だいせん ゆきやま とざん
2012年02月05日 大山雪山登山 1710m

(鳥取県:大山町)

大山の雪景色を楽しみに1月に入り天気予報を気にしながら頂上アタック決行の時を待っていた。

中国地方が高気圧の真ん中に入る天気予報が久々に出たので前日急遽支度をし、早朝の4時に家を出発して倉敷ICから米子道溝口ICまで高速道を走り大山寺に6時に到着した。

南光河原駐車場(1日1000円)は残り3台位のスペースしか無くなっており、夜中に来た人の多さに驚きながら何とか駐車する事が出来た。

今年は、雪の多く積もった昨年より更に積雪量が多く、夏山登山口の標柱は深く雪に埋もれ、入り口は2m以上の階段と成っていた。

周辺が明るく成るのを準備をしながら時間待ちし7時に登山を開始する。
2合目付近を登る男性3名女性1名のパーティー

この所、連日降り積もった雪は40cm位の一人がやっと歩ける深い溝状の道が出来おり楽に歩く事が出来た。

ラッセルされた方に感謝!!
3合目当たりまで登ると朝日が雪化粧をしたブナの向こうから射し始め、雪山登山の感動の瞬間を迎える。

ブナの向こうに、朝日の昇るタイミングに合わせ何時も登山開始時刻を7時に設定している。

青空のバックスクリーンに朝日に輝く雪を抱いた木々は見る者皆に感動を与える光景だ。
6合目の避難小屋は雪に埋もれ、何処が避難小屋か分らない状態だ。

6合目を過ぎると15名位の先行の集団に追い付き、南壁から吹き上げる冷たい風(−7℃)に頬を引きつらせながら半ば凍り付いた道をアイゼンを付け、足元を一歩いっぽ確認しながら登る。
ピッケルの先端に取り付けた自作のスノーリングと友人に戴き毎年重宝している10本爪のアイゼンを装着
7合目から下を見下ろすと、次々と登って来る登山者がザックを降ろし休憩をしている。

スキーやスノーボードを背負い沢滑りの為に登る若者も多く居た。
頂上を見上げると空は青く晴れ渡り、雲も無く待ちに待った天候を選んで来た甲斐が有った。

カメラ用の大きな三脚を背負い登る壮年の登山者の後姿
完全装備をし頂上を目指す女性の単独登山者
スノーシューを履き背中にスノーボードを背負いグループで登る若者達
登り始めて2時間40分背中に汗を掻きながらやっと頂上に到着する。 「倉敷のおじさん」

背景の頂が最高峰の剣が峰(1729m)
避難小屋入口は3m位掘り下げた2階の入り口から入る
真っ暗な避難小屋1階に降り、ヘッドランプの明かりでバーナーを炊き、暖かい昼食とホットウイスキーで冷えた体を温める

今日のメニューは「焼き豚と沢山のねぎ」を入れた「マルタイ棒ラーメン+姫の餅2個」
1時間ばかり食事をしながら休憩を取り、体を温め11時30分に下山を開始する。

次々と頂上を目指す登山者が登って来る。

13時30分無事南河原駐車場に下山する。

    登り:2時間40分  下り:2時間