今年はついに、富士山登山に挑戦する。
登山が趣味なのに、富士山に登った事がないと
なんとなく、寂しい気がしていた。
そんな中、メンバーと山行するチャンスがやって来た。

1日目
いよいよ出発当日、午前4時起床。
なぜか遊びに行くとなると、目覚ましがなる前に目が覚める。
午前5時30分、JR倉敷駅でメンバーと合流し
JR岡山駅へと向かう。
まだ早朝だというのに、意外に乗客が多い。
JR岡山駅からは、午前6時5分発のひかり号で
JR静岡駅まで乗り換えなし。
新幹線は出張で、名古屋までは毎月乗っているが
その先は久しぶりなので、ワクワクする。
JR岡山駅から新幹線 車内はガラガラ

午前9時10分、JR静岡駅着。
北口を出たところにある、バスターミナルへ行く。
富士宮登山口行きは9番だ。
まだ誰も並んで居ない。
予約もしているし、9時40分の出発まで時間があるので
駅内へ戻り、昼食の買出しをする。

再びバスターミナルへ戻ると、どこかで見覚えのある女性が。
そうだ、いつもテレビで見ている女子アナで
しばらくすると、テレビ中継が始まった。
こちらも発車時間となり、バスに乗り込み出発だ。
静岡駅バスターミナル テレビ中継が始まった
登山口行きハイウェイバス もうすぐ5合目

JR静岡駅から富士宮5合目登山口まで(¥2500)は、2時間かかる。
乗客は我々のみ、完全赤字だろう。
運転手さんに聞いてみると、明日は乗り切らないので
増車するとの事。1日違えば大違いだね。
順調に東名高速を走っている間に、寝入ってしまい
気がつくと、すぐに登山口へ着いた。
午前11時40分着。
登山口では「直ぐに登らず、1時間くらい高度に慣らすように!」と
本に書いていた事を思い出し、しばらくのんびり過ごす。

午後12時25分、いよいよ登頂開始。
ガスがかかり、山頂方面は見えないが
そのお陰で、なんと言っても涼しいのが有りがたい。
しばし休憩 駐車場は満車
さぁ出発だ 富士宮口コース登山口

登山口のコンクリート階段を登ると、登山道らしくなる。
この辺りは、一般の観光客が多い。

「標高2400M」の案内板を過ぎると、階段状の山道を
登り、すぐに製作費2億円の公衆トイレに着く。
記念に利用したかったが、出ないものは仕方ない^_^;
観光客が多い 山頂はガスの中
山道に変わる 公衆トイレ
(2億円かかったらしい)

公衆トイレから左手に、なだらかな登山道を登って行く。
我々の前を、スカートにサンダルの女性が登っているが
どこまで行くのだろう?当然手ぶら。

辺りはだんだんガスが濃くなり、視界は
100mといったところかな。
約20分で6合目着。
ここから登山道は、岩混じりの急坂になる
スカートにサンダルの
登山者?
ガスの中へ突入
6合目雲海荘 ここから急登

視界の利かない中を、ひたすら登って行く。
しかし登るにつれ、ガスもだんだん薄くなり
青空が望めるようになってきた。

頭上を見上げると、新7合目の山室が見えるが
なかなか着かない(ーー;)
6合目から1時間30分で新7合目に着いた。
ここでリュックを降ろし、少し長めの休憩をとる。
歩きにくい登山道 もう少しで新7合目

十分に休憩し、体力が回復したところで再び登頂開始。
しかしこのコースは、景色に変化が無いので
登っていて、飽きてくるなぁ〜。

時折振り返ると、雲が眼下にあり標高を感じさせてくれる。
元祖7合目手前の急登 雲が眼下に

新7合目から55分で、元祖7合目へ着いた。
ここでもまた、のんびりと休憩タイムだ(^_^)v

しかし今日は風が強く、休んでいると体温を奪われ寒くなる。
そのはずだ、すでに標高は3000mを越えている。

ここでレインの上着を着用し、これからの登りに備える。

さぁもう一登りだ、頑張ろう!
元祖7合目 一服タイム
不思議な景観 8合目が見える

元祖7合目から8合目までは、本当にキツイ。
3歩登っては休憩を繰り返しながら、ゆっくりゆっくり登る。
ここで初めて、空気がうすい事を感じた(^^ゞ

午後4時35分、本日の宿泊場所の8合目池田館へ到着。
元祖7合目から1時間20分。
トータル4時間10分。
予定通りのタイムに満足!
8合目 宿泊は8合目池田館

チェックイン(1泊2食付¥7000)を済ませ、部屋に案内してもらう。
部屋は二段に仕切られていて、狭くて暗い。
ただ今日は宿泊者が少なく、広く使ってもいいとの事(^_^)v
ここは300名が定員だが、宿泊者は30名もいないようだ。

しばらく横になって休んでいると、夕食の準備が出来たとの
声が掛かった。
メニューは当然、カレーライス。
味はまぁまぁかな?お代わりは無し。
眼下の展望 今日は空いている

食後は一服の儀を済ませ、早々に寝床に入る。
明朝は午前2時30分、起床予定。
しかしこの頃より寒気で、背中がゾクゾクするようになった。
これはもしかすると・・・。

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