きのじょう しゅうへん やまあるき
2006.02.26 鬼ノ城周辺山歩き
(岡山県:総社市)

鬼ノ城山散策Map


コースタイム

砂川公園〜30〜経山分岐〜55〜林道出合〜15〜林道分岐〜30〜(鬼ノ城西縦走路)犬墓山分岐〜20〜犬墓山〜10〜鬼ノ城ビジターセンター(昼食)〜20〜経山〜35〜経山分岐〜15〜砂川公園

                登り 2時間30分    下り 1時間

鬼ノ城は、古代の正規の歴史書には登場しないが、後世の文献である鬼ノ城縁起などにでてくる。それによると「異国の鬼神が吉備国にやって来た、彼は百済の王子で名を温羅(うら)という。彼はやがて備中国の新山(にいやま)に居城を構え、しばしば西国から都へ送る物資を奪ったり,婦女子を掠奪したので、人々は恐れおののいて「鬼ノ城」と呼び、都へ行ってその暴状を訴えた・・・」。これが、一般に温羅伝承と呼ばれる説話で、地名もこれに由来している。
 ・・・・・・・・・総社市HPより

山登りの友人から鬼ノ城周辺の登山Mapを戴き、今、このコースに「阿哲マンサク」が咲く場所が有り、丁度見頃を向えていると言う情報から歩いて来た。

砂川公園第7駐車場に車を止める 左に歩き「砂川の森公園」に向う 舗装道路から遊歩道に入る
総社市の砂川公園最上部第7駐車場まで車で行き、身支度を整え北へ向け歩き始める。100m位歩くと三叉路となり左側の「砂川の森公園」に至るコースを進む。舗装道路から途中右に遊歩道に入りなだらかな坂道を歩く事が出来る。
砂川の森公園最北部 舗装道路終点から遊歩道を山道に入る 沢を渡り遊歩道を登る
遊歩道から舗装道路に戻り、公園を左に見ながら更に歩くと舗装道路が終わるのでここから山道に入る。谷をみちなり進み沢を2ヶ所渡りる。「総社ふるさと自然のみち」として良く整備されていて歩き易い。
経山城跡分岐(右→至経山) 送電線巡視路を道なりに登る 尾根まで登ると展望が開ける(総社市街)
駐車場から1.5km位歩くと遊歩道終わりの標識が有る。ここを右に山へ登ると「経山」に登る事が出来るが、今回は直進し「鬼ノ城西縦走路」に向う。ここからは送電線の巡視路で登山道は急登となり案内標識は少ない(鉄塔に行く道に注意!)。尾根筋まで登ると眼下に総社市街が一望出来る。
岩場を越え更に登る 林道の送電線の下を通過する 林道(ジャリ道)から山道に入る
岩場を過ぎヤマモモの木が沢山自生している場所まで登れば登りもあと少しとなる。尾根を送電線に沿って歩き、谷に向って下りとなり、井風呂川公園から槙谷に至る林道(ジャリ道)に出る。林道を15分位登り送電線の下を通過した上部から右へ送電線巡視路(鬼ノ城西縦走路)に入り登りとなる。
歩き易い鬼ノ城西縦走路(鉄塔巡視路) 犬墓山(右に登りビジターセンターへ) 犬墓山からの展望(ベンチ有り)
巡視路を道なりに登ると、岩屋観音院に続く「総社ふるさと自然のみち」に出る。馬頭観音の案内標識が最初に有るので下り側の犬墓山に向け尾根道を20分位下ると展望の良い犬墓山に到着する。木製のベンチも有り景色を眺めながらお昼ご飯を食べるには最適な場所だ。
犬墓山から鬼ノ城西門を展望 階段を下りて鬼ノ城ビジターセンターへ 左(駐車場) 右(ビジターセンター)
犬墓山からビジターセンターに向け10分位下ると、木製の階段が有り正面左に大きな駐車場が有る「鬼ノ城ビジターセンター(ウオーキングセンター)」に着く。屋内外に椅子とテーブルが有り持参した物を休憩しながら食べる事が出来、ガスバーナーで餅入りラーメンを炊いて昼食を取った。
ビジターセンターから山道を下る 左に山へ登り(経山分岐) 経山へ10分(経山は展望が良い)
食事を取り休憩をした後、経山に向けビジターセンター裏の山道を休耕田沿いに下る。新山の集落からは舗装道路を少し歩き集落が終わった所から経山に向けて遊歩道を登る。
調査中の経山城跡 経山頂上から鬼ノ城西門を展望 経山山頂から総社市・倉敷市を展望
経山は古代の山城が有った山で石垣や礎石が残っているが、林を切り開いた状態で座る所もないがここからの展望は良い。経山から来た道を引き返して急坂を下り、朝、登って来た砂川の森公園からの遊歩道を下り無事砂川公園に到着した。
注) お断り!

   今回の登山は「阿哲マンサク」の開花を見に山に入りましたが、このページではこのままそっ
   と咲き続けてくれる事を願い場所を明らかにしませんでした。