今回は一泊二日の行程で、御嶽山へ山行する。
台風9号が気になるが、なんとか足早に過ぎ去り
登山当日は、台風一過の晴天になる事を期待し、決行する。

1日目
午前10時、自宅を出発。
まずはメンバーを迎えに行き、午前11時30分、早島icから高速道へ。
途中、三木SAで昼食、多賀SAで給油を済ませ
中央道の中津川icで一般道へ下りる。


今日は登山口の、田の原駐車場までの移動だけなので
馬籠宿、妻籠宿を観光しましょう。

午後5時過ぎ、馬籠宿へ到着。
馬籠宿案内板 馬籠宿

もうこの時間になると、観光客は居ない。
観光施設も閉まっているが、のんびりと散策して妻籠宿へ向かう。
しかし、この時間になっても暑い!
藤村記念館 中山道道標

妻籠宿へは、馬籠峠を越えて行く。
道も良く午後6時、妻籠宿へ到着。
本来、駐車場は有料(¥500)だが、この時間になると
無料で停められる。(^_^)v

まずは石橋を渡る。
ここで地元のおばあちゃんの歓迎を受ける。(^^ゞ
石橋の途中から、右手にレンガ造りの、レトロな変電所が見える。
石橋を渡り妻籠宿 レトロな変電所と水門

石橋を渡ると、すぐに突き当たる。
ここを左折すると、宿場街となり、味のある街並みが続いている。
もうすでに、夕暮れ時を迎えている為、家々に明かりが灯り
なんとも言えない、風情のある景観だ。
妻籠宿@ 妻籠宿A

午後6時20分、今夜の宿泊地の田の原駐車場へ向う。
途中、コンビニで食糧を調達・・・もちろんビールも。


午後8時過ぎ、田の原駐車場へ到着。
車から降りると、外は寒い。
その上、風も強い。

しかし、空には満天の星が輝いている。(^_^)v

早々、駐車場にテントを設営するが、組み立て方が良く判らず
約1時間もかかってしまったが、なんとか設営完了。
遅めの夕食をとりながら、念願のカンパ〜イ。
グビグビフ〜、美味〜い。(^_^)v
午後10時過ぎ、今日は疲れたので、寝袋に潜り込み
お休みタイムとした。

2日目
午前4時起床。
夜なか中、次々に車が到着し、その都度目が覚め
余り眠れなかった(涙)

テントの外へ出て見ると、ガスで何〜にも見えませ〜ん。
でも皆さん早い。すでに準備を済ませ、暗い中、出発して行く。
我々はゆっくりコーヒーを飲みながら、朝食を頂く。
午前4時起床 外は真っ白け

午前5時15分、テントを撤収し、登頂準備にかかる。
この時間になると、もう完全に明るい。

午前5時35分、出発しようとした時、小雨が降ってきた。
慌てて、レインの上着のみ着用して出発する。
登山道は石造りの鳥居から始まる。
王滝口登山口(下山時撮影) 最初は広い砂利道

しばらくは、なだらかな広い砂利道を進むと
次第に木の階段に変わり、大江権現に着く。
やがて木の階段に変わる 大江権現

大江権現を過ぎると、登山道は急登になってくる。
しばらく登ると、あかっぱげに着く。
あかっぱげの由来は、赤土がむき出しになっているからとの事。
わざわざ、案内板を建てるほどでは無いと思うのだが・・・。

ここで、さらに雨足が強くなってきたので
レインパンツ、スパッツ、ザックカバーを着用する。
あかっぱげ あかっぱげ案内板

登山道は益々急登になり、足元は木階段と溶岩で
歩き難い。気を抜くと滑りますよ〜。

雨の降る中での写真撮影は、時間がかかるので
メンバーには気にせず、先に行ってもらう。
木階段と溶岩の急登 信仰の山らしく祠や仏像が多い

展望もない中、辛い登りが続くが、写真を撮ったり
数少ない花を見ながら、のんびり登って行く。
その為、後から登ってくる登山者に、次々抜かれる。(^^ゞ
ゴロゴロした溶岩の急登 八合目石室

しばらく登ると、メンバーが待っていてくれた。
ここで中休止とする。
久しぶりに(^。^)y-.。o○ あぁ〜美味い。

休憩していると、すぐに身体が冷えて寒くなるので
再び出発するが、体力の無いのぼるさんは
一人取り残されていく。(^^ゞ
登山道はゴロゴロした溶岩の急登が続きハ
、フ状態。
ハイマツの斜面 まだまだ急登が続く

ひたすらハイマツの斜面を登って行くと、一口水へと着く。
しかしどうみても、衛生的では無いし、水もほとんど出ていない。
そんな訳で、だ〜れも飲む人は居ませ〜ん。
一口水 ますます急登に

心臓をバクバクいわせながら登っていると
一瞬ガスが切れ、山頂が見えた。
ゲ〜、まだあんなに遠いんだ。ガックリ!
これなら見えなかったほうが、気分的に楽だったかも。(^^ゞ
一瞬ガスが切れる 王滝頂上直下の案内板

すぐそこに王滝頂上が見えるのに、なかなか着かない。
この状況は、富士山によく似ている。
やはり登山道が単調で、変化がない為だろう。
そんな事を考えながら、やっとの思いで王滝頂上に到着。
九合目石室 やっと王滝頂上

ここは雨宿り出来るスペースがある。但し飲食及び火気厳禁。

ここで当然メンバーが、待っていてくれていると思っていたが
誰一人いな〜い
(影の声:みな冷たいなぁ〜)
仕方ないので、参拝を済ませ、早々に出発する。
あ〜ぁ、一服吸いたいなぁ。
石段を登ると 王滝の神社

王滝頂上から剣が峰には一旦下る。
下ったところが、八丁ダルミだ。
左手には地獄谷があり、硫黄の匂いがキツイ。
ガス濃度感知器も設置されているが
ガス濃度が上がると、通行止めになるのだろうか?
八丁ダルミ ガス濃度感知器

しばらく緩やかな道を進むと、左手に突然訳の判らない
モニュメントが現れる。
すぐ先は御神火祭り場で、行者像が建っている。
?のモニュメント 行者像

ここから最後の急登となる。
どうじゃ〜参ったかぁ〜、と言われているかの如く、キツ〜い。(^^ゞ
ゼ〜ゼ〜状態で登って行くと
山荘の脇に、魔の113段の石段が現れる。

ここを登れば剣が峰だが、ちょうど山荘の兄ちゃんと出会い
しばらく話し込んでしまい、先に登っていたメンバーが
下って来た。(^^ゞ
113段の石段 御嶽山頂上(剣が峰)

下って来たメンバーには悪いけど、再び一緒に山頂へ。
午前9時15分、無事登頂。

本当は360℃の大パノラマが広がっているはずだが
今日は真っ白け。な〜んにも見えましぇ〜ん(涙)
その上、雨足が強くなって来た(涙)
記念写真を撮り、残念だが早々に、山頂直下の山荘へ逃げ込む。
無事登頂 記念写真

山荘内は、休憩だけでも¥300必要だが
ストーブが焚かれ暖かい。
早々にホットコーヒー(¥500)を注文。
出て来たのはカップコーヒー、ちょっと高いんじゃないの〜。
でもこれで、休憩料は不要となる。(^^ゞ
頂上山荘でコーヒータイム 山荘内はポカポカ

午前10時10分、身体も温まったところで下山とする。
今日はまったく展望が無いので、仕方なく往路を下る。
相変わらず小雨が降っていて、展望が無い中、スリップに気をつけ
ひたすら下るだけだ。ハァ〜ガックリ(-_-;)

午後12時40分、無事下山。
田の原駐車場は満車状態だ。
結局、ガスと小雨の降る登山となり、一度も展望を楽しめなかった。
残念!!!

駐車場で昼食を済ませ、待望の温泉へ向かう。
まだまだ元気? 田の原駐車場へ戻る

王滝口登山口 → 御嶽山(剣が峰):約3時間35分
御嶽山(剣が峰) → 王滝口登山口:約2時間30分
                             計:約6時間5分

今日の温泉は、おんたけ高原温泉「こもれびの湯」へ。
山道をグルグル走り、やっと辿り着いた秘湯だよ。
さすがに客はほとんど居ない。(^^ゞ

入浴料¥500を支払い、湯船に飛び込む。
ここは露天風呂はないが、源泉掛け流し。
お湯は茶色で、有馬温泉の金泉と同じようだが
匂いはちょっと生臭い。(^^ゞ

管理人のおじさんに聞いた話では、炭酸泉に
鉄分が混ざっているとの事。なるほど・・・納得!

午後2時15分、さっぱりしたところで帰路につく。
途中、ドライブインでお土産を購入。
これを忘れちゃいけませんぞ〜。(^^ゞ

後は中央道、東名道、名神道、山陽道と渋滞にも遭わず
午後9時30分、倉敷へ戻り、メンバーを送り届け
午後10時30分、無事自宅へ戻った。

総走行距離:1136km