常山(307m)

今日は備中兵乱最後の舞台となった常山城の跡がある
常山を歩く。
ここは地元では「児島富士」の名で親しまれている。

午後12時15分、登山口駐車場へ到着。
我が家から約30分。
駐車場は10数台は停められる。
しかしさすがに平日、車は1台しか停まっていない。
登山口駐車場 登山道案内板

午後12時20分、出発。
車道を20m程進むと右手に「直道コース」の登山口。
登山口には木枝で作った杖が置かれている。
車道を進む 直道コース登山口

石段を登ると、すぐにイノシシ防護柵がある。
通過後は必ず門扉を閉めて下さいね。
イノシシ防護柵 必ず閉めましょう

登山道はいきなり傾斜がきつく、すぐに息が上がる。

次第に足元は石畳に変わる。
しかし傾斜がきつい上に石畳の上に落葉があるので
ちょっと気を抜くとズルッと滑るよ。

ここで単独女性と出会い
山頂は「貸し切りですよ〜」とありがたい言葉を頂きました。(^^ゞ
でもちょっと寂しいなぁ〜。
傾斜がきつい 石畳になる

薄暗い登山道をジグザグに登って行くと凄い倒竹の場所があり
今にも頭の上に落ちてきそうなので小走りで駆け抜ける。

その先には道の真ん中に平らな岩がデ〜ンと居座っている。
座るのに丁度良い高さなので、ここで休憩。
以前は休憩毎にタバコを吸っていたので「一服」と書いていたけど
今は登山中は禁煙しているので
今後は「休憩」と書く事にする。(^^ゞ
凄い倒竹 ここで休憩

相変わらずの急坂を登って行くと右手にコンクリートで囲われた
底無井戸に着く。
鉄扉が半開きになっているので内部写真を一枚パチリ。
しかし水はあまり綺麗ではなさそうだわ。
底無井戸 井戸内部

底無井戸を過ぎると分岐がある。
右に行けばすぐに車道、左に行けば惣門二の丸。
まずは惣門二の丸へ向かう。

惣門二の丸には無数の石仏が並んでいる。
右手に車道 惣門二の丸

惣門二の丸からは竹林の中の急坂を登る。
ここで初めて展望が開ける。

急坂を登る 展望が開ける

急坂を登った所が矢竹丸。
ここにも無数の石仏。

ここからも、まだまだ竹林の急坂が続くよ。
矢竹丸 まだ続く急坂

登った所が東二の丸。
ここにはデ〜ンと電波塔が建っている。
さぁそろそろ山頂だよなと思いながら、急坂を登って行く。

東二の丸(電波塔あり) まだまだ続く急坂(^^ゞ

急坂を登り切った所が兵庫丸。
ここにはベンチもあり、風も余り当たらないので暖かい。
展望も南方面が開けていて休憩するには山頂より良いかも。
しばしベンチで休憩タイム〜。
兵庫丸 ここからの展望が一番良い

水分補給し兵庫丸から短い丸太階段をちょこっと登ると
今度こそ山頂(本丸)へ午後12時55分、到着。
階段を登ると 常山山頂(本丸)へ到着

二等三角点は本丸の真ん中辺りにあるのですぐに判る。
恒例のタッチ〜。
二等三角点 恒例のタッチ

とりあえず山頂ど真ん中で記念写真を1枚。(^^ゞ
ちょっと遠目になってしまった(爆)

山頂には立派な城主上野體ソ公碑が建っている。
記念写真 城主上野體ソ公碑

また腹切岩や展望台などもある。
早速、展望台に登ってみよう。
○○と煙は高い所が好きだよね。(^^ゞ
腹切岩 展望台と巨大アンテナ塔

展望台からは360度の大展望とはいかないが
東には金甲山、その右手には深山公園とその奥に瀬戸内海の
島々が見える。
金甲山(右) 瀬戸内海の島々

眼下には荘内の町並み、南には瀬戸大橋をはじめ四国の山々まで望めるが
天気が良ければ、もっと素晴らしい展望だろう。

この頃より雪が舞い始めたので午後1時10分、下山とする。
眼下に荘内の町並み 瀬戸大橋が見える

山頂から北へ急な階段を下った所が北二の丸。
ここには女軍の墓がある。
急な石段を下る 女軍の墓(北二の丸)

また常山合戦案内板や女軍の碑もある。
案内板 女軍の碑

北二の丸から北へ石段を下ると北三の丸だ。
ここは駐車場とトイレがある。
再び石段を下る 北三の丸(トイレ有り)

さらに北へ進むと巨大な紅白のアンテナ塔がある。
しかし真下から見上げると迫力あるね〜。
アンテナ塔へ向かう 迫力あるね〜

さらに北へ進み石段を下ると広い駐車場へ出る。
この先にもアンテナ塔があるが、ここから車道を下る事にする。
またまた石段を下る 広〜い駐車場

車道は狭く車が離合出来る離合ポイントは少ない。
まぁ平日に車で上って来るような物好きはいないと思うけど。

車道を少し下ると先程立ち寄った底無井戸の案内板がある。
車で上って来ても、ここから約50m位歩けば見に行ける。
車道を下る 底無井戸案内板

車道歩きは単調なので、ちょっとお遊びの1枚をパチリ。
車道を10分ちょっと下ると千人岩入口へ着く。
おまけ(^^ゞ このコーナーが千人岩入口

ここには案内板があるのですぐ判る。
千人岩へは案内板の右手を下って行く。
千人岩案内板 ここを降りていく

下るとすぐ先に岩が見える。
ここが千人岩、結構広い岩場だよ。
すぐ岩が見える 千人岩

千人岩からは眼下に中池、下池、その先に荘内の町並みが望める。
西に見える山は奥入道山かなぁ。


ここでしばしコーヒータイム。
玉野方面 西方面

身体が冷えて来たので下る事にする。
車道の以前決壊した場所は綺麗に修復されている。
車道へ戻る 修復完了

右手に金甲山を眺めながらドンドン下って行く。

車道はず〜と狭いが離合場所もポツリポツリあるので
100m位すんなりバック出来る人は車で上ってもokです(殴)
金甲山の展望 車道は狭いよ

墓地を過ぎると先程登った登山口へ戻る。
そして駐車場へ午後2時10分、無事下山。

常山は思っていたより登山道の傾斜がきつく
なめてかかって返り討ちにあってしまった(笑)
でも眺望が良く(特に兵庫丸、千人岩)お気に入りの山の一つとなった。
また季節を変えて歩いてみよう。
直道コース登山口へ戻る 無事下山

 登山口駐車場 → 直道コース → 常山山頂:約35分(休憩含む)
 常山山頂 → 千人岩 → 登山口駐車場:約1時間(休憩含む)

                                    合計:約1時間35分 

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