け なし やま   と ざん
ひろしま県民の森 毛無山 登山
   平成18年10月24日   1955m
    (広島県:庄原市)


けんみんの森登山マップ

登山ルート
公園センター〜毛無山〜出雲峠〜避難小屋(昼食)〜公園センター   (3時間)
紅葉の綺麗な時期になり、何時もの山仲間と「ひろしま県民の森」の「毛無山・烏帽子山・比婆山(御陵)に登るべく快晴の倉敷を出掛けたが、中国自動車道の東城ICを降りる頃から小雨が落ちだし、「けんみんの森」に着いた時は横殴りの風が吹き雨が降る大荒れの天気となった。

公園センターのロビーには紅葉見物のお客様が数名いたが、呆れ返った顔を横目で見ながら片隅で雨支度を済ませ山に向かう事にする。
公園センターで雨支度 雨具を着込み出発 毛無山山頂に到着
公園センターの片隅を借りリュックの中身をナイロン袋に収めて雨対策を行い、雨具を着込み支度をして外に出てみると依然として雨脚は衰えていないが元気良く歩き始める。谷間から斜面に入り風裏のせいか風を余り感じなくなった。道幅も広く落ち葉の積もる登山道を1時間程登り毛無山の頂上に登る。
毛無山と銘々されている通り、頂上付近に立ち木は無く北から吹く強風がまともに通り過ぎようやく立って居られる程度であり記念写真もそこそこに出雲峠に向けて下山する。
毛無山から出雲峠に下る 雨は一向に降り止まない 出雲峠のトイレ
毛無山から出雲峠に下る道には冬の到来を感じた気の早い木々の落ち葉が絨毯となり一面に積もっている。降り止まぬ雨の中を出雲峠に下り急いで避難小屋に入りお昼ご飯には少し早い時間では有ったがバーナーを組立て食事の準備をする。
避難小屋で昼食 温かい「鍋焼きうどん」が美味しい 昼食を終えて下山開始
避難小屋で雨風をしのぎながら温かい「鍋焼きうどん」を炊き、冷えた体を温め、しばしの休憩を取るが雨脚は一向に治まる気配が無い。烏帽子山・比婆山に登る予定を変更しここから公園センターに下る事を決め避難小屋を出る。
楓の林を下る 雨もまた楽し! 紅葉のじゅうたん
出雲峠からの木立の中は風も治まり雨脚も小降りとなり、登山道には一面に積もった真新しい落ち葉が一面に引き詰められており、落ち葉の絨毯の上を気持ち良く歩く事が出来た。。
紅葉のじゅうたんの上で休憩 公園センターに下山 案内板でコースを振り返る
この所、悪天候の登山が多く、雨の登山にも幾分慣れては居たが、今回は風が強く大変で有った。予定を一部変更し、我々のグループだけが独占した紅葉の「毛無山登山」を楽しみ無事公園センターに到着した。
公園センターで装備を解き温かいお風呂(400円)に入り、「ひろしま県民の森」特性のソフトクリームで糖分を補給し、疲れた体を癒しながら高速道を東城ICから北房JC経由で無事倉敷に帰る。