今回は地元、山陽新聞で紹介された、矢筈山へ山行する。
矢筈山には足利幕府当時に築かれた、中世の山城跡があり
遺跡めぐりも合わせて、楽しむ事が出来る。

午前8時、いつもの仲間と倉敷を出発。
R429を北上し、津山からR53、県道6号を走ると
右手に登山口の千磐神社がある。
ここまで一般道を走り、約2時間で到着。

登山口の千磐神社の隣には、広い駐車場があり
大型バスも停められますよ。
広〜い駐車場 千磐神社

登山口から舗装路を、ほんの少し登ると臥龍藤がある。
樹齢650年の二股杉の巨樹に、藤つるがからまって
大蛇の姿に似ており、臥龍藤と称されたらしい。
登山口 臥龍藤

午前10時、神社右手から山道に入る。
矢筈山登山道は、どのコースも急登が続く。
山道に入る はじめから急登

千磐神社を見下ろしながら登ると、植林帯となる。
もうこの時点で、汗でビッショリ。(^^ゞ
千磐神社を見下ろす 植林帯を登る

しばらく登ると、左手の展望が開けるが
これ以降は、樹林帯の中の登りとなる。
展望が開ける 急登が続く

登り始めて約20分。
ここで衣類調整の為、(^。^)y-.。o○タイムとする。
しばし休憩後、再び急坂を登って行く。
一服 再び急坂を登る

しばらく登ると、登山道はジグザグの急登となるが
要所要所に、階段が整備されている。

登り始めて約50分で、大岩に到着。
特に見る物もないので、通過する。
階段になる 大岩

しかしこのコースは登り一辺倒で、休まる場所がないよ。(^^ゞ
ひたすら我慢の登りが続く。
まだまだ紅葉がきれい 急登が続く

午前11時15分、やっと平坦な腰郭跡へ着く。
しかし、まだ半分しか登ってないよ〜。(^^ゞ
腰郭跡 あと1200m(やっと半分)

この先も登山道は、アップダウンを繰り返す。
途中の櫓台からは、少しだけ展望がある。
アップダウンが続く 櫓台

その後、小郭跡、城門跡と進む。
小郭跡 城門跡

城門跡から少し登ると郭跡へ着く。
ここから、やっと山頂が望めるようになる。
郭跡 山頂が見えてきた

郭跡からは一旦下る。
折角登ったのに、下るのは勿体ないよね〜。
こりゃ〜、復路が大変だ。
三重堀切を下る どんどん下る(^^ゞ

鞍部まで下ると、本丸跡(山頂)まで約600mの案内板がある。
この辺りの紅葉は、特に奇麗だ。
あと600m きれいな紅葉

さぁ、またまた登山道は登りになる。
でも今までの登りを考えると、短時間なので気分は楽だ。
あ〜そうそう、紅葉の写真も撮らないとね。
またまた登る ドンドン登る

やっと三の丸跡へ到着。
もうここまで登れば着いたのも同じだ。
な〜んてね、もうすでにヘロヘロ状態だよ。(^^ゞ
さぁ頑張って、二の丸跡へ登ろう。
三の丸跡 まだまだ登る

二の丸跡で、河井駅からの登山コースと合流する。
ここから山頂までは、もう一頑張りだ。
最後の急登を頑張ろ〜う。
二の丸跡 最後の急登

午前11時50分、やっと矢筈山山頂に着く。
しかし、このコースタイムは約65分となっているが
凄い健脚者じゃないと、絶対無理だと思う・・・けどね〜。

山頂は矢筈城(高山城)本丸跡だけあって、広くて良く整備されている。
眺望は後から楽しむ事にして、まずは昼食タイムとする。
今日のメニューは、チキンラーメンとおにぎり。
さすがにこの時期になると、温かいものが美味しいね〜。
矢筈山山頂 昼食タイム

食後はコーヒーを飲みながら、眺望を楽しむ。
山頂からは多少の低木はあるが、まさに360度のパノラマだ。

那岐山、滝山、爪ケ城や桜尾山、大ケ山、泉山の
岡山県の名山を見渡す事が出来る。(^_^)v
大ケ山方面 写真奥が
爪ケ城(左)と山形仙(右)

今日は雲ひとつ無い晴天に恵まれ、山頂はポカポカ陽気。
の〜んびり眺望を楽しめる。

約1時間30分ほど山頂で過ごしたが、他に登って来た登山者は
ご夫婦1組のみ。
こんないい天気の日に登らないのは、勿体ないよね〜。(^^ゞ
桜尾山方面 泉山方面

午後1時20分、名残惜しいが下山とする。(^^ゞ
下山は往路を下り、午後2時30分、無事登山口へと戻った。

 千磐神社 → 矢筈山:約1時間50分
 矢筈山 → 千磐神社:約1時間10分 合計:約3時間(休憩含む)

下山後は恒例の温泉へ向かう。
今日の温泉は、もてぎの里「あば温泉」へ。
入浴料¥500を払い、露天風呂へ。
常連さんにお聞きすると、残念ながら、かけ流しではないらしい。
でも加温した泉温はちょうど良く、のんびり浸かっていられる。
もてぎの里「あば温泉」 露天風呂

一杯かいた汗をスッキリ流し、午後4時、帰路に着く。
途中、道の駅「加茂川円城」でトイレ休憩を取り
午後6時30分、無事倉敷へと戻った。
今回の矢筈山、とってもいい山でしたよ。