かいこまがたけ・せんじょうがたけ
2012年 8月3 日〜
    8月6日
甲斐駒ケ岳
仙丈ケ岳

長野県:伊那市

山梨県:北杜市
南アルプス市

南アルプスの名峰 「甲斐駒ケ岳」

工  程

1日目
倉敷市内〜倉敷IC〜山陽道〜中国道〜名神〜小牧JCT〜中央道〜伊那IC〜高遠〜仙流荘バス停〜(路線バス)〜北沢峠〜北沢駒仙キャンプ場 (テント泊)

2日目
キャンプ場〜仙水小屋〜仙水峠〜駒津峰〜駒ケ岳山頂〜駒津峰〜双子山〜長衛荘〜北沢駒仙キャンプ場 (テント泊)

3日目
キャンプ場〜大滝の頭〜小千丈ヶ岳〜仙丈ケ岳山頂〜千丈小屋〜馬の背ヒュッテ〜大滝の頭〜北沢駒仙キャンプ場 (テント泊)

4日目
キャンプ場〜北沢峠(路線バス)〜仙流荘バス停〜高遠〜伊那IC〜中央道〜小牧JCT〜名神〜中国道〜山陽道〜倉敷IC〜倉敷市内

2010年「北岳」に登った時、北沢駒仙小屋キャンプ場をベースに南アルプスの名峰「甲斐駒ケ岳」・「仙丈ケ岳」にテント泊で登るプランを考えていたが、2012年夏山山行を年初め「甲斐駒ケ岳」「仙丈ケ岳」とし3泊4日メンバー8人のテント泊登山の計画を詰めた。
倉敷を早朝3時30分に出発し(高速道路ETC深夜割引を利用)中央道「伊那IC」で降り、「高遠」経由で長野側入り口の「仙流荘駐車場」(無料)に車を止め、仙流荘から南アルプス林道バスで約1時間、標高2030mの「北沢峠」に到着する。

仙流荘よりバスで北沢峠へ 「歌宿」より「鋸岳」を望む 北沢駒仙小屋キャンプ場
仙流荘バス停で少し早いお昼ご飯を食べる予定で居たが、食堂が閉まって居り、お昼ご飯を食べる事が出来なかった。11時20分のマイクバスに我々4人と男性客1人の5人を乗せ、曲がりくねった急勾配の道を登り「歌宿」では晴れ渡った青空に「鋸岳」のVの字が鮮やかに浮かび上がる。約1時間バスは走り「北沢峠」(2030m)に到着する。
北沢峠から重い荷物を背負い約10分歩いて「北沢駒仙小屋(立替中)キャンプ場」に到着するが、夏休み中で有り既に多くのテントが並び条件の良さそうな場所は見当たらない。2段のテント場の下段中央付近に4張り分のスペース見つけてテントを広げる。
彼方に「富士山」を眺める 甲斐駒山頂は未だ遠い 南西方向に北岳・間ノ岳
2日目朝、簡単な食事を済ませ、6時30分キャンプ場を後に「甲斐駒ケ岳」登山を開始する。
キャンプ場から川沿いの登山道を「仙水小屋」に向け林の中を歩き、更に左斜面に大きな石の積み重なった壁を見ながら、約1時間で「仙水峠」(2264m)に登る。仙水峠から南に「富士山」南西に「北岳」「間ノ岳」を眺めながら「駒津峰」を経由し「甲斐駒ケ岳」(2967m)山頂を目指す。
頂上付近は花崗岩の白い肌 三角点(2967m)にタッチ 南西方向に仙丈ケ岳のカール
甲斐駒ケ岳山頂部は「花崗岩」の岩と砕けた白い砂が広がり、空の青と砂の白の中に緑色低木が所何処に有り、「魔利支天」付近は「甲斐駒」ならでは風景であった。
11時山頂を征服し、早い昼食を食べ乍、明日昇る予定の「千丈ヶ岳」のカールを眺める。
北西方向に「北アルプス連邦」 無事山頂を征服 北沢峠付近の開拓者
遥か雲の向こう北西に北アルプスの山並みが連なり、360度「北アルプス」「南アルプス」「中央アルプス」を見渡す事が出来た。
山頂から「駒津峰」を経由し「双児山」(2649m)を下り北沢峠の「長衛荘」で休憩を取りテントに戻り、メンバー全員が集まり夜が更けるまで話に花が咲く。
仙丈ケ岳に向け登る 千丈カール(氷河の跡) 見下ろすとキャンプ場が
3日目も天候に恵まれ、テント場から2合目合流点に向け「仙丈ケ岳」(3033m)登山に出発する。
「馬の背」からの合流点「大滝の頭」まで林の中の尾根道を登り、見下ろすと我々のキャンプ地が小さく見える。少し登ると森林限界を過ぎ「ハイマツ」等の低木が茂り、空の青と緑が際立って綺麗な景色を見せる。。
抜ける様な青い空を登る 昨日登った甲斐駒ケ岳を眺める 三角点(3033m)にタッチ
抜ける様な青い空を目指しいっぽ一歩カールの淵を登り10時30分山頂に到着する。
昨日征服した「甲斐駒ケ岳」の雄大な全容をパノラマで見渡すことが出来感動しながら、三角点にタッチする。
仙丈ケ岳を征服 千丈小屋で休息 アルプス林間バスで帰る
北アルプスまで360度見渡せる素晴らしい展望を記憶に留め「千丈小屋」に下り、冷えたビールで無事登頂を記念し乾杯する。(冷えたスイカもおいしそう!)千丈小屋で十分休憩を取った後、「馬の背ヒュッテ」「千丈藪沢小屋」を通り、「大滝の頭」から北沢峠に下山する。
2日間に渡る登山も天候に恵まれ南アルプスの素晴らしい展望を思う存分満喫し、3泊のテント泊も雨にも合わず快適に過ごす事が出来た。
4日目は仙流荘までバスで戻り「高遠」経由で伊那ICより高速道に乗り、夕方倉敷に帰る。