駒ノ尾山(1281m)後山(1345m) 往復縦走

10年前に後山、6年前に駒ノ尾山にそれぞれ登っているが
縦走路は歩いていなかったので、今回実行する。

午前6時45分、倉敷を仲間と出発。
山陽道を早島icから備前icまで走り、R373一路北上する。

途中、道の駅「宿場町ひらふく」で一服し、西粟倉村小学校を右折。
ダルガ峰林道へ入り、午前9時過ぎ、影石谷登山口へ到着。
この辺りの紅葉も綺麗だね。

登山口には、林道からは想像出来ないような立派な
駐車場、トイレがある。
しかし予想に反し、駐車場に車は2台と少ない。
影石谷登山口 登山口付近の紅葉

この人出では、クマとの遭遇がちょっと心配。
鈴音を大きめに響かせて登らないとね。
午前9時10分、まずは駒ノ尾山山頂目指し出発する。

駐車場の目の前の木道が登山口。
登山道は横木の階段に整備されており、広くて歩きやすい。
でも傾斜はきついね〜。
木道から出発〜 階段を登る

随所にベンチ、案内板も設置されている。
この辺りは歩いていて本当に気持ちいいね。
綺麗な黄葉 気持ちよい登山道

尾根に出て、幾つかのアップダウンを進むと、展望が開け休憩舎に着く。
休憩舎の中にはテーブルとベンチがあり、ゆっくり休憩出来る。

しかし展望が良い反面、風通しも良いので
汗をかいた身体はすぐ冷えてくる。
休憩舎 展望良い

遊歩道並みの登山道は再び、立木の中に変わる。

再び登って行くと展望台に着く。
今日は先が長いので、そのまま素通り。
ドンドン登る 展望台

紅葉の樹木の中を登って行くと、山頂はもう一登り。
山頂まで続く階段道 ここを登り切れば

午前10時10分、誰もいない山頂へ到着。
まずは記念写真〜。
駒ノ尾山山頂 記念写真〜

山頂からは360度のパロラマが素晴らしい。
特に後山への稜線がいいね〜。

しばらく休んでいる間に各方面から登山者が到着。
いっぺんに賑やかになった。
これじゃ、クマも寄ってこないね(笑)
いつの間にか登山者で一杯に 後山への縦走路

午前10時23分、縦走路を後山へ向け出発。
少し下ると、すぐに避難小屋へ着く。
縦走路を下る 避難小屋

避難小屋には囲炉裏もあり、冬でも泊まれそうだが
雪山をここまで登ってくる体力がない。(^^ゞ

避難小屋のすぐ先がダルガ峰との分岐。
時間があれば帰りに寄ってみよう。
避難小屋内部 ダルガ峰との分岐

縦走路は両側が笹に覆われ展望なし。
ひたすら歩くのみ。

アップダウンを越え、まずは鍋ヶ谷山へ。
展望のない縦走路 鍋ヶ谷山へ登る

午前10時48分、鍋ヶ谷山山頂。
山頂といっても、案内板がないと絶対通り過ぎてしまう。

ここで小休止。
鍋ヶ谷山山頂案内板 次は船木山を目指す

一旦下り、船木山へ登り返す。
しかし、この登りはキツい。

階段道を喘ぎながら、ひたすら登って行く。
階段が続く 船木山直下の登り

登り切ると、後山キャンプ場からのコースと合流する。

ここから次の山頂が見えるが、これは後山ではなく
手前のピークだ。
ここで小休止。
後山キャンプ場→との分岐 後山ニセピークを望む

合流から、少し進むと船木山山頂へ着く。
午前11時30分、到着。

相変わらず、南方面はガスっているよ。
船木山山頂 天気が今一

船木山から一旦下り、偽ピークへ登り返す。
一旦下る 後山ニセピークへ登る

偽ピークから、やっと後山山頂が見えた。
もう一登りだよ。
南方面はガスっている やっと目前に後山山頂

午後12時前、後山へ到着。
三角点にタッチし、記念写真をパチリ。
記念写真 三角点タッチ

狭い山頂は、数グループの登山者で一杯。(^^ゞ
我々は風の当たらない隅の方で昼食タイムにする。
山頂は満杯〜 三室山方面

食後はのんびりと展望を楽しむ。
氷ノ山、三室山、日名倉山など主だった山々が見渡せる。
船木山と駒ノ尾山 日名倉山方面

午後12時30分、下山とする。
駒ノ尾山まで縦走路を戻らなければ。
縦走路を戻る 綺麗な黄葉

縦走路は後山→駒ノ尾山への方が上り坂が緩い。
ひたすら歩き、鍋ヶ谷山山頂で小休止。

アップダウンをいくつも越え
避難小屋の煙突が見えると一息つく。
アップダウンが続く 避難小屋が見えてきた

午後1時50分、避難小屋の建つダルガ峰分岐へ戻る。

ここで、ダルガ峰へ行くか検討するが
往復約2時間かかるので、下山するまでに日暮れとなる為
今回は諦める。
誰でもクマのエサにはなりたくないでしょ(笑)
ダルガ峰分岐 ダルガ峰へ行くか検討中

避難小屋から直登すると、駒ノ山山頂へ戻る。
この時間になると、我々グループ以外には誰〜も居ません。
居るのはクマのみ(爆)
登り切れば 駒ノ尾山へ戻る

しばらく、山頂から見える山々を同定して過ごし
下山とする。
若杉峠方面 そろそろ下山

足早に下り、展望台を通り過ぎ、休憩舎へ下る。
展望台 休憩舎

休憩舎からは、駒ノ尾山の紅葉の眺めが素晴らしい。
登り時には、日が差してなかったので今一だったが
やはり日が差すと綺麗だね〜。
素晴らしい紅葉@ 素晴らしい紅葉A

午後2時55分、クマに食べられる事もなく無事下山。(^^ゞ

しかし、こんな時間から山頂まで登るという夫婦と会い
下山までには日暮れとなり、クマとの遭遇も高くなるので
止めた方が良いよと忠告したが、驚きながらも登って行った。
明日の新聞に載らなきゃいいけどね(殴)
あと少しで下山 無事下山

影石谷登山口→駒ノ尾山→鍋ヶ谷山→船木山→後山:約2時間50分
後山→船木山→鍋ヶ谷山→駒ノ尾山→影石谷登山口:約2時間25分

合計:約5時間15分(昼食休憩含まず)

帰り道のついでに、新しくできたダルガ峰駐車場(トイレ有り)に
立ち寄ってみる。

しかし、こんな場所に不釣り合いなほど立派な建屋だよ。
一体どれ位の利用者が居るのだろうか。
ダルガ峰駐車場(トイレ有り) 休憩舎

ここからはダルガ峰や駒ノ尾山の稜線が見渡せる。
紅葉もなかなか綺麗だね。
ダルガ峰 ダルガ峰と駒ノ尾山

眼下の金色に輝くススキと紅葉のコントラストもいいね〜。
しかし、この時間になると寒いよ。
金色に輝くススキ 指差す方には・・・駒ノ尾山

午後3時20分、帰路につく。
今回、ダルガ峰に登れなかったのは残念だが
また次回、どこかの山と合わせ登ろうと考えている。

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