けなしやま  ・  しろうまやま
平成21年 1月 26日 毛無山・白馬山  1218mm
(岡山県:新庄村)


田浪集落から雪の毛無山を望む

ルートMap

ルート

田浪(山の家)登山口〜9合目避難小屋(昼食)〜毛無山山頂〜カタクリ広場〜白馬山山頂〜田浪(山の家)登山口

               登り:2時間30分  縦走下り:2時間15分

ネットでスノーシューを購入し、数年振りの雪山登山に「新庄村・毛無山」を選び、天候と相談しながら、知人のUさんと登って来た。

前日は雪がちらつく天候で有ったが、当日は朝から晴れ間が見え素晴らしい「大山」の景色を期待した。

道路の雪は、新庄村の道の駅付近から路面に積雪が有ったが車で走るには問題は無かった。
田浪(山の家)駐車場登山準備 (Uさん) 登山口で記念撮影 林道分岐でアイゼンを着装 (Uさん)
田浪(山の家)駐車場は除雪された後に昨夜の新雪が10cm位積っているが駐車スペースは平日でも有り十分であった。早速、登山準備をし登山届けを記入投函して歩き始める。登山口の標柱で記念の写真を撮るが山は雪が多そうだ。登山道は前日が日曜日で有り、多くの登山者が登った様子で十分踏み固められれいた。林道分岐を過ぎると登りの傾斜がきつくなり、アイゼンを装着すると足元も楽になり登り易くなった。
5合目から積雪が多くなる 前日の踏み跡をたどりながら登る 9合目避難小屋は雪の中
3合目過ぎから、木々の枝に風で運ばれた雪が付着し雪山らしい風景画展開されるようになった。前日の踏み跡を辿りながら登って行くが、7合目過ぎ位から次第に雪の量が多くなり踏み跡も途切れとぎれとなり赤テープのマーキングを探しながら登る。9合目のぶな林は木々の枝に氷が付き一面の綺麗な樹氷見られた。
避難小屋で温かい昼食を戴く 白馬山への尾根は積雪が多い 白馬山山頂に到着
9合目の避難小屋に到着し昼食休憩を取る。小屋は壁の下に隙間があり中まで雪は入って居るが風除けになり、温かい鍋料理と食後のコーヒーを戴き十分休憩する事が出来た。休憩の後山頂に登るが低く垂れ込めた雲で大山は展望出来ない、気温は−5℃で風も強く手袋を外した手がジンジンと痺(シビ)れる。毛無山山頂からアイゼンをスノーシューに履き替え尾根の深い新雪の中をカタクリ広場経由で眼下に広がる新庄村の集落を眺めながら白馬山に向けて気持ちよく縦走する。

白馬山から下山ルートは傾斜がきつく足元を取られスノーシューは少々歩き難い。(カンジキが楽に歩けそうだが今回は持参なし)数回尻餅を着きながら雪で枝が垂れ進み難いコースを無事登山口に下山した。

降雪も風も殆ど無く大山は展望出来なかったが素晴らしい雪山登山となった。