだ6時前と言うのにコケコッコーという鶏の鳴声が聞こえる 流石鶏鳴だ 登山支度をし、猪対策の鈴をセットし ストックを持って出発する 案内板の左手へ向かい トイレ裏の舗装道路を登って行く まだ薄暗く周辺の様子はわからない 舗装道路はすぐに途切れ土の道になる 民家の脇の畦道を行く スモモの木があるところを抜けて行く 朝日が射すようになり木漏れ日がルートを明るくしてくれる
 
 ルートを行き分岐を左に折れ岩屋寺へ進む 明るい 陽射しを受けた岩屋の石垣が見え、第1番地蔵のところに出る そして、石段を登ると岩屋を説明した案内*1)がある 平安時代には栄えたとの事 朽ちた 岩屋寺奥の院の建屋がある ルートを鬼の差し上げ岩へ向かう 黄色い花が咲いていた、写真に撮って確かめるとキツネノボタンだった 雰囲気のある石段を登る 登った正面に岩屋寺があり、寺の境内の右手方向に鬼の差し上げ岩*2)がある
 
 今度は鬼の昼寝岩の案内標識に従ってルートを行く まだセミは目覚めないのか鳴き声が聞こえてこない ルートを行く鬼の昼寝岩の分岐に出るが、そちらには寄らず、分岐を直進し重田池方面へ向かう ルートでは時折蜘蛛の巣と思われる見えない糸が顔に触れ気持ちが悪い 虫も飛んでくるのでフェースネットを着用する リュックを下ろしサイドポケットから取り出し 着装する
 
 ルートは右に折れ 狭くなる ルート中央がえぐれ落ち葉が溜まっている 足元に留意して登って行く 狭くなっただけ巣を準備しやすいようで、触れた感触がネットごしにわかる 石がごろごろしたところもあり足元に留意しながら登って行く 登って行くと分岐がある 分岐にはロープが張られているいつもの分岐に出る
 
 分岐を右へ進む コシダの中のルートを行く すぐに分岐があり鬼の酒盛り岩へ向けて進む 花や実は何もみつけられないまま、鬼の酒盛り岩に出る
 
 円陣を組むようにして大きな岩が3つある 岩の上に立つと東南の方角の眺望が得られる ここで一休みし記念写真を撮る 麦茶で喉を潤し 出発する
 
 鬼の酒盛り岩を抜けて実僧坊山へ向かう 緩やかな登りを数分行くと三角点のある実僧坊山山頂に出る 国土地理院の地図では登龍山と表記されているが、地元の案内板には実僧坊山と記載されている 眺望は得られない 三角点の近くの木に実僧坊山と書いた標識がくくりつけられている すぐに山頂を後に重田池を目指す 今日も以前見つけたルートを行く 少し行くと視界が広がり向かいの尾根の山肌が見える ヒメヤシャブシ*(*は実を意味する)が目前に顔を見せてくれた ルートは支障なく追ってゆける
 
 やがて、樹間に重田池が見えてきて 緩やかに左にカーブする 薄暗いルートを降りてゆく 時折倒木があるが跨いだり潜ったりして抜けて行ける そして、遊歩道に飛び出す ルートを行くとすぐに池畔の分岐に出る
 
 分岐を右にとり 池を左に見ながらルートを行く サルトリイバラ* イヌツゲ* ヒサカキ* ネズ* アセビ*などを見つける コシダのところに白い花芽のようなものがある 写真に撮りGoogleLensに聞くとコシダの若芽との事 そして堰堤に出る 堰堤には湖畔のツツジの小径*3) と書いた案内板が設置されている また重田池改築竣工記念の石碑(昭和十年四月三十日阿曽村大字奥坂重田池)がある
 
 堰堤を見ると白い花が咲いているGoogleLensにコガンビと教えてもらった オミナエシも顔を見せてくれたので堰堤を奥の方まで歩いてみた 残念ながら花には出会えなかったがいつもと違った角度から重田池をパチリ そして、湖畔のルートを戻る 先ほど出てきた湖畔の分岐をタムシバの森の案内に従い直進する 池を右手に見 池の景観を楽しみながらルートを行く ここからの眺めも好きだ ナツハゼ* ヒサカキ* サルトリイバラ*を見つける
 
 短い木の橋を過ぎたところでヒヨドリバナ シラヤマギクが顔を見せてくれた ルートは右にカーブして登ってゆくと分岐に出る タムシバの森の案内に従い右へ折れる  尾根縦走ルートで緩やかなアップダウンを繰り返す 花や実を探しながら進む サルトリイバラ* アセビ* クリ* クロガネモチ* オオバヤシャブシ* ネズミモチ*など見つけた そして、タムシバの森*4)と書いた案内板のあるところに出る 
 
 そこには、ベンチがあって その前に 展望ポイントはこちらです と書いた案内標識が設置されている 枝道に入って行くと展望が得られるところに出るが 目前の木が伸びてきて視野が狭くなってきている 枝道を戻るところで赤い実を見つけた ウメモドキとの事
 
 タムシバの森をあとに、せせらぎの十字路へ向かう やや下り気味 せせらぎの十字路を示す標識に従い90度右に折れてルートを行き鉄塔#30を潜る 鉄塔下を潜ってルートを降りて行く ナツハゼ* リョウブ* サルトリイバラ*を見つける そこから丸太の階段が続き せせらぎの十字路に出る
 
 渓流を渡り遊歩道を右へ あれ! 足元がぐじゃぐじゃ 水が流れるように路面を覆っている ズボット足がとられないか心配したがなんとか抜けた  分岐には「注意」*5)と書いた大きな看板がある。

 分岐を左に折れ、岩屋の大桜へ向かう 緩やかな登りが続く ここでソヨゴ*に出会う ルートを登ったところに鉄塔#31へのアプローチ口があり 右上を見ると鉄塔を確認できる そこからは少し下り気味 途中にある分岐は直進し岩屋の大桜を目指す 岩屋の大桜を覗いてみたが実らしいものは見られなかった すぐに戻り駐車場へ向かう カキ* ヒヨドリジョウゴ* ヤマノイモ カエデドコロ#(#は花芽を意味する) ムクゲ ゲンノショウコ ノブドウ*などを見つけ駐車場に 車載温度は28℃を示していた 駐車場には他の車は無かった
 
 帰路 北の吉備路 学習見本園に寄る そこでは サワギキョウ ノハナショウブ* ユウスゲの花と実 クルマバナ カワラケツメイ イヌタデ ヘクソカズラ オトギリソウ ヒヨドリバナ ミゾハギ ヌマトラノオを見つける事が出来た サワギキョウやミゾハギに出会え嬉しい
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AIと創った詩

水声のほとり

水は声をひそめ
森は影を深くする

立ち枯れた幹が
なお水面を支え

静けさの底で
山の息がひとつ揺れた
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*1)岩屋
 鬼の城、新山とともに、平安時代には、山上仏教の中心地として栄えたといわれていますが、いろんな学説等がありはっきりしません。
 周囲のたたずまいや巨大な花崗岩でできた岩穴を目の前にして、吉備津彦命の温羅(うら)退治をはじめとする数々の伝説を思いうかべるとき、岩屋は、今もなお緑と伝説の地といえます。

*2)鬼の差し上げ岩
 この岩窟の天井にあたる岩で、大きさはおおよそ縦15m、横5m、厚さ5m。この地方には、桃太郎噺の源ともいわれる「吉備津彦の鬼退治」すなわち「温羅伝承」が広く伝わっており、各地にこの伝承にまつわる地名や場所んどが数多くあります。
 この岩もこの伝承にまつわるものの一つで、鬼のモデルと言われる温羅が、この巨大な岩を差し上げて岩窟を造り、すみかにしたと伝えられるところから、この名がついたと言われています。岩の裏側の窪みは、差し上げた時に出来たと伝えられ、「鬼の手形」と呼ばれます。
 また、この地の岩屋と言う地名も、この岩窟に由来すると言われています。この周囲には、鯉岩・八畳岩・屏風岩など多くの巨岩があります。(総社市)

*3)湖畔のツツジの小径
この一帯に咲くいりろなツツジ
 この地帯一帯は、良好なアカマツ二次林を形成している。アカマツは、裸地などの他の植物が生育できない条件下で生育できる植物であり、このようなアカマツ林に見られる特徴的な植物としてはツツジ類が挙げられる。
 春の訪れとともに、この一帯のアカマツ林には色々な種類のツツジが花をつけ、私たちの目を楽しませてくれる。

コバノミツバツツジ
 花期3月下旬−5月下旬
 春、この一帯を紫色に染める。花が終わる頃に3枚の葉がつくことが特徴であり、このことからこの名前がついた。 
シロバナウンゼンツツジ
 花期4月上旬−5月上旬
 花は白色、他のツツジ類より小さい花をつける。
ベニドウダン
 花期5月中旬−6月下旬
 花は鐘形の紅色。主に鬼城山に自生しており、県内の分布の南限となっている。
ヤマツツジ
 花期4月下旬−6月中旬
 花は朱赤色。日本各地で見ることができる代表的なツツジ。
ゲンカイツツジ
 花期3月下旬−4月中旬
 紅紫色の花で、鬼城山に自生し、県内分布の南限となっている。朝鮮半島にも分布しており、朝鮮式山城である鬼ノ城との関連も興味ひかれる。
 
重田池
 重田池は昭和期に作られた農業用溜池である。
 周りを山に囲まれていることで、自然のろ過装置を通って池に流れ込む水は、大変きれいな水質である。そのため、プランクトンがほとんどいないと考えられ、それを餌にする魚もこの池にはいない。
 
*4)タムシバの森
 花期:4月上旬−5月上旬
 噛むと、爽やかな香りがし、昔の人はこの樹を噛んでいたことから、「噛むシバ(=雑木)」、これが転訛し「タムシバ」となったと言われる。この地域では別名「ショウガギ」とも呼ばれる。
 よく似たものでは「コブシ」がある。

*5)注意 せせらぎの十字路の所にある注意
 「総社市ふるさと自然のみち」以外のルート無断で開拓し、進入することを堅く禁じます。
 総社ふるさと自然のみちは指定されたルートのみを通行することを条件に土地所有者の同意をもらい、岡山県から保安林内の通行許可を得ています。そのため、指定ルート以外へ無断で進入すると、許可が取り消され、このルートが通行できなくなる可能性があります。(総社市 Tel 0866-92-8339)


アプローチ
 まだ薄暗い時間に倉敷を出発 車載温度25℃ 吉備路429を走る 180号そして総社バイパスを横断し県道271に進む JRの踏み切りを抜け T字路を右折 次の信号のある交差点を左折 砂川公園へ向かう 砂川公園を抜け そのまま山に向かって走って行く 公園を抜けると道幅が狭くなる 対向車に留意しながら隘路を抜ける 鬼ノ城駐車場を右に見て道なりに進み、岩屋駐車場に駐車させて頂く どなたもおられない 車載温度22℃