無性に都会?の雑踏を離れ、山へ行きたくなった。
週末を利用して、行く事の出来る百名山は無いかと、フト考え
思い立ったのが、白山だった。
金曜日の夜に出発すれば、なんとか行けそうなので、メンバーを誘い
山行する事に決定。楽しみだなぁ〜。


1日目
午後9時40分、メンバーと倉敷を出発。
山陽道の倉敷ICから、北陸道の福井北ICまで、ひたすら走る。
午前3時30分、無事に市ノ瀬駐車場へ到着。
直ぐに、束の間の睡眠をとる。
夜中の高速道をぶっ飛ばす 市ノ瀬駐車場


2日目
午前6時、起床。
着いた時には数台だった車が、起きてみると結構増えている。
雨だというのに、皆さん好きですね〜。←他人の事は言えないが(^^ゞ
小雨の降る生憎の天気だが、モーニングコーヒーを飲みながら
これからの登山に備える。

予定より少し早いが、期待を胸に
午前7時20分発のバスに乗り、別当出合へ向かう。
まずはモーニングコーヒー バスで別当出合へ

約15分で休憩舎の建つ、別当出合へ到着。
相変わらず雨が降り続き、時折雨足が強くなる。
しばらく一服や、トイレに行ったりしながら待ってみるが
一向に止む気配はない。

午前7時50分、諦め砂防新道登山口より登頂開始。
まずは吊橋を渡るが、結構高い上、よく揺れる(~_~;)
吊橋を渡りきると、ザレた登山道になり、登りが始まる。
今回は長時間の歩行となるので、いつもにも増して
ゆっくり、一歩一歩登って行く。
記念写真 登りは砂防新道コース
吊橋を渡る ザレた登山道が続く

登るにつれ、ますます天気が悪くなって来た。
途中、トイレの軒下で雨宿りをしながら、小雨になるのを待って
再び出発。
このような天気の為、登りの写真はほとんどありません。(ーー;)
登山道は急登だが長くは続かず、息も上がる事なく
のんびりと歩くことが出来る。
但し、展望ゼロなのが残念!

登山口から3時間15分で、甚之助避難小屋へ到着。
すでに小屋は一杯だったが、なんとかスペースを確保し
早めの昼食にする。
食事の間も、次から次へと登山者がやって来る。
食後はコーヒーで冷えた身体を温める。美味し〜い(^○^)
はっちゃん、ご馳走さまでした。
石段に変わる 甚之助避難小屋

甚之助避難小屋から黒ボコ岩までの三ノ越は
このコースで一番キツい。
ゴロ石の登山道は、急登が続き息が切れる。
レイン着用では暑くて辛い。
いくらゴアでも、その効果を感じる事が出来ないよ〜。

甚之助避難小屋から、1時間15分で黒ボコ岩へ着く。
ここは観光新道との合流点。
天気が良ければ、沢山の登山者で賑わっているはずだが
この天気では、誰も居ませ〜ん。
ガスが濃くなってきた まだ余裕?
三ノ越の急登 黒ボコ岩

我々も先を急ぎ、弥陀ヶ原のササ原の木道を進み、最後の急登
五葉坂に挑む。
そんな中、薄っすらと山小屋(室堂ビジターセンター)が
見えた時には、ホッとした。
弥陀ヶ原 これも紅葉?
急登が続く五葉坂 やっと到着

午後1時50分、今夜の宿泊先「白山室堂」へ到着。
チェックイン(¥7700/2食付))を済ませ、部屋に案内してもらう。
部屋には2段ベッドが左右にあり、定員は20名。
この山小屋全体では、750名が泊まれるらしい。

雨で濡れたレインやソックスを、乾燥室へ放り込んで
早々に布団へ潜り込み、しばし仮眠タイム(-_-)zzz
チェックイン 早速布団の中へ(-_-)zzz

午後5時起床。
夕食の為、登山靴を履き食堂へ行く。
ここの山小屋は、宿泊棟と食堂のあるビジターセンターが
別棟になっているので、ちょっと不便だ。
ちなみにトイレも別棟だが、こちらはスリッパで行ける。

夕食は写真の通り、質素です。
これで¥1600は高いと思うのだが、標高2400mで
温かい食事が食べれるだけ、良しとしないとね(^_^)v
食後はビール(¥500/缶)で、無事登頂を祝い乾杯し
午後8時、お休みタイムとした。
登山者で賑わう食堂 夕食(¥1600)
ビールの量が異様に多い(^^ゞ 室堂ビジターセンター案内図
(今回の宿泊は、こざくら荘)

別当出合登山口→砂防新道→室堂ビジターセンター

:6時間(昼食及び休憩含む)


3日目
午前3時50分、起床。
トイレに行くのに屋外へ出てみると、満天の星空が広がっている。
これはラッキー、今日は天気が良さそうだ(^○^)
部屋へ戻り、メンバーを起し
予定通り山頂でご来光を拝むため、早々に準備に取りかかる。
皆さんも考えることは同じなようで、周りが俄然騒がしくなって来た。

午前4時50分、ヘッドライトの灯りを頼りに
石畳の登山道を、行列をなして登って行く。
しかし結構急登で、少し登ると息が切れ辛い。
でも立ち止まると、無茶苦茶寒〜い。
皆さんに追い越されながら、約1時間で御前峰山頂へ到着。
最高峰の御前峰へ登る ご来光を待つ
登山者と神主さん

山頂は強風が吹いていて、写真を撮るため手袋を脱ぐと
指先が痛く、すぐに感覚が無くなるくらい寒〜い。

山頂はご来光を待つ登山者、数百人?で一杯だ。
そんな中、一段高い岩の上で、神主さんが白山にまつわる
話を聞かせてくれる。
そうこうしている間に、待ちに待った、ご来光の時間だ。
登山者全員でバンザイ三唱して、登頂を祝った。
ご来光(AM6:05) 御前峰山頂

ご来光を拝んだら、早々に下山する。
こんな寒い中に、いつまでも居られない。
小走りに駆け下りる。
登るのは人より遅いが、下るのは早い(^^ゞ
下山すると、これから登る登山者がラジオ体操中。
やっぱり明るくなって登る方が良いよね〜。暖かいし・・・。

我々は朝食の為、食堂へ。
朝食(¥1000)は益々シンプルだった。(ーー;)
食後はホットコーヒー(¥400)を飲みながらのんびり過ごす。
この時間が、一番楽しいよね〜。
早朝の室堂平 白山奥宮殿と御前峰
皆さんとラジオ体操 宿泊棟

一服後、部屋へ戻り、下山準備に取り掛かり
午前7時50分、下山とする。

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