伯耆大山に登ろう




「6合目から上は強烈な風が吹く」


2014年 1月 24日

今年は、月に一度は大山登山を実行する事を年頭に誓い、天候が安定し雪山登山が可能な日を今か・・いまか・・と待っていた。
ようやく、登山が可能と思われる気圧配置と成り、山仲間2人と午前3時に倉敷を出発し、国道180号線を新見市経由で伯耆町の溝口から舛水高原に上り大山寺の「南光河原駐車場」に6時過ぎに到着した。
 ※駐車料金:冬季(平日:500円 土日祭日:1000円)

〔南光河原駐車場〕

未だ暗い駐車場には数台の車が既に駐車しており、空きスペースに駐車しコンビニで購入した朝飯を食べ登山順備をしながら夜明けを待つ。

〔2合目辺り〕

7時を過ぎ、辺りが明るく成り始め、凍りついた登山道をアイゼンを装着しゆっくり登り始める。
登山道はトレースもはっきりしており、2合目辺りの木々は一昨日の雪が枝に積もり、素晴らしい雪景色が展開されている。
登山道はしっかり付いて居るが、粉雪状態の固まらない道でアイゼンも効かず歩き悪い。

〔5合目に到着〕

早朝から暗い中を登り下山してくる人に山頂付近の情報を聞くと、6合目から上は強烈な横風が吹き体感で20m/秒以上の風が吹き危険な為諦めて下山して居ると口々に言うので5合目まで登るが、荒れた中を危険を冒して登っても楽しく無いので仲間と相談し、本日の山頂を5合目として下山する事にした。

〔5合目の上〕

5合目は未だ、風は其れ程吹いていないが、写真は6合目を目指し登山を継続する登山者達。


〔三鈷峰の山並み〕

晴れた空に白い稜線を描く「三鈷峰」を見ながら、6合目から上の強風を思い浮かべ残念な思いが込みあがる。

〔南光河原より〕

9時30分駐車場に下山し、「モンベル大山店」前から山頂付近を見上げると、7合目付近の登山道は南西から吹き上げる強風で雪煙が「元谷」方向に白い帯を引き流れていて、強い風が吹いて居るのがはっきり判る。下山の判断は間違って居なかった様だ。
大山寺に昨年出来た、「火の神岳温泉」に行くが11時オープンまで1時間余り有り諦めて皆生温泉に行く。