第6回 課題       「身近な人に電子メールを教えて、その感想を記入してください。」

学びたいというニーズを育む事が肝要


SOIのビデオから この設問は

インターネットリテラシーをどう向上させるか という事にあるようですので

在職中の経験を報告させて戴きます


全社の従業員は10,000人を越えますが、1,000人を少し越える規模でネットワークの環境作り 電子メール等の導入を行いました

情報リテラシーを高める事が必須でした

紙(またはワープロ)の文化からネットワークの文化へ 電話からメールの文化へ と
これまでのやりかたを変えてゆくものですから いろいろな問題がありました


一番 頭を痛めたのは 各人が有用性を理解し その気になってくれ事 でした

使い方を教える というのは 難しいことではありません 

やりたいというニーズを持ってもらえば 乾いた土が水を吸収するように力がつきます


その為に 事例発表会を 社内の先進部場や 社外の方にお願いし

意識の啓蒙に努めたものです


利用者が30%を越えますとその後は比較的スムーズに80%ほどまで伸びます
ここまで来ればまずは良いのではないでしょうか

今後もどんどん情報革新が進むものと思います 要点をまとめますと


リーダは範を垂れよ

率先垂範するリーダのいる職場は歴然としています
技術者は先進技術のキャッチアップを
旧来の技術に固執せず フレキシビリテイを持って 先を見通す力をつける
ユーザは時流に取り残されないように
頑固に拒んでいると、困るのは貴方です

インターネットリテラシー教育も 身近な事例をTV等で紹介し

自分も 学びたい という ニーズをはぐくむ事が肝要だと思います