2004年、初山行。
お正月は、恒例の六甲山系登山へ出かける。
午前5時40分集合。
今回も青春キップを利用し、夜明け前の午前6時2分発で
JR中庄駅を出発する。
この電車は姫路行きなので、いつも利用者が多いが
今日も座席は、ほとんど埋まっている。
途中、網干駅で新快速に乗換え、三ノ宮へ
午前8時25分着。
ここから阪急電車に乗換え、芦屋川駅へ
午前8時50分着。
早朝に出発 明石海峡大橋

阪急「芦屋川駅」を、北に出たところへバス停がある。
でも東お多福山登山口行きバスは、どれなんだろう。
ベンチへ座っている、おじさんに尋ねてみると
ちょうど我々と同じ、東お多福山へ登るので
案内をしてくれるとの事。
これは心強い、ありがとう。
おじさんの案内で無事、バス(AM9:03発)に乗り
登山口へと着いた(バス代は¥320)
ここからしばらくは、車道を登って行く。
午前9時20分、出発。
阪急「芦屋川駅」から
バスに乗る
東お多福山登山口バス停
車道を登る 林道へ入る

約25分、舗装路を登ると、土樋割峠へ着く。
ここが、東お多福山と六甲最高峰への分岐点だ。
取りあえず分岐を左に取り、東お多福山へ登る。
約10分も登ると、ササ原の広がる山頂へ着いた。
山頂は広く、展望も良い。
のんびり日向ぼっこをしながら、昼食を摂るにはいい場所だ。
親切なおじさんとは、ここでお別れだ。
お世話になりました。お気をつけて!
土樋割峠を左へ 東お多福山への登山道
広い東お多福山の山頂 記念写真

我々は記念写真を撮り、土樋割峠へ戻る。
ここから沢沿いに少し下り、次の分岐を右へとり
沢を渡ると、いよいよ七曲りの急登が始まる。
七曲りの急登は六甲一だと、おじさんは言っていたが
どんなものだろう。
しばらくは、石段の急登が続く。
土樋割峠へ戻る 林道を少し下る
沢を渡る 七曲りの急登が始まる

天気予報では、下り坂との事だったが
段々、晴れ間が広がって来た。
登山道は急登と緩坂を繰り返しながら、標高を稼いで行く。
体感気温3℃位だが、汗が噴き出してくる。
眺望はあまり良くない。
晴れてきた(^_^)v 所々傾斜も緩くなる
汗が噴き出す 急登を繰り返す

標高が上がるに従い、登山道はなだらかになり
歩いていて心地良い。
冬枯れした木々の景観も、なかなか良い。
しかし六甲はいつ来ても、登山者が多い。
我々は次から次えと、追い越されて行く(笑)
鉄橋を渡り、横木の階段が現れると、左上に車道が現れ
一軒茶屋へ着く。
気持ちの良い登山道 鉄橋を渡る
横木の階段を登りきると 一軒茶屋へ着く

一軒茶屋からは展望が良く、ドライブウェイが望める。
ここからは車道を横切り、石畳の道を登って行くと
アンテナの建つ、六甲山最高峰へ約10分で着く。
車で来ている人も多く、特にカップルが目立つ(羨ましい〜)
展望良い 山頂まであと少し
目前に摩耶山 アンテナが見える

山頂は広く、東お多福山と同じように
食事をしながら、のんびりしたい場所だ。
我々は早朝出発のうえ、コンビニが9時開店だった為
お弁当は無い。
一軒茶屋まで戻り、昼食にする。
今日のメニューは、きつねうどん。
他の登山者も、きつねうどんを食べながらビールを
ジョッキで、美味そうに飲んでいる人が何故か多い。
もしかして、ここの名物なんだろうかと期待したが
味は普通のうどん(¥480)だった(-_-;)
広い六甲山山頂 記念写真

午後12時10分
腹ごしらえを済まし、有馬温泉へと下る事にする。
ここから有馬温泉まで4km、約1時間の行程だ。
魚屋道は急坂も無く、実に歩きやすい。
要所要所にベンチも有り、のんびり下って行く。
登山道から正面に、射場山が見えてくると
ゴールは近い。
有馬温泉へ向かう 歩きやすい魚屋道
ところどころベンチがある 射場山

最後の分岐を過ぎると、車道へ出る。
「さぁ、温泉へ入ろう」とかんぽの宿へ行くが
とんでもない、日帰り入浴客の車の列が続いていて
とてものんびりとは、入浴出来そうに無い。
ではと、温泉会館へ変更する。
分岐を右へ 車道へ出る

・東お多福山登山口バス停 → 東お多福山山頂 :35分
・東お多福山山頂 → 六甲山最高峰 :1時間25分
・六甲山最高峰 → 有馬温泉 :1時間 
                計:3時間(休憩含む/昼食タイムは除く)

考えが甘かった!
こちらも、行列が出来ている。
今日はまだ1月2日だぁ、多くて当たり前だなぁ。
新しく出来た無料の足湯も、足を入れる場所が無い(笑)
取りあえず人込の中、入ってみると
女性は40分待ち、男性はなんとか入れるとの事。
早々、入浴券(¥650)を買い、2階の更衣室へ行くが
おちおち、服も脱げない混雑ぶりだ。
さぞや、背中に担いでいるリュックも、他人様から見れば
邪魔だろう(ゴメンなさいね!)
新しく出来た足湯 新しくなった温泉会館

肝心の温泉はと言うと、金湯はめっちゃ熱い。
10分も浸かっていると、湯当たり間違いなし。
銀湯は少しぬるめで、のんびり浸かっていられる。
入浴後、掃除のおばちゃんに聞いた話では
今日は湯当たりした人が、続出したそうだ。
参考までに、正しい入浴方法は

短時間、腰まで浸かり、出たり入ったりを繰り返し
けして長時間入ってはイケない(おばちゃん談)
飲めるのかなぁ? 賑会う温泉街

金湯の効能か、汗が止まらない。
登山用シャツ1枚でも、ポッカポカだ(^。^)
これで、本日の予定はすべて完了。
お土産屋を見ながら、有馬温泉駅へと向かう。
しかし、ここは車で来る人が多いのか、大渋滞している。
それに引き換え、駅はガラガラに空いている。
神戸電鉄「有馬温泉駅」からは、次の有馬口駅で乗換え
谷上駅まで行き
谷上駅からは「北神急行」で三ノ宮へ戻る(¥900)
ここまでは、待ち時間無しで乗り継ぎ出来る。
駅へ向かう 車は大渋滞
神戸電鉄「有馬温泉駅」 電車で帰路につく

JR三ノ宮駅まで戻ると、これまた新快速に直ぐに乗れた。
姫路駅では、少し待たされるだろうと思っていたが
またまた4分の連絡で出発。
今日は運がいい。
でも、この乗り継ぎの良さで、タバコを吸う時間が無い(ToT)/~~~
結局、中庄駅まで禁煙出来た。
午後5時9分、帰岡(無茶苦茶早いよぅ)


いつも六甲山系へ出掛けると、雪や雨になるが
今回初めて晴天に恵まれ正月早々、楽しい山行が出来た。
これで雨男が誰なのか、ハッキリした。(^_^)v
次回も誘うのを、止めようかなぁ(殴)