「 長い冬が終わり春を迎えた大山山頂 」
2014年 5月 24日(土)
5月の大山は、前日夕方「
下山キャンプ場」
に到着し
「車中泊」
をし、初日は大山寺から
「三鈷峰」
に登り下山後
「皆生温泉」
に行き温泉入浴と食材を購入し夕方到着する山仲間を焚火を焚きながら待つ。、到着した山仲間3人と食事をしながら懇談後、友人の別荘に宿泊した
「山ガール」
6人と合流し盛り上がる。翌日、大山の爽やかな朝をゆっくり楽しみ、山頂を目指す
「山ガール」
4人と共に8人のパーティーで
「山頂」
に向け登り始める。
〔平日でも車中泊が多い〕
「下山キャンプ場」
に到着してみると、テント場にテントを張る人(4張)、車中泊する人(4台)等、中々の賑わいを見せて居た。
早速、車の外にテーブルを広げ、途中新見市のJAスーパーで購入した
「千屋牛」
をステーキで美味しい夕食戴いた。
〔静けさの中大神山神社に登る〕
早朝の登山開始であり未だ人は動いて居ない、静寂の中青葉の茂る
「大神山神社」
の参道(石畳)を奥宮に向けて登る。
〔新緑が朝日に輝きまぶしい〕
「下宝珠越」
に登る登山道の木立に朝日が当たり下から見上げると
「緑のグラデーション」
が広がり、この時期ならではの光景が目にまぶしいく映る。
〔中宝珠越えから弥山を観る〕
新緑の向こうに残雪を残し崩落の進む
「大山北壁」
の姿が雄大に展開する。
一年に数回登る大山であるが北壁は崩落に寄り毎年姿を変えて居る。
〔ユートピア避難小屋上で記念撮影〕
「ユートピア避難小屋」
に入り少し早い昼食を戴き休憩をし、大山北壁をバックに最近改良した
「コンパクト一脚」
を設置し記念撮影をする。
北壁に溶け込む様にモデル立で気取って
「ポーズ」
を取る
「倉敷のおじさん」
。
〔今年の砂滑りはコンデションが良い〕
避難小屋から
「象ヶ鼻」
へ登り、横道を少し下り
「大砂滑り」
を山菜を採りながら下り、
「上宝珠越」
から
「砂滑り」
に降り砂滑りを楽しむ。
今年の砂滑りは砂も十分に有りコースも長く砂と共に下山する快適な
「砂滑り」
を楽しむ事が出来た。
2014年 5月 25日(日)
〔集団登山の始まり〕
肌に気持ちの良い
「ひんやり」
とした風を感じながら、大山の朝をコーヒーを飲み乍過ごし、昨夜キャンプファイヤーを一緒に楽しんだ
「山ガール」
達と登山口で待ち合わせ記念写真に納まり共に山頂に向けてゆっくり登り始める。
〔足取りも軽快に登る〕
之まで雪の積っていた登山道もすっかり雪も解け、
「山頂制覇」
に心弾ませ元気に登って行く。
最高齢79歳の山仲間は、1年振りの山登りに少し不安な様子であったが、普段のトレーニングの成果も有り歩くほどに体も馴染、1年のブランクを感じさせない歩きを見せた。
〔青空に向け青葉の木々が映える〕
3合目から5合目は西日本でも有数の
「ブナ」
の原生林が茂り、
「陽光」
に木々の緑が透き通り、この時期ならでは
「緑のグラデーション」
が広がる。
爽やかな風を感じ、時折り小休止を取りながら
「一歩・一歩」
足取りを進め山頂を目指す。
〔満開に咲くイワカガミの群落〕
大山の春の花
「イワカガミ」
が葉に日差しを受け
「キラ・キラ」
光りながら山肌一面に咲く。
(イワカガミは高山に自生し丸い葉の表面に光沢が有る事から名付られた)
〔雪も無く成った山頂台地の木道〕
8合目を通過し
「山頂台地」
まで登ると、国指定の特別記念物
「大山キャラボク」
の群落が深い緑のジュータンを引いた様に広がって居る。
木道を歩く足取りも
「山頂」
を目前にし少しづつ急ぎ足に成って行く。
〔山頂到着を祝い記念写真に納まる〕
全員が
「山頂碑」
に集まり苦しかった登りの時間を忘れ写真に納まる。
其々が
「自分の目標」
を達成しした、清々しい笑顔が印象的だ。
〔楽しい山鍋の時間〕
山登りの楽しみは
「頂上制覇」
だけでは無い。
小父さん達は、徐にザックから鍋やバーナーを取り出し思い思いのメニューで調理始める。
流石の手捌きに同行の
「山ガール」
達は驚きの顔を見せるが、
「大学生の山ガール」
に出来た料理を自慢そうに勧め、自分達に廻って来ないのが不足そうだあった。
(歳を取った小父さんも若い女性が好きなのでは・・・?)
〔元谷避難小屋下から北壁を眺める〕
下山は6合目避難小屋下から、
「行者谷ルート」
を歩く事に成り
「ブナ」
の大木に広がる新緑の中を急な
「丸太の階段」
を足元に注意しながら下山する。
「元谷」
に下山し
「元谷避難小屋」
下から激しい崩落が進む
「大山北壁」
を眺め、山頂を制覇した感動が思わず蘇って来る。
〔大神山神社の石畳〕
元谷から遊歩道を
「大神山神社」
に下り、無事下山出来た事に感謝の参拝を済ませ暫く休憩を取る。
神社の境内は旅行会社の
「新緑散策ツワー」
の一団がひしめき何時もの静寂は無かった。
大山寺に続く日本一長い(約700m)
「石畳の参道」
(自然石)を歩く。(少し歩き難いが僧兵もその時代歩いた路)
〔大山寺下の参道〕
大山寺の鐘の音を聞きながら多くの観光客の間を歩き、昨年出来た
「大山 火の神岳温泉 豪円湯院」
の駐車場横の店で疲労回復の特効薬
「ソフトクリーム」
で糖分を補給し下山キャンプ場駐車場に帰る。(温泉に行く時はここに駐車出来る)