大山三鈷峰(1516m)

今回は去年より恒例となった大山三鈷峰へ1泊2日で
仲間と山行する。
ユートピア周辺のお花畑はどうでしょうね〜。

1日目
午前8時、仲間と倉敷を出発。
ETC通勤割引を利用する為、総社icから高速道へ入り
蒜山icへ向かう。
蒜山icから一般道を進むと、クッキリと大山が望める。
こりゃ〜、今日も暑そうだなぁ〜。

午前10時20分、大山寺駐車場へ到着。
早々準備し、午前10時30分に出発。

今回もザックは重いが、一泊となると仕方ないよね〜。

毎度の長い石畳を登り、大神山神社へ。
ここまでで、すでに汗でビッショリ〜、おまけにザックが肩に食い込み痛い。

少し休憩後、下宝珠越登山口へ向かう。

神社の右手裏から、スギの大木が点在する林の中を登って行くと
Y字の分岐点があり、三鈷峰へは左手へとる。
ここから直登ぎみに、5分も登ると治山道路へ出る。

道路を渡ると、そこが下宝珠越登山口。
ここからこのコース最大の急登を登り切ると下宝珠越へ到着。
ここで中休止。もうすでにバテバテ状態。

ここから尾根道は中宝珠越、上宝珠越へとアップダウンが続く。
その上、登山道には木々が張り出し歩き難いよ〜。

しばらくすると左手に大山三鈷峰とユートピア小屋が
望めるようになる。

登山道は途中、崩壊が2ヶ所ほどあるが
要所要所にはロープが設置されているので、注意して登れば
問題は無い。

ここで遅めの昼食タイムとする。
今日のメニューは愛妻弁当だが、疲れていて食欲がない。
しかし完全なシャリバテ状態の為、無理やり食べる。

上宝珠越に着く頃から雷鳴が・・・。
こりゃ〜やばいと足早に灌木帯の斜面を横切るように
登って行く。

午後3時15分、やっとユートピア小屋に到着。
あ〜疲れたび〜。

この頃になると大山や三鈷峰にガスがかかってきた。
雷鳴もなんだか近づいていたような。(^^ゞ

予定では今日、天狗ヶ峰まで行く予定だったが
完全にバテてしまい、ユートピア周辺の花散策に変更した。
クガイソウはもう終盤だけど、クルマユリやシモツケソウは最盛期だ。

この頃より小雨が降ってきた。

花散策後はお楽しみの乾杯〜だよ。
一杯汗をかいた後のビールは最高だよね〜。(^_^)v
などと言っていたら急に頭痛、吐き気、寒気が・・・。

こりゃ〜ヤバイと寝袋に潜り込み、しばらく横になる。
しかし一向に良くならないので、虹と夕日の写真だけ撮り
夕食も食べず、再びお休みなさ〜い(涙)

2日目
午前4時30分、起床。
しっかり寝たお陰で、体調は良くなったが
なぜか足に力が入らない。

ご来光は雲が多く今一だが、気温は18℃と暖かい。

早速お湯を沸かし、モーニングコーヒーを飲む。
毎度の事ながら、朝は一杯のコーヒーからですね。

午前7時、荷物を纏め大山三鈷峰に向かう。

分岐へザックをデポし、空身で登る。
三鈷峰への登山道は木々が茂り、昨晩の雨でズボンがビショ濡れだよ。

頂上直下は崩落が進んで、去年より歩き難くなっている。
その絶壁にも沢山の山野草が咲いているが
今にも崩れ落ちそうだ。

午前7時20分、大山三鈷峰頂上へ到着。
ここは気持ち良い風が吹いている。

今日は眺望が良く、西にはケルン越しに弓ヶ浜、南には大山北壁が
クッキリ望める。

北には矢筈ガ山や甲ガ山、東には烏ガ山とユートピア小屋など
360度のパノラマが楽しめる。

午前7時40分、名残惜しいが下山とする。
でも山野草が多く、なかなか下れません。(^^ゞ

天気は益々良くなり、下山するのが勿体ないよ〜。

上宝珠越まで下り、ここでスパッツを付け「砂すべり」に備える。
北壁側の狭い岩場の急坂を、ロープを頼りに降りると
宝珠沢(砂すべり)へ出る。

ほんの数分で砂すべりも終わり、元谷上部へ下る。
しかし、足に力が入らず足を滑らせ、見事に転倒(涙)

大神山神社へ戻り、沢水で顔を洗い、汗でベトベトの身体を拭く。
あ〜ぁ、冷たくて気持ちいい〜。
午前9時30分、無事、大山寺駐車場へ戻る。

  大山寺駐車場 → ユートピア小屋:約4時間45分(昼食休憩含む)
  ユートピア小屋 → 大山三鈷峰 → 大山寺駐車場:約2時間30分
                                   合計:約7時間15分

下山後は恒例の温泉へ向う。
今日は久しぶりに「足温泉」へ。

入浴料¥420を払い、露天風呂へ飛び込む。
櫃ガ山を望みながらの温泉は、最高ですなぁ〜。

入浴後は勝山町のお蕎麦屋で、美味しい天ぷらそばを食べ帰宅。
今回は体調が悪く苦しかったが
沢山の山野草を楽しめ、良い山行が出来ました。(^_^)v

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