ここのところ猛暑が続いている。
こんな暑い時は、やっぱり沢登りですよね。
今回のコースは

一向平〜地獄谷〜駒鳥小屋〜振子山〜野田ヶ山〜大休峠〜一向平
の予定・・・後で判った。(^^ゞ

尚、写真は沢登りの為、デジカメを持参してないので
すべて携帯写真です。
画像が少し悪いですが、ご勘弁の程。m(__)m

午前7時前に自宅を出発。
いつものようにETC通勤割引で、総社icから湯原icまで高速道を走り
関金経由で一向平野営場へ午前9時過ぎに到着。

早々準備に取り掛かるが、小雨が降ってきた。(-"-)
しかしトイレを済ませ、登山届を書いている間に雨も止んだ。
午前9時30分、出発。
大山滝吊り橋 眼下に加勢蛇川

前回来た時とは、大山滝吊り橋までのコースが変わり
急坂の階段を降りて行く。
こりゃ〜帰りが大変だ。

大山滝吊り橋を渡り、約30分で大山滝へ着く。
前回来た時には無かった展望所から、しばし滝を見ながら
休憩タイム。
大山滝展望所 大山滝

大山滝から、なだらかな登山道を登って行くと約30分で
ヒノキの造林地で下草がない、綺麗な林の大休口へ着く。

ここから左折し、急坂を下り沢に降りる。
下りた所が6号堰堤。
今回の為に急遽購入した、沢シューズの履き心地はどうかなぁ?
大休口 今回は沢シューズ

大山地獄谷は、大山で一番奥深く、自然が残っている。
 地獄谷に入る道は、修験者や行者等が走り歩いた歴史の道らしい。

 地獄谷は大山主稜線の天狗ヶ峰を最奥部として、東壁及び振子沢
烏谷や大休谷等の水を集め、て急流を滝となって駆け下る。
 流れ込む各沢は、全て大小の滝となり入り込む。
この地獄谷は、加勢蛇川の上流部にある。

さぁ、いよいよ沢登りの始まりだよ〜。(^_^)v

早々に沢を渡渉するが、水が冷たくて気持ちいい。
な〜んて言っているのは今のうち。(^^ゞ
堰堤を越える きれいな清流

このコースは次々に堰堤が現れる為、注意が必要だ。
まずはハーケン・ザイルを頼りに越えて行く。
始めから結構ハードな登りだ。
堰堤を登る ハーケン・ザイルが頼り

渡渉自体は深い場所でも、膝上位の水深なので
問題は無いが、堰堤を越えるには神経を使うなぁ。
堰堤ごとにハーケン、ザイル、錆びた鉄梯子、木の枝等を
使い越えて行く。
次々堰堤が現れる 一体いくつ有るのだろう

大休滝とペイントされている大岩で一服。
ここから先には堰堤は無いので、気分的に楽になる。

大休滝を見るには、少し右手に入らなければならないが
今回は時間が無いのでパスする。
さらに30分ほど登って行くと、見応えのある野田滝へ着く。
落差約60mの壮大な滝だ。
大休滝で一服 野田滝(地獄滝)

最後の堰堤を越え気が緩んだのか、淵を越えている時に
足場の岩が崩れ、岩諸とも沢へ落ちてしまい
二箇所程、足を切ってしまった。危ない危ない(^^ゞ

さらに渡渉を繰り返しながら登って行くと、少し開けた
場所に着く。ここが池ノ平だろう。
テントを張って、一晩過ごしてみたい所だ。
相変わらず歩きにくい 池ノ平

相変わらず渡渉を繰り返しながら登って行くと
次々に烏の滝、夫婦滝、その他諸々の滝が現れる。
烏の滝 落差8mの夫婦滝

予定では駒鳥小屋へ寄るはずだったが、気づかずに
通り過ぎていた(帰宅して判った)

本来、振子沢への分岐の手前約200m辺りの左上手にある。
それに気づかず、沢をドンドン登って行った。(^^ゞ

前方には槍ヶ峰が見えて来た。アレレ〜
振子沢への分岐⇒
(黄色の↓が案内板)
槍ヶ峰が見えて来た

時間も午後1時を過ぎたので、少し開けた場所で昼食にする。

昼食は当然、地獄谷名物のソーメン。(^^ゞ
冷たい沢水で冷やし食べると、もう最高〜。
しんちゃん、ご馳走様でした。
沢水でソーメンを作る 早く食べた〜い

お腹もふくれたところで、再び上流へ登って行く。
しかし15分も登ると、魚断ノ滝へ到着。
この滝はどうみても、今日の装備では登れない。
ここでコース間違いに気づいた。(^^ゞ


もうこうなると、時間的にも往路を戻るしかございません。

また岩のゴロゴロした沢を歩き、幾つもの堰堤を越えて
戻らないといけないと思うと、いっぺんに疲れが出る。

しかし山の日暮れは早い。
少し急ぎながら戻っていると、地獄谷ではじめて
人に出会った。
話を伺うと、地元ケーブルテレビのスタッフの方たちで
登山番組の収録中との事。
ほ〜う、一度見てみたいが倉敷では見れませ〜ん。

後はケーブルテレビのスタッフと前後しながら
午後5時30分、無事、一向平野営場へ戻った。
あ〜ぁ、足が痛い〜(涙)

しかし、なかなかスリルもあり、楽しい山行でした。(^_^)v
9号堰堤 テレビの取材中

一向平野営場 → 大山滝 → 地獄谷上部:約3時間30分
地獄谷上部 → 大山滝 → 一向平野営場:約3時間30分  
                              計:約7時間

*今回の反省点
 ・予定コースを認識して無く、沢をちょっと登り、ソーメンを食す
  お手軽コースと思っていた。
 ・上記の事から出発時間が遅く、時間にゆとりが無かった。
 ・初めてのコースなのに、地図を持って行かなかった。
などなど反省m(__)m