「 沢山の登山者で賑わう山頂付近 」
2014年 2月 22日(土)〜23日(日)
週末の安定した気圧配置と成り、スキーと山登りを楽しむため、車内を車中泊装備に積替え、土曜日の午前9時に倉敷を出発し、国道180号から181号を走り、伯耆町溝口から「舛水高原スキー場」に向かう。
12時前にスキー場に到着し簡単な昼食を食べ滑り始める。
〔晴天の舛水高原スキー場}
晴れ渡った空に雪を戴いた大山の姿が写しだされる「舛水高原スキー場」。
(駐車場:無料)
午後のリフト券を購入(12:00〜17:00まで3000円)し待ち時間無しで5時間思う存分滑る事が出来た。
〔愛車で車中泊〕
後部シートの一部を取り外し、床面をフラットにし、車中泊装備とスキー&登山装備を積み込み、自炊して一夜の宿とする。
外気温度は−1℃であったが、登山用寝袋(モンベル:ダウン冬仕様)の中は快適そのもので有った。
特に今回は、車の電源で充電出来、交流100Vを使う事が出来る「12Vバッテリーパック」で「たける君」を使い、炊き立ての美味しいご飯をカレーライスとスープ&サラダで戴いた。
〔3合目を登る〕
朝4時に起床し、昨日購入したコンビニの「冷凍鍋焼きうどん」を炊いて朝食を戴き、5時「舛水高原スキー場」駐車場から大山寺「南光河原駐車場」に移動すると駐車スペースはほぼ満車状態で有った。
近県各地から冬の大山登山を楽しみに天候を伺って早朝から集まって来る人達だ。
辺りが薄明るくなる6時頃まで時間待ちと準備をしながら過ごし、6時30分登山を開始する。
〔4合目ブナの樹氷〕
ブナの枝には樹氷(空気中の水分が風と共にブナの枝に付着し氷となり成長した物)が朝日に写しだされ輝き綺麗な風景を展開していて、雪山登山の楽しみのひとつである。
今日は風も無く絶好の雪山登山と成りそうだ。
〔7合目を登る〕
表面が少し凍った登山道は、足を運ぶ度にアイゼンが「サク・サク・サク」ときしむ音を立て小気味良く聞こえる。
何時登っても、晴天の「冬の大山」の景色は西日本一の雪景色だ。
登りは苦しいが気持ち良く足を進める事が出来る。
〔山頂を目指す登山者〕
苦しい登りを克服し、最後の坂を山頂に心弾ませて登って行く。
〔頂上に到着〕
頂上に到着し、記念写真に万歳をする「倉敷のおじさん」
後方は雪庇が張り出す大山山頂「弥山」更に後方は大山最高峰「剣ヶ峯」
〔避難小屋は雪に埋もれる〕
山頂避難小屋は雪に埋もれ、2階の入口がようやく見える程度だ。
小屋の北側は雪が少なく、通常の入口から入り中で休憩する事が出来る。
〔山頂の登山者〕
山頂には多くの登山者やスノボーダー・スキーヤーが集まり、頂上を征服した喜びに浸り、思い思いに写真を撮っている。
〔大山北壁に積もる雪〕
凍ついた北壁に5人から10人のパティーで30人位のクライマーが取り付き、***尾根を登る姿が見えた。
〔長く伸びたエビのシッポ〕
強風で成長した、スノーモンスターが山頂付近の風の強さを強調している・
〔元谷から三鈷峰の雪景色〕
北壁下から元谷えん堤はスキー場の様ななだらかなゲレンデで気持ち良く滑れそうだ。
下山は、沢山の登山者で道が荒れた、夏山登山道ルートを下り、何時の様に皆生温泉のオーユーランドに行き温泉で寛ぎ疲れた体を癒してから帰る。
登り:3時間 下り:2時間