朝起きると、外はピーカンの晴天。
これは今日を逃すと、次いつ山へ行けるか判らない。
それじゃぁと、前から行きたかった仙酔島へ
登山兼観光に行ってみよう。

午前9時30分、自宅を出発。
今回は近いので、R2を走る。
笠岡市で多少渋滞したが、途中コンビニで食糧調達して
鞆の浦市営駐車場へ、午前10時50分に到着。

駐車料金は¥100/30分、ちょっと高いんじゃないの。(-_-;)
料金前払いの為、取りあえず3時間分、¥600を払う。

準備を済ませ、駐車場に隣接した渡船場へ。
渡船料金は往復¥240/人、こちらは安い!
午前11時15分、出船〜。
市営渡船で仙酔島へ 中弥山(左)と大弥山

渡船は弁天島の横を進み、約5分で仙酔島へ着岸。
渡船乗り場は、よく整備されている。
弁天島と大弥山 上陸〜

海岸遊歩道を歩いて、登山口へ向かう。
途中には、岩をくり貫いた海食門(自然?)がある。
こういう岩を見ると、大抵の人は潜るよね。(^^ゞ

登山口は
ホテル「人生観が変わる宿ここから」の横の
石段だ(と思う (^^ゞ)
海食門お出迎え ホテル横が登山口石段

石段を登り、橋を渡り、急坂を真っすぐ登って行く。
結構ゴロ石が多く、ウォーキングシューズか登山靴か
どちらにしようか迷ったが、登山靴で正解だった。
橋を渡る いきなり急登

約5分も登ると分岐に着く。
分岐の手前に、小弥山の案内板があるので登ってみるが
1分もかからず小弥山頂上へ着いた。
頂上からの眺望も無いので、すぐに分岐へ戻る。
分岐手前を左折し小弥山へ 小弥山頂上

分岐を右へ進み、中弥山へ急坂を登る。
この登りが、このコース一番キツい。
中弥山への急登 頂上までもう少し

分岐から約15分で、中弥山頂上へ到着。
頂上には住吉神社が祀られている。
ここも残念ながら、眺望はない。
中弥山頂上 住吉神社

ここから一旦、鞍部へ下る。
ドンドン下って行くと、目前に大弥山が現れる。
一旦下る 目前に大弥山

途中に倒木が一本、なぜか残されている。
中弥山から約5分下ると、鞍部にある分岐に着く。
ここを右折すると、キャンプ場へ至る。
大弥山は直進する。
障害物あり(^^ゞ 分岐は直進

大弥山への登りは、良く整備されていて、傾斜は
緩やかだ。
眺望は相変わらず良くないが、先ほど登った中弥山が見える。
なだらかな登り 右手に中弥山

登山道が階段状になると、大弥山頂上は近い。
午後12時10分、大弥山頂上へ到着。
頂上には金剛不動尊 白龍王が祀られている。
階段になると頂上まですぐ 大弥山頂上(金剛不動尊)

まずは三角点にタッチ。
その横の看板に書かれている事を、皆さん守りましょうね。
三角点にタッチ その通りですね

頂上休憩舎で昼食にする。
今日のメニューはサンドイッチ、おにぎり、そしてメインの
マカロニコーンスープ。温かい物は美味しいね〜。

食後はコーヒーを飲みながら、眼下に広がる
鞆の浦を堪能する。
しかし木々が邪魔になり、眺望は今一なのが残念だ。
頂上休憩舎 鞆の浦を見下ろす

午後12時50分、下山とする。
下山道は鞆テレビ中継所前を通り、大松浦・小松浦方面へ下る。
山頂に建つ鞆テレビ中継所 大松浦・小松浦方面へ下る

所々階段の急坂を下って行くと、分岐へ出る。
ここを踏み跡に沿って左折し、鳥ノ口へ向かうが
すぐにヤブが酷くなる。
今日は新しいGORE-TEXジャケットなので、破れては・・・。
と言う事で、早々に撤退する。(^^ゞ
急坂を下って行く 鳥ノ口へ向かうが断念

分岐へ戻り、林道を仕方なく歩く。
10分ちょっと林道を歩くと、赤岩展望台へ着く。
ここからの眺望は、山頂からよりいいよ〜。(^_^)v
ここからは林道歩き 赤岩展望台

もう林道歩きにも飽きたので、赤岩展望台から左折し
舗装路を彦浦海岸へ下る事にする。
しかし、これが大きな間違いだと知る由も無かった。(^^ゞ
舗装路を彦浦へ下る 休憩所

海岸へ降りる手前に休憩所があり、ここからの景観も素晴らしい。
先程まで曇っていたが、青空が広がるにつれ
海が青く輝く。う〜
、いいね〜。
素晴らしい景観 波穏やか

彦浦海岸へ下ると左手に、塩工房・五色の湯(足湯)がある。
今日は時間が無いので、残念だが足湯はパスする。

さぁ後は海岸遊歩道を歩き、登山口へ戻ろう。
しかし何たる事か!
海岸遊歩道は、2004年の台風で壊滅したままで
立ち入り禁止の柵がある。
塩工房・五色の湯(足湯) 海岸遊歩道は壊滅

仕方なく赤岩展望台まで、舗装路を登り返す事に。
エッチラホッチラ登って行くと、眼下に壊滅状態の
海岸遊歩道が見える。
仙酔島一番の観光資源がこの状態では・・・。
早期の改修が待たれるとこだ。

登りきったベンチで一服タイム。あ〜ぁ疲れたび〜
壊滅した遊歩道を見下ろす あ〜ぁ疲れたび〜

またまた嫌な林道歩きだが、約10分程歩くと
キャンプ場へ下る。
夏はここでキャンプもいいね〜。
林道歩きが続く キャンプ場へ下る

キャンプ場を過ぎると、国民宿舎「仙酔島」に着く。
ここの塩温泉も○○○○を提示すれば無料で入浴出来るが
今回はパスする。

砂浜を歩いて午後1時55分、登山口へ戻る。
国民宿舎「仙酔島」 砂浜を歩いて登山口へ

 登山口 → 小弥山→ 中弥山 → 大弥山:約50分
 大弥山 → 彦浦海岸 → キャンプ場 → 登山口:約1時間
                            合計:約1時間50分


まだ時間があるので、御前山展望台コースも歩いてみる。
ホテル「人生観が変わる宿ここから」
脇の石段を登って行く。
御前山へ向かう ホテル脇の石段を登る

御前山への遊歩道は舗装されているが、表面に苔が生え
よく滑る。少し気を抜くとツル〜と滑る。
登山口からはアッケなく、約3分で山頂へ到着。(^^ゞ

休憩舎はあるが、眺望は今一。
遊歩道 御前山頂上

早々に次の展望所へ。
ここにも休憩舎と名勝鞆公園碑がある。
眺望はこちらの方が良いかなぁ。

瀬戸内海の眺望を楽しんでいると、突然野生のタヌキが現れた。
タヌキは人慣れしているのか?全然逃げない。
じゃぁ、記念写真を撮りましょうね〜。

さぁ、そろそろ帰りましょう。
名勝鞆公園 タヌキ現る

 登山口 → 御前山 → 展望台 → 登山口:約15分

午後2時15分発の渡船に乗り込み、鞆の浦へ。
しかし平日の為だろうが、乗客は少ない(ほとんど居ない)
桟橋へ ガラガラの渡船

渡船は弁天島の横を進み、約5分で鞆の浦へ着岸した。
弁天島 鞆の浦へ戻る

駐車場へ戻ると30分時間オーバーで
¥100追加徴収された。
駐車料金も1日いくらに変えた方が、時間を気にせずに
島内観光が出来るので、観光客にはありがたいよね。
たかが¥100されど¥100だよね。

下山後は恒例の温泉へ向かう。
今日の温泉はテーマパーク「みろくの里」に併設されている
神勝寺温泉へ。
入浴料は¥1000だが、○○○○を持参すれば無料。(^_^)v
但し、浴衣とタオルは付かない。
早速、露天風呂へ。
やはり登山後の温泉は最高だね〜。

汗をスッキリ流し午後4時、帰路に着く。
福山東icから高速道へ入り、道口PAで時間調整し
通勤割引を使い、午後5時15分、自宅へと戻った。
今回の仙酔島、登山と観光のどちらも楽しめお勧めですよ〜。