その2  丸まま育てた編


こけ玉を分解して、種を蒔いてみたほかに、
ダイソー「こけ玉」を丸のまま育ててみました。

2015年8月19日に袋から開けて水をやってからの成長の様子はこちら。





出ますね〜〜

これでもかとウジャウジャ出ますね〜〜。
さすがはインベーダー。


そして、とうとう3種類の花が咲いたのでした。


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★ 植物1 ★

芽が出てしばらくは ホトケノザかなと
でも、これは茎は丸いんですよね。茎は白い毛がいっぱいだし
(ホトケノザは茎四角でツルツル)

そのうちにクワガタソウ属(オオバコ科)の仲間かなと。
タチイヌノフグリかイヌノフグリが似ていると思っていたけど
どうも違うんですよね。

2015年11月4日開花、咲いてみたら驚いた!



花、小っちゃ〜〜い

ガクより小さくてうす桃色、花が全開の時には2.3ミリかな。
種子もできかけていたので取り出して眺めてみるとこんなのでした。



ほぼ、しいな(中身が実っていない皮だけ)の状態で、受粉する虫がいなかったからか、栄養が足りなかったからか??


花の様子、毛の様子、果実の大きさ、中国の花のサイトを調べに調べてやっとたどりついたのは、Veronica javanica でした。
学名で検索すると、中国にも日本にも分布していることがわかって、
なーんだと思いましたが、
 和名である「ハマクワガタ」を調べてみると、なんと環境省カテゴリは絶滅危惧2種(UV)、岡山県では確認無しかも。(参考サイト
私もまだ野では見たことない植物だったりします。
日本では減っている植物なのに、中国からこんな風に種子が混入してくるってどうなのかな?
逃げ出したら遺伝子が違っていたりするしマズそうなので、
とりあえず、どの植物にしても種子が熟さないうちに処分ですね。


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★ 植物2 ★


芽が出て本葉が出てきたときから、茎や葉には毛がなくて、葉の縁のギザギザも違うので
植物1のハマクワガタとの違いは歴然。

ある程度育ったときに Lindernia anagallis ウリクサと予想したら、ドンピシャリ。

2015年11月21日開花



中国にも日本にも生育。



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★ 植物3 ★


最初、クワガタソウの仲間かと思っていたら、ほのかにフワッと香りがしたのでした。
シソ科かなと思っていたのですが、蕾が上がってきたらキク科の雰囲気。

筒状の花が覗いてきたので、Ageratum conyzoides カッコウアザミと確信。
こけ玉から出てきたなかで、個体数が一番多い。




そして、2015年12月16日現在、こんなに咲きました〜♪



このカッコウアザミ、中国にも日本にもあるんですが、帰化植物ー。

同じ仲間の園芸植物には
紫色で背の低い「アゲラタム」があって
雰囲気は似てるかも。
参考に、アゲラタムはこちら →



さらに 2016年1月12日の状態は





うわー。咲いたなぁー伸びたな-すごいな-。

花のアップはこちら



それにしても、ものすごく花持ちが良くって
一番最初に咲いた花もずっとそのまんまの見栄えという状態。

ただ、ガクのすき間から種子が覗いていたので ちょっと覗いてみました。

(というより、ガクをブチッと何枚かちぎってしまった…汗)

 


この様子を見ると、やっぱり苔玉を分解して出てきた種に番号を振った5番とビンゴ!!

↓これが5番


さて、カッコウアザミの方は、種子も熟しつつあるみたいなので
外に逃げないうちに刈り取り決定です。


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★ その他、出てきた植物 ★


花が咲いたもの以外にも、シダ類やランっぽいものやら、イネ科やら続々育ってて

ただ、これから寒くなるので花まで見られるかどうかは疑問ですね〜


こんな感じ



特に、ランの仲間みたいな芽は12月16日現在枯れちゃいましたが
考えてみると野外のランの仲間は、冬は地上部が枯れても
来年また出てきて、繰り返して株が太って花が咲くってこと藻考えられるし。
これから楽しみなものがたくさんです!


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★ その他、出てきたもの ★


それから、拡大してみていると
小さな虫なのか動物なのかよくわからない生き物が、ウヨウヨ。
こけ玉の周りを這い回ったり、植物に登ったりと忙しそう(^^;)

元々のこけ玉の中に卵があったのか、クマムシみたいに強靱な生命の虫なのか??
(ほんとに中国産クマムシだったりして)

これも「こけ玉インベーダーの1種」といえるんじゃないでしょうかね。

さて、皆さまいかがでしょうか、こけ玉インベーダー。
袋から開けて水を掛けるだけでこんなに楽しめます。

当たりハズレもありそうなので、まるで植物福袋みたいで楽しかったかも。

でも、所詮インベーダー植物、我が家から逃げ出して野生化すると問題なので
種ができる前に標本にしなくては−。



さて、その次は種子を番号を付けて植えたものの続報をお届けしましょう

さらに続く…



種子仕分け編の続報 はこちら

(他から飛んできたので、最初のいきさつも見てみる)

(とりあえず、ブログに戻る)