神郷三国山(1126m)   登頂日:2009年5月20日

今回は三国(備中・備後・伯耆)にまたがる分水嶺の山
神郷三国山へ。
しかし登山口から県境稜線まで急峻な尾根道との戦いだよ。

午前8時、いつもの仲間と倉敷を出発しR180で新見市へ。

新見市からはR182経由県道8号線で足立へ向かい
足立から県道12号線経由県道109号線で三室上の駐車場所へ
午前10時20分に到着。

準備を済ませ午前10時30分に出発〜。
まずは県道109号線を北へ進むと左手に三室林道入口がある。

駐車場所 三室林道入口(左)


林道入口の杉の木に小さな案内板が取り付けられている。
林道はダード道だが良く踏まれていて歩きやすい。

小さい案内板 良く踏まれている


林道に入って間もなく通行止めの鎖。
鎖の手前の左側には車一台が停められるスペースがある。

鎖の先には真っ直ぐに林道が続いている。
林道は木陰が多く暑くないので歩いていても楽だわ。(^_^)v

通行止めのクサリ ほぼ平坦道が続く


鎖から約10分も進むと分岐に着く。

分岐には「←あっち」の案内板があるので迷う事はない。
でも「←あっち」より「←こっち」の方が表現的に
良いと思うのだが?

ここを左折し宇谷支線へ あっちに進む(^^ゞ


林道宇谷支線もダート道だけど
こちらもよく踏まれているので歩きやすい。

途中、左手に「ヒラメ放流地」の案内板。

なだらかに登って行く 「ヒラメ放流地」案内板


駐車場所から約30分で登山口へ到着。
思っていたより早かった。

登山口には自然石に「三國山登山口」と彫った
立派な標石が設置されている。
ここで小休止。

登山口(左)に到着 登山口案内石


登山口から急峻な尾根道に取り着くと
すぐに「銘水の滝」案内板があるが、下山時に立ち寄る事にする。

いきなり急登 「銘水の滝」案内板


登山道は急登が続き汗が噴き出す。
約10分も喘ぐと、なだらかになりホッとするけど
またすぐに急登にかわる。(^^;)

まだまだ急登 一瞬なだらかになる


途中、手作りのベンチがある。
この辺りから少し展望が開けてくる。

ベンチ 展望が少し開ける


登山道はますます急登に。
目の前に稜線が見えているけどなかなか着かない。

ますます急登に 直登


左手に三室富士が見えて来ると
登山道はつづら折れになりササ原に変わって来る。

三室富士(左手前) ササ原になる


背丈位あるササを軽くヤブコギすると県境稜線へ飛び出し
南東方向の展望が広がる。


軽いヤブコギ 南東方向の展望


稜線を進むと「33-1」県境道標があり
その先が
県境「33-1」ピーク。

「33-1」県境道標 県境「33-1」ピーク


「33-1」ピークには標石がある。
ここを山頂と間違えたのか、朽ち果てた山名板が落ちている。

ここから少し下り次のピークを目指す。

「33-1」ピークの標石 一旦下る


登山道は軽いヤブコギはあるけど概ね歩き良い。
少し登ると右手に道後山が望めるようになる。

軽いヤブコギ 右手に道後山


やがて「32」県境道標に着く。
ここから軽く登り返すと山頂はすぐ先だ。

「32」県境道標 登り返す


午後12時、神郷三国山山頂へ到着。
山頂では森のフラダンサーが出迎えてくれた。(^^ゞ

しかし山頂は狭いうえに山名板の一つも無いよ。(^^ゞ
これじゃぁ寂しいよね〜。

神郷三国山山頂 山頂にある森のフラダンサー


また山頂に三角点はないけど「山」と刻印された標石がある。

展望は西方向に雄大な山容の道後山が望める。

山頂の標石 道後山


北西方向には稲積山や船通山、眼下には三室集落を望む事が出来る。

眼下に三室集落 稲積山・船通山方面


山頂は狭いけど風も通り涼しいので、ここで昼食とする。
今日のメニューは、またまた恒例の
コンビニおにぎりとサンドイッチ。(^^ゞ

午後12時35分、記念写真を撮り下山とする。

山頂で昼食 記念写真


しかし急坂は膝に堪えるよね。
膝が痛くなってきた頃なんとか登山口へ下山出来た。
後は林道を戻るだけ。(^_^)v

林道を下っていると4人組の登山者と出会った。
先程、天銀山へ登りこれから神郷三国山へ登られるとの事。
いやぁ〜お元気ですね〜、どう見ても70歳位には見えますが。(^^ゞ

花は少ないね ちょっとピンボケ


通行止めのクサリまで戻ると車が一台停まっている。
多分、先程のグループの車でしょう。

午後1時50分、無事駐車場所へ戻った。
いやぁ〜神郷三国山、なかなか手強い相手でした。

通行止めのクサリ 愛車へ戻る

 駐車場所 → 登山口 → 神郷三国山:約1時間30分(休憩含む)
 神郷三国山 → 登山口 → 駐車場所:約1時間15分(休憩含む)
                        計:約2時間45分




帰り道、もう一つのお楽しみ、三室川ダムに立ち寄る。
三室川ダムの詳細はこちら

平成18年完成の新しいダムなので堤体はまだ白く輝いている。

まだ新しい三室川ダム 天端へ


ここは自由にエレベータに乗って監査廊の見学は出来ない。
天端からダム下流側を見下ろすと足が震えるよ。

シャクナゲ湖(通称) 天端から見下す


重力式コンクリートダムは迫力があるね。
ダム管理所脇には、たたら遺跡を移設して展示している。

重力式コンクリートダム たたら遺跡跡

三室川ダムは岡山県管轄のダムなので
ダムカードの配布は無い。


午後2時30分、帰路に着く。

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