ひ つ が せ ん 
2005.4.14 櫃 ヶ 山 953m
  (岡山県:真庭市・湯原)  


櫃ヶ山を足温泉方向から見る

コースタイム
櫃ヶ山登山口〜(1:00)〜天狗の森分岐(1:00)〜櫃ヶ山頂上
櫃ヶ山頂上(1:00)〜竜頭の滝(:30)〜櫃ヶ山登山口
何時もの山仲間と今回は真庭市の櫃ヶ山に登る。米子道の湯原ICを降り3km位下った久能と言う所に登山口が有り、10台程度の駐車スペースが有るがトイレは無い。

正面が駐車スペース 舗装道路から登山道へ入る 畑の横から櫃ヶ山を見上げる
旭川沿いに有る駐車場から舗装された道を登山口に向けて坂を登り、櫃ヶ山の案内看板に従い右に進むと谷川を渡り畑の中を歩く。ここから、櫃ヶ山の全容が見える。
冬枯れの雑木林 山柳の新芽が膨らむ 天狗の森分岐に到着
昔、畑を作っていたと思われる場所を通過すると雑木林に入り尾根に向かって登る。新緑には未だ早いが山柳の新芽が膨らみ、もう少しすれば花を付けそうだ。6合目からは急な直線の登りが始まり、歩く速度が遅くなる。8合目まで登ると頂上に向かう道と天狗の森に行く道に分かれるが、原生林が残る天狗の森は是非歩いてみたい所だ。今回もこのコースを歩く。
天狗の森は原生林(桂の大木がある) 延齢草(北海道大学のシンボル) 天狗の森で樹木お勉強
少し遠回りになるが、天狗の森の原生林でマイナスイオンのシャワーを浴びて気分をリフレッシュする。この一帯は、岡山の山には珍しい苔むした一帯であり、気候的に霧や雨の多い所の様だ。苔の一帯の傍に、大きな葉の真ん中に花を付ける延齢草(エンレイソウ=北海道大学のシンボルマークに使われている)が丁度見頃と咲いていた。
苔むした原生林 山頂より湯原ICを見下ろす 誰も居ない頂上に到着
天狗の森を通過し再び尾根路の階段を登ると頂上に到着する。365度を見渡す事が出来、天気さえ良ければ素晴らしい展望を楽しむ事が出来る。1時間ばかり、お昼ご飯を食べ休憩をした後、下山する事にした。
昼食を済ませ下山開始 山頂から伯耆大山を眺める 竜頭の滝下山分岐
下山ルートは、櫃ヶ山より星山に縦走する尾根道を少し歩き、新しく下山路が整備された「竜頭の滝」コースを下山する。急傾斜の路は足元が不安定で歩き難いが、道幅も確保されており注意しながら歩く。

登山口の集落から星山「神庭の滝」に向う林道を横切り、谷を道なりに下山すると「竜頭の滝」に降りる。水量は少ないが、神様を祀った雰囲気の有る滝を見る事が出来た。竜頭の滝から更に下山すると、麓の集落に出て、国道313号線を旭川沿いに1km位遡ると登山口の駐車場に到着する。